アムステルダムというと、中学生のころに読んだ「アンネ・フランクの日記」を思い出す。
日記に綴られるユダヤ人に対しての迫害、隠れ家での生活、親との衝突、
日々の生活の中での喜び、恋愛・・・
時には同調し同世代の自分の影を重なり合わせたり、同じ年なのに表現豊かな彼女の文章に
感心させられたり、一方で同じ世代の女の子が「ユダヤ人」というだけで
どうしてここまでされなければならないのかと真剣に悩んだ覚えがある。
アムステルダムの地図を見るとわかるように、街は中央駅を
運河で取り囲むような地形をしている。
もともと小さな漁村だったこの土地、13世紀にアムステル川河口にダムを築いたと言われ、
アムステルのダムからアムステルダムと名前が付いたのだそう。
ホテルはトラムの停留所も目の前というけれど、母と一緒にスーツケースを持って
トラムに乗るのはちょっと厳しいかな~ということでタクシーでホテルに向かうことにした。
いよいよクルーズも終わり下船を迎える。
下船に関しては、数日前にキャビンに書類が届き必要事項を記入してレセプションへ提出する。
希望下船時間 (早めの時間、普通、遅めの時間から選択)
下船後の予定 (フライトの便名、時間 及び宿泊者はホテル名)
7月2日はクルーズ最終日、そしてこの日は航海日。
お天気はあいにくの曇り空、気温も15度と肌寒い。
朝起きると炎症を起こしている部分の腫れが酷く、熱もまだ37度5分ほどある。
下船後、まだ1週間旅行が残っているため、午前中は大事を取って部屋でゆっくり休むことにした。
そのおかげで、下船説明会&Crew Farewel Ceremonyに参加できなかったけど仕方がない。(涙)