ずっと体調が悪かった私も、最後のディナーだけはメインダイニングで取ることにした。
今回は初日と2日目だけしかメインダインニングで食事をとらず、あとはリドかルームサービス。
ダイニング入り口では、ダイニングマネージャーとヘッドチーフが
「おお!やっとダイニングルームにお出ましだね。体調が悪かったんだって?」
と体を気遣ってくれ、ダイニングマネージャーが席までエスコート。
毎回、ヘットチーフかマネージャーがエスコートだなんて、初めての経験だ!
ホーランドアメリカのクルーズでの最後のディナーといえばMaster Chef's Dinner。
メインダインニングでの食事の際に、ダイニング・スチュワードたちが、歌と踊りで
ゲストたちを楽しませてくれる最後の晩餐だ。
とりあえず、Master Chef's Dinner をご存じない方はこちらのビデオをご覧ください。
(2009年のVeendamでのMaster Chef's Dinnerの様子を編集しました)
実はこのクルーたちのパフォーマンスに対してリピーターの中でも賛否両論あり、
クルーズ関連のフォーラムサイト Cruise Critic でもよく議論になっている。
このパフォーマンスが不評な理由は
- 騒がしくてゆっくり食事ができない
- スチュワードがパフォーマンスをしてしまっているために、給仕がおろそかになる
- パフォーマンスのためにこの日だけは食事時間が決められてしまう
(オープンシーティングの人の意見) - 食事時間が長くなってしまう
- 見飽きた
こんな感じの様子。
確かにこの日だけは、Open Seatingの人も食事の時間が決められ、
パフォーマンスの区切りに給仕が行われるために、食事を早く済ませたい人には不都合。
またこの日のメニューは限定されている。
・・・と、こんな理由でリピーターの中には、Master Chef's Dinnerの日は敢えて
メインダインニングには行かずにスペシャリティ・レストランやリドへ行く人もいる。
もちろんみんなに不評ってワケでもなくこれが大好きな人もいるし、私も結構楽しみだったりする。
で、このMaster Chef's Dinnerなんだけど、上記のように不評だって理由なのか、
今回のクルーズではクルーたちによる歌とダンスのパフォーマンスはなく、
ディナーの最後にクルーがインドネシアの歌を歌い、ナプキンを振り回して
階段に並んで・・・
ご挨拶・・・
あらら??なんだか寂しい・・・
メインダイニングに集まったお客さんも、Master Chef's Dinnerということで、
手にはビデオやカメラを持っている人もたくさんいたのに、なんだか拍子抜け~~。
Cruise Critic の掲示板によると、全ての船ではないけれど一部の船で今回と同様に
Master Chef's Dinnerのパフォーマンスがなくなっているという。
徐々に廃止になってしまうのだろうか?
確かに2008年に初めて見たMaster Chef's Dinnerから、徐々に規模が縮小しているし
以前はベイクドアラスカのパレードも、アイスに花火を付けてのパレードだったけど
安全上の理由も含めて、花火は廃止されケミカルライトに変えられパレート。
今回はそれさえもなし・・・ ちょっと残念。
なんだか拍子抜け気分で食事を終えて出口に向かうと、ヘッドチーフが
「次はどの船で会えるかな?また会えるのを楽しみしてるからね~」
とお別れのハグ。
窓の水滴が汚いけど・・・ 夜11時過ぎに見た夕日。 |
食後にショーを見た後、お部屋に戻って荷造り。
荷造りをしてスーツケースを廊下に出した途端になんだか現実に引き戻される。
いよいよクルーズも終わりかぁ~~。
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