アメリカを代表する女性画家、動物の骨や風景、花などをかなり抽象的に描く画家として有名なジョージア・オキーフ。花を中心に描きNYで活動をしていた彼女は晩年人から解き放たれた自由を求めて、サンタフェから100キロほど離れた街、アビキューへ移住し、晩年の40年間をそこで過ごした。
アビキューに移ってからの彼女の作品の雰囲気も風景がや動物の骨といった作品へ徐々に変化していく。そんな彼女が愛した世界をこの目で見ようと、この日はアビキューまで車を走らせることにした。
フリーウェイでサンタフェを出発、フリーウェイから見える景色はサンタフェ、
アルバカーキ辺りを走っている風景と何ら変わりのないもの。
次第にはるか先に荒野らしきものが見えるが、まだまだ先は通そうだ。
都会での100キロの距離は車で走らせても大したことがないが、
あまり風景が変わらないところでの100キロは異様に遠く感じる。
タオスからの帰り道、Hideoは「もう一か所、ちょっと遠回りになるけれど寄るべきところがある」
そう言ってHideoは車を走らせる。
どこに行くのか聞いてみると ロス・アラモスだという。
ロス・アラモスなんて言われても、教養のないコヨーテじゃどこの土地のことで、
どんな場所かもわからない。
タオス・プエブロを後にした私たちはちょっとだけタオス市内を散策。
といっても小雨がぱらつき初め、駆け足での散策。
なんとも心地が良い。
妙に落ち着き気持ちが癒される。
そしてまたなんだか不思議なエネルギーのようなものが湧いてくるニューメキシコ。
これがパワースポットと言われる理由なのだろうか?
◆ スピリチュアルな旅 南西部(May. 2005)
USA - New Mexico
エンターテイメント/芸術
14. フランス人の自称Hideoとタオスへ
火曜日, 5月 03, 2005CoyoteOffice Depotで声をかけられた見知らぬ人、
自称 英雄(本名 Addil) とタオスに行くことになった私。
彼を警戒していたのも、車の中で10分も喋れば彼が
本当に厚意でもてなしていくれているのを感じた。
道中は自分がフランス人の白人の父親とマサイ族出身の母親という
珍しい組み合わせのフランス人だとか、何でも自分のことを面白おかしく話す
無邪気な少年という感じ。
タオス界隈に着くと念の為にと観光局に寄って周辺の情報をゲット。意外に慎重派の様子。
まず彼が連れて行ってくれたのは・・・
ここは Rio Grande Gorge Bridge といって 高さが200メールの橋でアメリカで5番目に高い橋だそう。
アルバカーキからサンタフェに戻り、ホテルでPCにつなぐLANケーブルを忘れたことを思い出し、
先日日本人女性と共に食事をしたモールに出向いた。
そこにはOffice Depotがあり、ここならLANケーブルも手にはいるだろう。
買物するものがなくても、スーパー、ドラッグストア、Best Buyのような電気屋から、
こういったOffice Depotをうろつくのが大好きな私。
すっかり街&お土産散策で食事をするのを忘れていた私。
時間も2時をすぎ、街のレストランは殆ど休憩に入ってしまっていた。