海外に出かけると気にしなくてはならないのが時差。
訪問先の時間を合わせるのはどのタイミングにするか、時差をまたぐような周遊の旅をする際には
いつ合わせるのか。
空港で飛行機を待っている間から時計を合わせる人、飛行機に乗ってから現地時間をセットする人、
現地に着いてから変更する人、人それぞれかと思う。
今回のクルーズは北米・東海岸のクルーズ。
上記の地図の○が付いた部分を航行する際に時差をまたぐことになる。
(地図はクリックで大きくなります)
コース上でいえば、ケベック州からプリンスエドワード島に向かう際にEastern Time(東部標準時)から
Atlantic Time(大西洋標準時)で1時間進み、ノバスコシア州からアメリカのメイン州に入る際には
また東部標準時に戻さなければならない。
クルーズ船では朝、朝食から戻ってくると綺麗にベッドメイクがされており、
夜はディナーから戻るとターンダウンが行われている。
そしてターンダウンされたベッドの上で毎日写真のようにタオルで作られた動物が帰りを待ってくれています。
これがクルーズ名物のタオルアート。キャビンスチュワートが毎晩各キャビンのゲストのために
作ってくれ、毎日部屋に戻るのが楽しみになります。
この写真は犬のようです。目の部分はチョコレートが挟んであります。
私たちの部屋に毎晩置かれていたタオルアートの写真と、航海日にデッキで紹介されていたタオルアートの写真をまとめてみました。
(図はクリックで大きくなります)
ローワープロムナードはスタンダード・キャビンのフロア。
キャビンの広さはどの部屋もほぼ同じ。ただ部屋の配置によって、
窓があっても障害物があったり、窓付きのキャビンでもバスタブがなかったり、
少し広めのお部屋はソファがベッドになったり、あるいは2段ベッドもあって
4人使用が可能だったりもします。
また車椅子の人でも使用しやすいように広めに設計、そしてバリアフリーのお部屋などもあります。
そしてこちらのフロアで紹介したいのはこちら・・・
客室をぐるっと取り囲むのはデッキ。
寒いエリアの航行中でもデッキチェアに置かれたブランケットを羽織って寛いだり、
船が南下するにつれ日光浴をする人も増えてきます。
(図はクリックで大きくなります)
7階に位置するプロムナードデッキ、こちらも8階のアッパー・プロムナードと同様に
共有施設が揃っているフロア。こちらは大小様々な大きさのお部屋があり、
船内でのイベントの会場として利用されたりする。
吹き抜けのアトリウムのそばにはレセプション。ホテルのフロントの役割。
日本語が通じなくても、片言の英語でも丁寧に対応してくれます。
ちょっとでも不安があればフロントに出向いて確認を取れば安心。
フロント横には寄港地で催行されるツアーデスクなどがあります。
(図はクリックで大きくなります)
8階はアッパー・プロムナードと呼ばれるフロア。
共有施設が揃うフロアで、船内の一番華やかな場所。
この船の顔のような存在であるアトリウムは6階から3フロアの吹き抜け。
(写真はクリックで大きくなります)
10階に位置するのはナビゲーション・デッキ。
こちらのデッキはベランダ付きのお部屋の人たちのフロア。
こちらはベランダ・スイートのお部屋が連なっているため、このフロアに縁もない
船底族の私はここに足を踏み入れることはなかったけれど・・・
こちらのフロアにはスイート以上にお泊りのお客様の専用ラウンジNeptune Loungeがあったようです。
このフロアに縁のないワタクシでしたが、外の船尾部分のデッキにはお世話になりました。
(図はクリックで大きくなります)
11階部分のリドデッキ。
人の出入りが一番多いデッキで、一日中賑やかなデッキ。
カジュアル・レストランのリド・レストラン
朝食やランチのバフェやおやつで一番お世話になった場所(笑)
コーヒー・紅茶は24時間無料。
フレッシュジュースはレストラン営業中のみ。
ソーダ類は有料。
(図はクリックで大きくなります)
船内の最上階、屋上部分をご案内!こちらはスポーツデッキと呼ばれるエリア。
下のプールの天井部分は開閉式になっていて、お天気や気温に合わせて調節。
クルーズでは毎朝、玄関ドアのところにその日の船内の予定などが書かれた情報と、
6ページほどの新聞が配られる。
新聞は通常のニュースやコラム、株価や為替などのマーケット情報。
地上で起きていることを船上でも確認できるように配慮されている。
情報のほうは一般的に船内新聞と呼ばれている。
船内の情報誌はこんな感じ・・・(それぞれの画像はクリックで大きくなります)
上記の写真は表紙部分。
日付、お天気や気温、乗船締め切り時間、そしてその日のドレスコード。
記事の部分は寄港地の情報や、航海日は船の上級乗務員(キャプテン・ホテルマネージャー・
コック長など)のプロフィールなどが掲載されていた。
クルーズでの楽しみのひとつは食事。
旅行に行くと毎日どこで食事をしようか考えるのは楽しみでもあるが、時々面倒になることもある。
特に今回のように母親を連れての旅行の場合
「せっかくの旅行だしガッカリさせたくない」
と事前にある程度旅先のレストラン情報をリサーチしておくが、
そのときの気分で食べたいものだって変わるし、時には予約だって必要になる。
しかもお金だってかかるし・・・その点、クルーズでは船内のレストランに行けばいいし、
料金だってクルーズ代金に含まれている。
クルーズ船には船内にいくつかレストランがあり、自分の好きなところで食事をすることが可能。
- メイン・ダイニング
- カジュアル・レストラン
- スペシャリティー・ダイニング
- ルームサービス
多くのクルーズにはドレスコードが存在する。
中にはスタークルーズやノルウェージャンのようなフリースタイルのクルーズでは
ドレスコードなどは決められておらず、思い思いの服装でクルーズを楽しめるようなものもあるが、
多くのクルーズではカジュアル・インフォーマル・フォーマルのドレスコードがある。
日頃できないようなお洒落をしたり、パーティー気分を楽しめるのも
クルーズの楽しみのひとつかもしれない。
ドレスコードは毎朝配られる船内新聞に表記されている。
日中は好きな格好で構わないが、夕方以降に共有スペースでは基本的に
ドレスコードに従わなければならない。
このドレスコードの基準は船のグレードによって若干差があり、
グレードが高い船ほど厳格に守られている様子。
特にメインダイニングでのディナーの際には、ドレスコードに合わない場合は
入場を断られることもあるらしい。
もし断れらた場合でも、ディナーは別のカジュアルレストランやバフェなどで
取ることができるのでご心配なく!