サンタフェからLAにも到着後は比較的のんびりの毎日
この日はちょっと遠出して、Laguna Nigelに住んでいる友人とオレンジ・カウンティの最南端の町、
サンクレメンテへ行ってきました。
カリフォルニアでの晴天率がNO.1とも言われるこの街、ラグナビーチをもう少しこじんまり、
そして地味にしたような町です。
宿泊先はサンタフェに行く前と一緒のLAX ヒルトン、ここからサンクレメンテまでは、
1時間半ちょっとほどかかります。
途中でラグナ・ニゲルの知人の家によって、車を乗り換えてお出かけ。
ビーチ前はオシャレなレストランやカフェ、ブティックなどが並んでいるものの、
住宅街はラグナビーチと同様丘の上。
駐車場が少ないため住宅地の隙間に車を止めてビーチまで・・・
住宅街はラグナビーチと同様丘の上。
駐車場が少ないため住宅地の隙間に車を止めてビーチまで・・・
昼間だったら車の通りがあるフリーウェイも、夜中の3時ともなれば通る車は長距離トラックだけ。
しかもこの通り外灯はまったくなしの真っ暗な中、アルバカーキまで車を飛ばす。
激安航空券で午前なんて指定でチケットを取った最大のミス。
途中でガソリンを入れようと思っても幹線道路沿いのガスステーションはお休み。
遠くに明かりがついているガスステーションを発見するものの、フリーウェイからも距離があり
そこまで行くのが不安でもある。
日中は30度近くまで上がる日もあったサンタフェだけど、夜なると一気に冷え込む毎日。
お部屋のバスではなんとなく温まった気分がしない私は、ほぼ毎夜目の前にあるプール横の
ホットタブへ体を温めに行っていた。
日本のお風呂のように熱いわけではないが、生ぬるいお湯の温度でも
ジャグジーをONにして30分も入っていると体が温まる。
その上、空を見上げると満点の星。
山の中のリゾートだけあって、夜空を遮る光などもなく、月と星だけがあかり・・・
そんな気分でホットタブにつかる。
上記の写真はサンタフェにあるアメリカ最古の家。12世紀ごろにたてられたというこの家は
一般公開されているが、中はただのあなぐらのような部屋?広間?がひとつあるだけ。
最後にここを見学して中心部のプラザに戻った。
プラザにはまだまだネイティブたちが露店を出して商売をしていた。
いつもの定位置に座って商売をしているマリアは私を見つけるなり声をかけ、私もマリアの元へ。
翌日サンタフェを離れるお別れを言いに来たと伝えるととても寂しそうにして大きなハグを。
周囲にいていつの間にか仲良くなった人たちもハグして別れを惜しんでくれた。
最後だからと、この日はじっくりマリアの店でお土産を選ぶ。
ナバホラグとサンドペインティングが欲しいことを伝えると、
「ここで売っているナバホラグはいかにもお土産用のものだから
本当に興味があるのなら私があなたの為に作ってあげる。
いつか次はリザベーション内の私の家に滞在しなさい。」
サンドペインティングにはそれぞれの絵やマークに意味が込められている。
前日にアビキューに行って、すっかりオキーフ・ワールドに染まってしまっていた私は
朝一番にサンタフェの中心部にある オキーフ・ミュージアムに出向いた。
Georgia O'Keefe Museum
朝一番にサンタフェの中心部にある オキーフ・ミュージアムに出向いた。
Georgia O'Keefe Museum
217 Johnson Street
Santa Fe, NM 87501, United States |
◆ スピリチュアルな旅 南西部(May. 2005)
USA - New Mexico
エンターテイメント/芸術
19. これぞまさしくオキーフが描いたアビキュー
水曜日, 5月 04, 2005Coyoteいよいよオキーフが40年住んでいたゴーストランチに到着。
周囲には何もない広い敷地、現在は長老派教会が運営し
セミナーハウスとして一般に開放されているとか。
ここの敷地の高台には彼女が住んでいた家があるが、
そちらの見学は解放日が指定されているうえに、予約が必要ということで私は敷地内を散策。
どうもこちらは何かの映画の撮影で使用されたものが、そのまま残っているそうだが
なんだか大草原の小さな家を思い起こさせるものがある。
こちらの広大な土地はワイアットアープ、ワイルドワイルドウェスト、
ミッシング、シルバラード、シティスリッカーズなど、多くの映画の撮影に使われている。
またこのような古いリヤカーのような荷車のようなものがおかれているが、
ポンとそこに置かれている状況が、またなぜかこの土地にしっくりくる。
アメリカを代表する女性画家、動物の骨や風景、花などをかなり抽象的に描く画家として有名なジョージア・オキーフ。花を中心に描きNYで活動をしていた彼女は晩年人から解き放たれた自由を求めて、サンタフェから100キロほど離れた街、アビキューへ移住し、晩年の40年間をそこで過ごした。
アビキューに移ってからの彼女の作品の雰囲気も風景がや動物の骨といった作品へ徐々に変化していく。そんな彼女が愛した世界をこの目で見ようと、この日はアビキューまで車を走らせることにした。
フリーウェイでサンタフェを出発、フリーウェイから見える景色はサンタフェ、
アルバカーキ辺りを走っている風景と何ら変わりのないもの。
次第にはるか先に荒野らしきものが見えるが、まだまだ先は通そうだ。
都会での100キロの距離は車で走らせても大したことがないが、
あまり風景が変わらないところでの100キロは異様に遠く感じる。
タオスからの帰り道、Hideoは「もう一か所、ちょっと遠回りになるけれど寄るべきところがある」
そう言ってHideoは車を走らせる。
どこに行くのか聞いてみると ロス・アラモスだという。
ロス・アラモスなんて言われても、教養のないコヨーテじゃどこの土地のことで、
どんな場所かもわからない。
タオス・プエブロを後にした私たちはちょっとだけタオス市内を散策。
といっても小雨がぱらつき初め、駆け足での散策。
なんとも心地が良い。
妙に落ち着き気持ちが癒される。
そしてまたなんだか不思議なエネルギーのようなものが湧いてくるニューメキシコ。
これがパワースポットと言われる理由なのだろうか?
◆ スピリチュアルな旅 南西部(May. 2005)
USA - New Mexico
エンターテイメント/芸術
14. フランス人の自称Hideoとタオスへ
火曜日, 5月 03, 2005CoyoteOffice Depotで声をかけられた見知らぬ人、
自称 英雄(本名 Addil) とタオスに行くことになった私。
彼を警戒していたのも、車の中で10分も喋れば彼が
本当に厚意でもてなしていくれているのを感じた。
道中は自分がフランス人の白人の父親とマサイ族出身の母親という
珍しい組み合わせのフランス人だとか、何でも自分のことを面白おかしく話す
無邪気な少年という感じ。
タオス界隈に着くと念の為にと観光局に寄って周辺の情報をゲット。意外に慎重派の様子。
まず彼が連れて行ってくれたのは・・・
ここは Rio Grande Gorge Bridge といって 高さが200メールの橋でアメリカで5番目に高い橋だそう。
アルバカーキからサンタフェに戻り、ホテルでPCにつなぐLANケーブルを忘れたことを思い出し、
先日日本人女性と共に食事をしたモールに出向いた。
そこにはOffice Depotがあり、ここならLANケーブルも手にはいるだろう。
買物するものがなくても、スーパー、ドラッグストア、Best Buyのような電気屋から、
こういったOffice Depotをうろつくのが大好きな私。
すっかり街&お土産散策で食事をするのを忘れていた私。
時間も2時をすぎ、街のレストランは殆ど休憩に入ってしまっていた。
Casa De Fiesta Mexican Grill
2004 S Plaza St NW
Albuquerque, NM 87104
(505) 248-0110
アルバカーキに到着すると、街の雰囲気が一気に変わる。
サンタフェはニューメキシコの州都ではあるが、商工業の中心はこちらのアルバカーキである。
大きなビルが立ち並び、近年はIT産業でも栄えている。
また原子力研究の最先端を行く地でもある。
しかしこの街のいたるところにスペイン、そして先住民の文化が存在していることを感じる。
特に保護区としているされているオールドタウンはサンタフェ同様に、観光客が多く集まる場所。
プラザと呼ばれる広場周辺は、サンタフェと雰囲気がとても似ている。