クルーズ7日目、寄港地4つめはメキシコのHuatulco(ウアトゥルコ)。
カボ・サン・ルーカスやアカプルコのようなメジャーリゾートではないけれど
メキシコでは結構有名なリゾートだという。
この町には入り江がたくさんあり、その入り江にひっそりとビーチがある。
中には海からしかアクセスできないようなビーチもあって、まだまだ自然がたくさん残るリゾート地。
船を降りると桟橋にはメキシコ音楽を奏でるバンド、いや楽団?がお決まりの
ベサメムーチョでお迎え。今回のクルーズでは船内でも寄港地の街中でも、
一日に何度ベサメムーチョを聞いたんだろう?
ベサメムーチョでお迎え。今回のクルーズでは船内でも寄港地の街中でも、
一日に何度ベサメムーチョを聞いたんだろう?
桟橋には前日と同じRoyal CaribbeanのSaranade Of The Seaが・・・
この日はまたしても両親とは別行動!
彼等は港周辺をウロウロしてお買い物だとか・・・。
私はせっかく海にきたんだからと、船主催のセーリングツアーに参加することに。
彼等は港周辺をウロウロしてお買い物だとか・・・。
私はせっかく海にきたんだからと、船主催のセーリングツアーに参加することに。
桟橋の奥にはクルーザーや観光船、ヨットなどの小型船用の港が・・・
この日のヨットはちょっと年季の入った44フィートのヨット。
エンジンで湾の外まででたら、セールを揚げて帆走・・・
このツアー
「セーリングの知識豊富なガイドが添乗し、セーリングの知識を学びながら
クルーズを楽しむツアー。セーリング初心者でもOK」
という話だったのに、
「実は~、通常このツアーのガイドをしているものが突然昨日辞めてしまって、
今日いきなり僕がアサインされました」
今日いきなり僕がアサインされました」
という。経験豊富なガイドはいずこへ??セーリングの知識を学びながら・・・
て誰から学ぶの?ツアー参加者が互いに顔を見合わせる。
て誰から学ぶの?ツアー参加者が互いに顔を見合わせる。
セールの上げ下ろしはもちろん、ヨットの上を歩くのさえバランスが取れない添乗員。
キャプテンの指示であれこれ動くが全く使い物にならない・・・どころか足手まといなのだ。
この日のツアー参加者は10名ほど。
その半数以上がセーリング経験者。
「ところでガイドさん、セーリング経験は?」
「まったくありません・・・」
「ヨットに乗るのは?」
「今日が初めてです・・・」
普段は陸上のガイドをしているというガイドさん。
セーリングを楽しむツアーのはずが、セーリングのノウハウを教えられない彼は
ひたすら景色の説明や町の歴史について話し、いつの間にこのツアーは
「ヨットで楽しむ遊覧ツアー」に早変わり。
セーリングを楽しむツアーのはずが、セーリングのノウハウを教えられない彼は
ひたすら景色の説明や町の歴史について話し、いつの間にこのツアーは
「ヨットで楽しむ遊覧ツアー」に早変わり。
湾の周辺にはこのような入り江があちこちに・・・
陸上から行ける所もあれば、海からしか行けないようなところもある。
こちらは人面岩とのこと・・・ 確かに人の顔に見えなくもないなぁ。
しばらく走っていると船は誰もいないビーチに到着。
真っ白な砂浜、透き通るような青い海。
少し沖にアンカーを下ろし、ツアー参加者はそれぞれ水着に着替えて
海に飛び込み砂浜に向かうが、いつまで経っても足がつかない。
砂浜から5メートルぐらいになってようやく足がついた。
他のゲスト達と海に浸かりながらお喋りを楽しむんだけど、
足が付かないからみんな立ち泳ぎ・・・
話している間に息が切れちゃうんだよね~。
1時間ほどこのビーチで水遊びをしていると・・・
この大型のカタマランがやってきた。
こちらも船主催のツアーで、こちらはクルージング&シュノーケリングを楽しむツアー。
彼等にビーチを譲って私たちは去ることに・・・
つかの間のプライベートビーチ。強い日差しで一気に肌も真っ黒。
ひと泳ぎした後は、船でマルガリータ!プラスチック・コップでがぶ飲み、飲み放題~!
ちょっとした船上パーティー♪
ひと泳ぎした後は、船でマルガリータ!プラスチック・コップでがぶ飲み、飲み放題~!
ちょっとした船上パーティー♪
すると・・・ヨットの周りに
イルカが寄ってきた。最初は1頭、そして2頭と・・・
最終的には8頭ほどのイルカが近寄ってヨットと併走している。
イルカたちはヨットの周りを右に左に、時にはジャンプもしたり・・・
セーリングの最後に最高のプレゼント!
VeendamとSerenade of the Seasを横目に港に近づいていく。
まずはセールを下ろし、エンジンをかけて着艇させる。
中南米のクルーズ、寄港地は結構蒸し暑く一日外で遊んでくると汗びっしょり!
船の入り口では戻ってきたゲストに水とジュースのサービス。
そして冷た~いおしぼりをクルーがひとりひとりに手渡してくれる。
このおしぼり、ミントの香りが付いていてとっても気持ちがいいのだ♪
逆に外へ出かける時には船を降りる際にビーチタオルを貸し出してくれる。
お部屋のタオルやプールサイドのタオルは持ち出したり、自宅からタオルを持ってくる必要がない。
お部屋のタオルやプールサイドのタオルは持ち出したり、自宅からタオルを持ってくる必要がない。
こんな細かなサービスがとっても嬉しい。
クルーズって本当にかゆいところに手が届くようなサービスを提供してくれる。
至れり尽くせり・・・
これだからクルーズにハマってしまうのかもね。
クルーズって本当にかゆいところに手が届くようなサービスを提供してくれる。
至れり尽くせり・・・
これだからクルーズにハマってしまうのかもね。
10月5日、すでにクルーズは6日目。
船はメキシコのリゾート地で有名なアカプルコに到着。メキシコのリゾートというと
最近はカンクンの方が人気だし、アカプルコっていうとプレスリーかなんかの映画とか、
とにかく昔のアメリカ映画に出てくるリゾートってイメージなんだよね~。
でも実際は今でも世界中から年間数百万の観光客が訪れるリゾートらしい。
船が桟橋に到着すると、そこにはすでにロイヤル・カリビアンの
Serenade of the Seasが留まっていた。
港にあるポートターミナルにはたくさんの土産屋(免税店)。
そのターミナルを出た瞬間からツアーやタクシーの呼び込みがすさまじい勢いで押しかけてくる。
この日も貧乏なコヨーテファミリーは節約のためにツアーには入らず、
自力で適当に観光をしようと考えていた。
アカプルコは港から左側に旧市街。
右側にリゾートホテルが建ち並ぶ新市街。
まずは歩いて港前にあるアカプルコ要塞まで行こうとテクテク歩いているとおじさんが
「要塞までならこの歩道橋を渡るといいよ」
と親切に教えてくれた。
しかし、なぜかそのおじさんは私に要塞の説明をしながら、ずっと私の横を歩いている。
「こっちからの景色がいいよ」
「記念に家族で1枚写真を撮ってあげる」
頼んでもいないのに、要塞の入り口まで案内してくれ
「もしこの後、周辺を観光するなら車を用意するから、30分ぐらい要塞を見学しておいで」
強引なんだか、すっかりおじさんのペースに引き込まれてしまった私。
いずれにしても後から新市街へ行くためにはタクシーが必要だ。
本来なら要塞から旧市街の中心部まで歩いて行こうと思っていたが、
アカプルコは蒸し暑くとても徒歩で動けるような感じではないし、
とりあえずおじさんにガイド代を確認すると、結構良心的な値段を提示してきたから、
「まあいいか!」という気持ちでおじさんにガイドをお願いすることに・・・
若干はめられた感もあったが、悪い人ではなさそう...
まずはおじさんを待たせて要塞を見学。
250年間、アカプルコとマニラ間に出没する海賊からスペインの貿易船を守っていた要塞。
1776年に地震で崩壊したそうだが、今はここが博物館になっており当時の輸入品が
展示されていた。
実はここの入場料、メキシコのペソでなくUSドルで支払いをしたんだけど、
なんかすごく余分に取られたような気がし、迎えにきたおじさんに事情を説明すると
おじさんはすごい剣幕でチケット売り場に文句を言いに行ってくれた。
なんかすごく余分に取られたような気がし、迎えにきたおじさんに事情を説明すると
おじさんはすごい剣幕でチケット売り場に文句を言いに行ってくれた。
通常、USドルでの支払いは若干割高になるものの、一人当たり$5だという。
しかし私たちは一人$10支払ってしまったのだ。私が支払った時の担当者とは違ったが、
先方は素直に返金に応じてくれ、$15返金のところ$20返金してくれた。
しかし私たちは一人$10支払ってしまったのだ。私が支払った時の担当者とは違ったが、
先方は素直に返金に応じてくれ、$15返金のところ$20返金してくれた。
「観光客相手だからといってこういうことをするとアカプルコの印象が悪くなる。
なさけない・・・。そして本当に申し訳ない」
なさけない・・・。そして本当に申し訳ない」
そうおじさんはすまなそうに私たちに頭を下げるおじさん。
この一件で単純な私はこのおじさんがとてもいい人そうに思えた。
この一件で単純な私はこのおじさんがとてもいい人そうに思えた。
おじさんが用意した車はタクシーだった。しかもボロボロの・・・(苦笑)
「この運転手、僕の兄だから安心してくれ」
おじさんはどちらかというと明るく陽気なメキシカン。
運転手の「お兄ちゃんおじさん」は口数のすくないちょっとシャイなメキシカン。
運転手の「お兄ちゃんおじさん」は口数のすくないちょっとシャイなメキシカン。
まずは旧市街の中心的存在の広場に到着。
そして広場の奥にはユニークな外観のヌエストラ セニョーラ デ ラ ソレダ教会
こちらが旧市街のダウンタウン?
そして旧市街を抜けて山を登ってたどり着いたのが・・・
Hotel Los Flamingo
可愛らしいパステルカラーのこのホテルは
断崖絶壁に建ち、昔はハリウッドスターがお忍びでやってくるホテルだったとか。
ロビーにはここを定宿としていたジョン・ウェインやフレッド・マクマレー、ケーリー・グラントといった往年の大スターたちの写真が飾られている。
そして彼等が宿泊したであろうスイートルームは母屋からちょっと離れたところにあり、
写真の階段でプライベート展望台付き。
現在のアカプルコは新市街のほうが中心になっているため、
現在このホテルはかなり安く宿泊できる(スイートでも1泊$125!)
このあとドライブを続けてながら途中で土産物屋に寄った。
観光客のための割高な、ちょっとこじゃれた大きなお店。
観光客のための割高な、ちょっとこじゃれた大きなお店。
「ここで特に買い物しなくてもいいからね!暑いから涼みに行こう。
あと無料で飲み物がもらえるから何でも飲んでいいよ!」
あと無料で飲み物がもらえるから何でも飲んでいいよ!」
車はエアコンなんてかけない。
アカプルコのタクシーは殆ど窓をあけて走っている。
アカプルコと言えば、欠かせないのが死のダイビングショーなんだけど、
ショーの時間までまだまだあるし、蒸し暑いアカプルコをエアコンなしの車でのドライブは
かなり体力消耗。
ってなワケで、お土産屋で涼みながらアルコールなしのピナコラーダを頂いた私。
アカプルコのタクシーは殆ど窓をあけて走っている。
アカプルコと言えば、欠かせないのが死のダイビングショーなんだけど、
ショーの時間までまだまだあるし、蒸し暑いアカプルコをエアコンなしの車でのドライブは
かなり体力消耗。
ってなワケで、お土産屋で涼みながらアルコールなしのピナコラーダを頂いた私。
喉も潤い、少し涼んだところで車は新市街に向かって走っていく。
メインの通りには大きなリゾートホテルが、ビーチ沿いには南国風のレストランやバーが
建ち並び、まるでワイキキのようだが車の量が半端じゃなく、
しかもみんなクラクションを鳴らし続けている。
窓を開けているから空気は悪いし・・・
(もちろんワイキキほど垢抜けてはいないっていうか、20年前のワイキキみたい)
メインの通りには大きなリゾートホテルが、ビーチ沿いには南国風のレストランやバーが
建ち並び、まるでワイキキのようだが車の量が半端じゃなく、
しかもみんなクラクションを鳴らし続けている。
窓を開けているから空気は悪いし・・・
(もちろんワイキキほど垢抜けてはいないっていうか、20年前のワイキキみたい)
そんな新市街を抜けて、また車は高台に・・・
これがアカプルコの絶景。
ついでに・・・
港に留まっているクルーズ船。
前の白い大きな船がロイヤル・カリビアンのSerenade of the Seas(9万トン)、
そして後ろの小さな船が私たちが乗ったホランド・アメリカのVeendam(5.7万トン)。
Serenade of the Seasはロイヤルカリビアンの中でも小さいクラスの船。
それでもホランドアメリカ最大の船と同サイズ。
さてそろそろ港に戻ろうか~と、絶景を見て山を下っていくと車がなんだかおかしい。
お兄ちゃんおじさんのタクシーのタイヤが見事にパンク。
お兄ちゃんおじさんはゆっくり車を走らせながら、路上に停めていた仲間の車を見つけるなり
私たちを仲間のタクシーに移動させる。
「ごめんね。せっかくの観光に時間をとらせちゃって・・・」
別に大した時間のロスでもなんでもないのに、おじさん&お兄ちゃんおじさんは
ひたすら申し訳なさそうに頭を下げる・・・
新しいタクシーに乗り換えようとすると、新タクおじさんは、車にあった雑巾を塗らして
私たちが座るシートを拭きはじめた。
ひたすら申し訳なさそうに頭を下げる・・・
新しいタクシーに乗り換えようとすると、新タクおじさんは、車にあった雑巾を塗らして
私たちが座るシートを拭きはじめた。
「車の中が熱くなっているからこうやって冷やさないとね、ガハハ!」
しかも運転席の窓にはこのようにダンボールが・・・
そのダンボールを取り外し、シートに敷いて運転席に座る新タクおじさん。
「停まっているときには日よけ、運転する時には座布団代わり。
シートが熱くてたまらんからな。便利だろ?」
シートが熱くてたまらんからな。便利だろ?」
ガハハと大笑いしながら説明してくれる。
この日のタクシーツアーはこれで終了と思いきや、また港近くにある土産物屋へ・・・
「最後にショッピング兼ねて飲み物をもらおうね!」
最後の最後もまた無料のドリンクを・・・
アメリカ映画のイメージで、勝手なイメージを持っていたアカプルコ。
期待していたほどの場所ではなかったけれど、偶然?に出会ったガイドのおじさん、
運転手のお兄ちゃんおじさん、新タクおじさんとのおかげで楽しい一日を過ごせた。
しかも無料のジュース付き。旅
行ってその場所に行くことも楽しいけれど、こういう人との出会いって貴重だな~。
期待していたほどの場所ではなかったけれど、偶然?に出会ったガイドのおじさん、
運転手のお兄ちゃんおじさん、新タクおじさんとのおかげで楽しい一日を過ごせた。
しかも無料のジュース付き。旅
行ってその場所に行くことも楽しいけれど、こういう人との出会いって貴重だな~。
テンダーを降りるとそこはのどかな漁村風景。匂い、いや臭いも漁村的な磯の香りが漂う・・・
そんなのんびりとした風景を楽しむ間もなくテンダーを降りた瞬間、
明るくしつこいメキシカンのおじさんたちが迫ってくる。
「タクシー?」
「ツアー?」
English OK!」
覚悟はしていたものの、一斉に囲まれるとちょっとすごんでしまう私。
この日はタクシーチャーターに初チャレンジと意気込んでいたものの、
この呼び込みに圧倒されなんだか不安になってきた。
どの運転手さんがいいんだろう?などと吟味したいけど、
一度に7~8人に囲まれたら吟味するどころじゃない。
とにかくその場は無視してまっすぐ歩き進むコヨーテ・ファミリー。
なんとかその集団をかわしホッとしたところに、控えめな若いドライバーが近寄ってきた。
彼はまず自分のライセンスを私に見せて自己紹介。なんだか珍しいくらい礼儀正しい男性。
クルーズ6日目、第2の寄港地はメキシコのZihuatanejoとIxtapa。
いったいどうやって読むんだろうと調べてみるとシワタネホとイスタパと読むそう。
シワタネホはのどかな漁村、一方イスタパはリゾートという情報だけで下調べもろくにせず
寄港地に乗り込むコヨーテ・ファミリー。
3週間もあるクルーズも始まったばかりだし、すべての寄港地でツアーに参加していたら
費用も嵩むし・・・と懐具合を常に気にして、この寄港地では思い切ってタクシーのチャーターに初チャレンジ!
朝早く船が入り江に入りアンカーを落とした。
この日はテンダーボートでの上陸。
テンダーを降りるとそこはのどかな漁村風景。
シワタネホといえば映画ショーシャンクの空にのラストシーンでティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが再会する場所と知人が教えてくれ、早速ビデオを探してみたらありました!
クルーズ船が港に着くと待ってました!とばかりにクルーズ客を狙った呼び込みが待っている。
それはタクシーの運転手たちであったり、ツアーの呼び込みだったり・・・
船から降りた瞬間、呼び込みの人たちが迫ってくる。いや群がってくると言ったほうが正しいかもしれない。
今回訪れたのは中南米。
ラテン系の人たちの呼び込みはすさまじかった・・・
ラテン特有の陽気さで迫ってくる人もいれば、まるでコンサート会場にいるダフ屋か
ハワイの路上でマリファナを売りつけてくる売人のように、全く目も合わさずすれ違い様に
コッソリつぶやくような怪しい?人もいる。
クルーズ4日目の寄港地はメキシコのカボサンルーカス。
バハ・カリフォルニアの最南端に位置するカボサンルーカスは、アメリカからも
気軽に行けるとあって10年ほど前から徐々に人気が出てきた避寒地。
最近はハリウッドスターなどのセレブもこの地に別荘を構えたりしているそう。
現在このカボサンルーカスを訪れる人の9割以上がアメリカ人、メキシコ人は1割程度という話。
白浜の海岸線、そしてビーチ沿いにはホテルやコンドミニアムが建ち並ぶ・・・
この日は船体の絵がとっても可愛いノルウェージャン・スターもカボサンルーカスに入港。
9万トンのノルウェージャン・スターはメキシカン・リビエラのクルーズでロサンゼルスに
帰る途中での寄港。
クルーズ2日は一日中海の上の航海日。そしてこの日のドレスコードはフォーマル。
そしてディナーの後にはキャプテンからのWelcome Toastが予定されていた。
クルーズのフォーマルデーは航海日や、早い時間に出港する日のように、
ある程度時間的に余裕のある日、そして1週間のクルーズで2回を目安に設定されている。
私達の3週間のクルーズでは5回のフォーマルデーが予定されていた。
この日はヴィーンダムでの初フォーマルデー。
今回私は調子こいて着物を持参!
しか~し私は着付けが出来ない。
日本船ではないのだから船に着付けが出来る人が乗っているワケでもない!(当たり前)
まあ日本人が乗っている確率は少ないだろうから、本来の着物の常識から外れても
問題ないだろうと、超我流で母に手伝ってもらいながら、悪戦苦闘して着物を着た。
船上では様々なパーティーが開催されるんだけど、そのパーティーを華やかにそして可愛く演出してくれるのが、フルーツや野菜のデコレーション。メインのお料理の引き立て役のデコレーションのはずなのに、強烈なキャラクター、インパクトのある姿のせいで、脇役どころか主役の座を奪い取るのでは・・・と思える存在のフルーツや野菜たち。このデコレーションのデモンストレーションがあるというのを船内新聞で見つけ、ちょっと覗きにいってみた。
場所はお料理教室などが行われるCulinary Arts Center。ここはキッチンを隠して映画館としても利用されるお部屋。かなり立派なキッチンが備えられている。
乗船から一夜明けた翌日はは寄港地には寄らない航海日。
そんな日は船内では朝からいろんなイベントやセミナーが企画され、
船内の免税店やカジノも朝からオープン。のんびりデッキで本を読んだり音楽を聴いて寛ぐ人、
プールで泳ぐ人、ライブラリーで本を読んだりパソコンでネットをチェックしている人、
みんな思い思いのスタイルで時間を過ごしている。私もこの日はゆっくり起きて
遅めの朝食を取ってから、両親と共に船内の探検を続けていた。
「あの~、もしかしてコヨーテさんですか?」
50代のご夫婦が突然声を掛けてきた。
「私はボブ、こちらが妻のシャロンです」
ヴィーンダムでの夕食はメインダイニングルーム、スペシャリティレストランのピナクル
($25のチャージ必要)、イタリアンのカナレット、そして気楽に楽しみたい人はリドレストラン、
お部屋でディナーをという人はルームサービスと、いくつかのオプションがあるが、
私達は毎日メインダイニングでディナーを楽しんだ。
夜20:00になると、ドアマンがチャイムを鳴らしゲストにディナーの時間を知らせる。
ダイニングルームのドアが開くと、入り口にダイニング・マネージャー、
アシスタント・マネージャー、スーパーバイザーなどが並びゲストを迎えてくれる。
乗船日のドレスコードはお部屋に届く荷物が遅れたり、荷物の整理ができないことを考えての配慮から、
スマートカジュアルというのが通例だという。
それでもディナーに来る方の殆どがそれなりにお洒落をしている。
出港パーティーで小腹?を満たした私はディナーの時間までサーマルスイートに
行って過ごすことにした。せっかく毎日使えるパスを購入したんだし!
という貧 乏性の私はチェックも兼ねて初日からスパへGO!
事前リサーチではヴィーンダムのサーマルスイートは狭いために時間によっては混んでいるけど
First Seating (17:45)が始まる頃なら人が少ないとの情報を耳にし、
17:30頃に行ってみると・・・ 誰も居ない!貸しきり状態♪
- ハイドロプール
- ミストサウナ+ミストシャワー
- ヒーテッド・ラウンジャー
船の出港は17:00。出港前の16:30には避難訓練が行われた。
アナウンスがあると部屋からライフジャケットを着用して、IDカードに記載されている避難ボートの下に集合。
避難訓練は全員参加が義務付けられ、集合場所に行くとひとりひとり名前を確認され、
出席確認ができない人はクルーがキャビンまで探しに行ったりアナウンスがされるほどの
強制参加の避難訓練。
それが終わると出港パーティーがリドのプールサイドで行われた。
夕食前だから雰囲気だけ楽しもう♪ということでリドのプールサイドに向かうと・・・