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ヴィーンダムの改装で船尾にあるアフトエリアも大きく変わった。
以前はスイートルームなどの客室が並ぶ10階にプールがあり、大人専用のプールと
いうこともあってちょっと穴場的な存在のエリアだった。
それがヴィーンダムではベランダキャビンの増設に伴い(アフト部分に1フロア追加)
アフトプールがリドデッキの11階に移設されリトリートと呼ばれるスペースに生まれ変わっていた。
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これまで泳ぐことが可能だったプールも浅いプール?になりラウンジャーが並べられ、
2つあったジャグジーも1つに・・・
そして上には大きなモノターが設置されていた。
普段はこのモニターには風景や寄港地などのイメージビデオが映し出されていたが、
夜になると船内の映画館と同時刻に同じ映画が上映される。
ただ上映スケジュールが19:00と21:30となっており、ディナーが20:00の私は
結局一度も星空の下での映画鑑賞はできなかった。
泳ぐことができない水深30センチほどの浅いプールではあるが、
寝転がっているラウンジャーの周りで子供を遊ばせたりするには良さ気。
私は船で知り合いになった人たちとラウンジャーを囲んで半身浴(笑)しながら
お喋りを楽しんだ。
プールサイドにはピザステーションもあり、日中はバンド演奏もあり、
リドプールと同様に賑わいを見せていた。
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またリトリートの上部(大きなモニターがある辺り)には子供の遊戯スペースが新設された。
ホランドアメリカは比較的子連れのゲストが少ないクルーズラインのため、
他社に比べれば子供向けの施設やプログラムはかなり少ないらしい。
今回のクルーズでは長期クルーズともあってか、小さな子供は5~6名しか乗っていなかった。
(そのうち1人はキャプテンのお嬢さん)
子連れでクルーズを楽しみたい人は、子供用のプログラムが充実しているファミリー向けの
船会社を選ぶほうが懸命だと思う。
ホランドアメリカ(HAL)の船は子連れが楽しむクルーズというよりも、
HALファンが子連れでもクルーズを楽しめるようにという程度のもののように感じる。
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