★Cruise - HAL/Veendam (2009) Mexico

24. ウアトゥルコでセーリング

金曜日, 11月 06, 2009Coyote
クルーズ7日目、寄港地4つめはメキシコのHuatulco(ウアトゥルコ)。 カボ・サン・ルーカスやアカプルコのようなメジャーリゾートではないけれど メキシコでは結構有名なリゾートだという。 この町には入り江がたくさんあり、その入り江にひっそりとビーチがある。 中には海からしかアクセスできないようなビーチもあって、まだまだ自然がたくさん残るリゾート地。 船を降りると桟橋にはメキシコ音楽を奏でるバンド、いや楽団?がお決まりの ベサメムーチョでお迎え。今回のクルーズでは船内でも寄港地の街中でも、 一日に何度ベサメムーチョを聞いたんだろう? 桟橋には前日と同じRoyal CaribbeanのSaranade Of The Seaが・・・ この日はまたしても両親とは別行動! 彼等は港周辺をウロウロしてお買い物だとか・・・。 私はせっかく海にきたんだからと、船主催のセーリングツアーに参加することに。 桟橋の奥にはクルーザーや観光船、ヨットなどの小型船用の港が・・・ この日のヨットはちょっと年季の入った44フィートのヨット。 エンジンで湾の外まででたら、セールを揚げて帆走・・・ このツアー 「セーリングの知識豊富なガイドが添乗し、セーリングの知識を学びながら クルーズを楽しむツアー。セーリング初心者でもOK」 という話だったのに、 「実は~、通常このツアーのガイドをしているものが突然昨日辞めてしまって、 今日いきなり僕がアサインされました」 という。経験豊富なガイドはいずこへ??セーリングの知識を学びながら・・・ て誰から学ぶの?ツアー参加者が互いに顔を見合わせる。 セールの上げ下ろしはもちろん、ヨットの上を歩くのさえバランスが取れない添乗員。 キャプテンの指示であれこれ動くが全く使い物にならない・・・どころか足手まといなのだ。 この日のツアー参加者は10名ほど。 その半数以上がセーリング経験者。 「ところでガイドさん、セーリング経験は?」 「まったくありません・・・」 「ヨットに乗るのは?」 「今日が初めてです・・・」 普段は陸上のガイドをしているというガイドさん。 セーリングを楽しむツアーのはずが、セーリングのノウハウを教えられない彼は ひたすら景色の説明や町の歴史について話し、いつの間にこのツアーは 「ヨットで楽しむ遊覧ツアー」に早変わり。 湾の周辺にはこのような入り江があちこちに・・・ 陸上から行ける所もあれば、海からしか行けないようなところもある。 こちらは人面岩とのこと・・・ 確かに人の顔に見えなくもないなぁ。 しばらく走っていると船は誰もいないビーチに到着。 真っ白な砂浜、透き通るような青い海。 少し沖にアンカーを下ろし、ツアー参加者はそれぞれ水着に着替えて 海に飛び込み砂浜に向かうが、いつまで経っても足がつかない。 砂浜から5メートルぐらいになってようやく足がついた。 他のゲスト達と海に浸かりながらお喋りを楽しむんだけど、 足が付かないからみんな立ち泳ぎ・・・ 話している間に息が切れちゃうんだよね~。 1時間ほどこのビーチで水遊びをしていると・・・ この大型のカタマランがやってきた。 こちらも船主催のツアーで、こちらはクルージング&シュノーケリングを楽しむツアー。 彼等にビーチを譲って私たちは去ることに・・・ つかの間のプライベートビーチ。強い日差しで一気に肌も真っ黒。 ひと泳ぎした後は、船でマルガリータ!プラスチック・コップでがぶ飲み、飲み放題~! ちょっとした船上パーティー♪ すると・・・ヨットの周りに イルカが寄ってきた。最初は1頭、そして2頭と・・・ 最終的には8頭ほどのイルカが近寄ってヨットと併走している。 イルカたちはヨットの周りを右に左に、時にはジャンプもしたり・・・ セーリングの最後に最高のプレゼント! VeendamとSerenade of the Seasを横目に港に近づいていく。 まずはセールを下ろし、エンジンをかけて着艇させる。...

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23. アカプルコのおじさん

木曜日, 11月 05, 2009Coyote
10月5日、すでにクルーズは6日目。 船はメキシコのリゾート地で有名なアカプルコに到着。メキシコのリゾートというと 最近はカンクンの方が人気だし、アカプルコっていうとプレスリーかなんかの映画とか、 とにかく昔のアメリカ映画に出てくるリゾートってイメージなんだよね~。 でも実際は今でも世界中から年間数百万の観光客が訪れるリゾートらしい。 船が桟橋に到着すると、そこにはすでにロイヤル・カリビアンの Serenade of the Seasが留まっていた。 港にあるポートターミナルにはたくさんの土産屋(免税店)。 そのターミナルを出た瞬間からツアーやタクシーの呼び込みがすさまじい勢いで押しかけてくる。 この日も貧乏なコヨーテファミリーは節約のためにツアーには入らず、 自力で適当に観光をしようと考えていた。 アカプルコは港から左側に旧市街。 右側にリゾートホテルが建ち並ぶ新市街。 まずは歩いて港前にあるアカプルコ要塞まで行こうとテクテク歩いているとおじさんが 「要塞までならこの歩道橋を渡るといいよ」 と親切に教えてくれた。 しかし、なぜかそのおじさんは私に要塞の説明をしながら、ずっと私の横を歩いている。 「こっちからの景色がいいよ」 「記念に家族で1枚写真を撮ってあげる」 頼んでもいないのに、要塞の入り口まで案内してくれ 「もしこの後、周辺を観光するなら車を用意するから、30分ぐらい要塞を見学しておいで」 強引なんだか、すっかりおじさんのペースに引き込まれてしまった私。 いずれにしても後から新市街へ行くためにはタクシーが必要だ。 本来なら要塞から旧市街の中心部まで歩いて行こうと思っていたが、 アカプルコは蒸し暑くとても徒歩で動けるような感じではないし、 とりあえずおじさんにガイド代を確認すると、結構良心的な値段を提示してきたから、 「まあいいか!」という気持ちでおじさんにガイドをお願いすることに・・・ 若干はめられた感もあったが、悪い人ではなさそう... まずはおじさんを待たせて要塞を見学。 250年間、アカプルコとマニラ間に出没する海賊からスペインの貿易船を守っていた要塞。 1776年に地震で崩壊したそうだが、今はここが博物館になっており当時の輸入品が 展示されていた。 実はここの入場料、メキシコのペソでなくUSドルで支払いをしたんだけど、 なんかすごく余分に取られたような気がし、迎えにきたおじさんに事情を説明すると おじさんはすごい剣幕でチケット売り場に文句を言いに行ってくれた。 通常、USドルでの支払いは若干割高になるものの、一人当たり$5だという。 しかし私たちは一人$10支払ってしまったのだ。私が支払った時の担当者とは違ったが、 先方は素直に返金に応じてくれ、$15返金のところ$20返金してくれた。 「観光客相手だからといってこういうことをするとアカプルコの印象が悪くなる。 なさけない・・・。そして本当に申し訳ない」 そうおじさんはすまなそうに私たちに頭を下げるおじさん。 この一件で単純な私はこのおじさんがとてもいい人そうに思えた。 おじさんが用意した車はタクシーだった。しかもボロボロの・・・(苦笑) 「この運転手、僕の兄だから安心してくれ」 おじさんはどちらかというと明るく陽気なメキシカン。 運転手の「お兄ちゃんおじさん」は口数のすくないちょっとシャイなメキシカン。 まずは旧市街の中心的存在の広場に到着。 そして広場の奥にはユニークな外観のヌエストラ セニョーラ デ ラ ソレダ教会 こちらが旧市街のダウンタウン? そして旧市街を抜けて山を登ってたどり着いたのが・・・ Hotel Los Flamingo 可愛らしいパステルカラーのこのホテルは 断崖絶壁に建ち、昔はハリウッドスターがお忍びでやってくるホテルだったとか。 ロビーにはここを定宿としていたジョン・ウェインやフレッド・マクマレー、ケーリー・グラントといった往年の大スターたちの写真が飾られている。 そして彼等が宿泊したであろうスイートルームは母屋からちょっと離れたところにあり、 写真の階段でプライベート展望台付き。 現在のアカプルコは新市街のほうが中心になっているため、 現在このホテルはかなり安く宿泊できる(スイートでも1泊$125!) このあとドライブを続けてながら途中で土産物屋に寄った。...

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22. ココはレチューガがお好き!?

水曜日, 11月 04, 2009Coyote
テンダーを降りるとそこはのどかな漁村風景。匂い、いや臭いも漁村的な磯の香りが漂う・・・ そんなのんびりとした風景を楽しむ間もなくテンダーを降りた瞬間、 明るくしつこいメキシカンのおじさんたちが迫ってくる。 「タクシー?」 「ツアー?」 English OK!」 覚悟はしていたものの、一斉に囲まれるとちょっとすごんでしまう私。 この日はタクシーチャーターに初チャレンジと意気込んでいたものの、 この呼び込みに圧倒されなんだか不安になってきた。 どの運転手さんがいいんだろう?などと吟味したいけど、 一度に7~8人に囲まれたら吟味するどころじゃない。 とにかくその場は無視してまっすぐ歩き進むコヨーテ・ファミリー。 なんとかその集団をかわしホッとしたところに、控えめな若いドライバーが近寄ってきた。 彼はまず自分のライセンスを私に見せて自己紹介。なんだか珍しいくらい礼儀正しい男性。 ...

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21. シワタネホ/イスタパ (メキシコ)

水曜日, 11月 04, 2009Coyote
クルーズ6日目、第2の寄港地はメキシコのZihuatanejoとIxtapa。 いったいどうやって読むんだろうと調べてみるとシワタネホとイスタパと読むそう。 シワタネホはのどかな漁村、一方イスタパはリゾートという情報だけで下調べもろくにせず 寄港地に乗り込むコヨーテ・ファミリー。 3週間もあるクルーズも始まったばかりだし、すべての寄港地でツアーに参加していたら 費用も嵩むし・・・と懐具合を常に気にして、この寄港地では思い切ってタクシーのチャーターに初チャレンジ! 朝早く船が入り江に入りアンカーを落とした。 この日はテンダーボートでの上陸。 テンダーを降りるとそこはのどかな漁村風景。 シワタネホといえば映画ショーシャンクの空にのラストシーンでティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが再会する場所と知人が教えてくれ、早速ビデオを探してみたらありました! ...

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18. ヨットレース in Cabo

月曜日, 11月 02, 2009Coyote
英語もスペイン語も話せない両親をカボサンルーカスの港に置き去りにして 私が参加したのはアメリカスカップ・ヨットレースというツアー。 港に着くとツアーのお出迎え。このツアーはノルウェージャンのゲストも一緒。 寄港地で別の船の人たちと交流できるのもなんだか楽しい! ツアーのスタッフから簡単なヘルスチェック等の問診表を渡され記入をしている間に 25名ほどの参加者が集まった。 ...

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★Cruise - HAL/Veendam (2009) Mexico

17. Cabo San Lucas, Mexico

月曜日, 11月 02, 2009Coyote
クルーズ4日目の寄港地はメキシコのカボサンルーカス。 バハ・カリフォルニアの最南端に位置するカボサンルーカスは、アメリカからも 気軽に行けるとあって10年ほど前から徐々に人気が出てきた避寒地。 最近はハリウッドスターなどのセレブもこの地に別荘を構えたりしているそう。 現在このカボサンルーカスを訪れる人の9割以上がアメリカ人、メキシコ人は1割程度という話。 白浜の海岸線、そしてビーチ沿いにはホテルやコンドミニアムが建ち並ぶ・・・ この日は船体の絵がとっても可愛いノルウェージャン・スターもカボサンルーカスに入港。 9万トンのノルウェージャン・スターはメキシカン・リビエラのクルーズでロサンゼルスに 帰る途中での寄港。 ...

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◆ 初めての海外旅行 (Jan. 1987) Mexico USA - California

09. 再度アメリカ入国

月曜日, 1月 05, 1987Coyote
この写真は最近のものだけれど、当時もメキシコ側からアメリカへ入国する側は、かなりの渋滞が起きていた。 それというのも、アメリカからメキシコへ入国するには出国審査も入国審査もないけれど、アメリカへの入国に関しては入国審査が厳しく行われ、車で入国するにも徒歩で入国するにも、審査にじかんがかかり、この写真のような渋滞を引き起こしていた。 ...

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◆ 初めての海外旅行 (Jan. 1987) Mexico

08. 国境の街、ティファナ観光

月曜日, 1月 05, 1987Coyote
オンボロ・バスに揺られて10分ほどでティファナの中心部に到着・・・ 周囲はスペイン語の看板、聞こえてくる言葉もスペイン語。 日本のような島国では、陸続きで回転ドアを超えただけで別の国、そしてその国では全く違う文化・人種・言葉・・・というのがなんだかとても不思議に感じた。 メインストリートには、このように海外ブランドのお店も立ち並ぶが、 ...

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◆ 初めての海外旅行 (Jan. 1987) Mexico USA - California

07. 国境越え

月曜日, 1月 05, 1987Coyote
サンディエゴを後にして、いよいよメキシコへ・・・ その際に国境越えをしなければならない。 車で国境を超える際には、上記の写真のように料金所のようなゲートを通り、簡単なメキシコ入国の手続きをしてメキシコに入る。 私達はせっかくだからと、車でのメキシコ入りをせずに歩いてメキシコに入ることにした。 徒歩で入国する際には、このような回転ドアを通り抜けただけだったような・・・(アメリカからの出国審査もなかったような気がする) こちらがメキシコ側の国境エリア ...

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