船はマルマラ海から金角湾、ボスポラス海峡に向かってイスタンブールを目指す。
船内をブラブラ中、Single Meetで一緒だったUK青年ジェームスに会った。21歳のジェームスは、今回が初クルーズ、しかも初めての一人旅という。
コヨーテ「どうして初クルーズ、初のソロクルーズでこの船を選んだの?」
ホーランドアメリカは年配者が多い船とされ、中には「洋上の老人ホーム」などと揶揄する人もいる。
ジェームス曰く、お金も貯まり休暇も取得できることになって一人旅をしようと考えていたら、クルーズの広告を見つけ自分の行きたい場所と合致。代理店に行って相談していたところ、価格とコースに見合ったのがHALだっただけとのこと。それにクルーズの知識もなく、HALが年配者向けとも知らなかったと…
まだ船内ではアウェイ感が漂うジェームス。
午後3時頃、船ではイスタンブール入港時、遊覧しながら航行し案内のアナウンスがあるとのことで、UK青年ジェームスを誘って、アナウンスが聞こえるCrow’s Nestに向かった。
遠くから陸地が見えてきた時は、普通にビルが立ち並ぶ都会の街との印象。
さほど大きな山もなく、平地にビルがギッシリ立ち並ぶ都会の街。
これがイスタンブール?
船がちょっと陸地に近づくと、何やら城壁らしきものが・・・
船内のアナウンスでトプカプ宮殿だとわかる。
オスマン帝国の支配者スルタンの居城、そして国政が行われていた場所。
そして船は金角湾を通過。
この湾の南(写真の左側)は古代ギリシャのビュザンティオンの跡地であるイスタンブールの旧市街。
そして金角湾にかかる跳ね橋のガラタ橋。
長さ490メートル、主橋脚間80メートル、幅42メートル、片側3車線と歩道を備えている。跳ね橋部分の中央部以外は、上層が車道、下層がレストラン街になっている橋。
こちらがカラキョイ地区、及びガラタ地区。
金角湾の北に位置し、東ローマ帝国とオスマン帝国時代に西欧人の商人や使節の居留地だったエリア
船はいよいよイスタンブール港に接岸。
すでに港にはラグジュアリー船のWind Star社の新造船、Star Breezeが… 乗客212名というスモールラグジュアリー船。まさにプライベートヨット感覚の船らしい。一度は乗ってみたい・・・
改めて・・・
こちらがイスタンブールのヨーロッパサイド。
モスクやミナレットが遠くからでもよくわかる。
こちらはイスタンブールのアジアサイド。
そうそう!現在のトルコ大統領であるエルドアン大統領は、このアジアサイドにあるチャムルジャの丘の上に、ブルーモスクに匹敵する巨大なモスクを建設中だとか。ミナレットも6本、総工費約50億円かけて3500人収容の建国以来最大のモスクになるのだとか・・・
イスタンブールの港にはもう1隻、先客が・・・ こちらは Celebrity Equinox
今回のクルーズの寄港地で何度かご一緒することになる船だが、ほぼ似たコースを同じ時期に航行するとあって、ゲストの中ではHAL vs Celebrity で予約を悩んだという人がかなりいた。
さあ、イスタンブールに上陸するぞー!
♪ 飛んでイスタンブール、光る砂漠でロール〜 夜だけのパラダイス ♪
って昔よく口ずさんでイスタンブールに夢を馳せたけど、今思えばこの歌詞おかしくないか?イスタンブールに砂漠??
そう言いつつも、イスタンブールと聞くと、やっぱり口ずさんしまう昭和の女である・・・
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