オンタリオ湖で夕日が沈み私の1泊2日のNY州北西部の旅が終わろうとしていた。
きっと友人の案内がなければ一生のうちナイアガラ程度しか行く機会などなかったかもしれない。
現地に住んでいる友人が、アメリカ好きな私のために、
私が喜びそうな旅を企画してくれ招待してくれた。
今回の旅は私の想像以上のものだったし、こんな企画をしてくれた友人に本当に感謝したい。
今回の旅にテーマをつけるとしたらそれはまさに「水」
緑に囲まれ、滝や湖、運河を周り、マイナスイオンをいっぱい浴びた旅になった。
エリー運河( Erie Canal )はアメリカ合衆国ニューヨーク州にあり、
ハドソン川からエリー湖までを繋ぎ、五大湖と大西洋の間の舟運を可能にした運河である。
最初に提案されたのは1699年であったが、1798年になってやっと
ナイアガラ運河会社が設立され建設の準備が始められた。
最初にその一部が開通したのは1819年であり、全通は1825年10月26日であった。
全長は363マイル (584 km)、幅は40フィート (12 m)、深さは4フィート (1.2 m)である。
閘門は83箇所あり、それぞれ幅90フィート (27 m)高さ15フィート (4.5 m)となっている。
通行可能な船の排水量は75米トン (68 メートルトン)である。 エリー運河は東海岸と西の内陸部との間の交通手段として、
動物に曳かせる荷車より速く、当時の荒地を行くよりも輸送費用が95%節約できた。
派生的にニューヨーク州西部への人口移動がおこり、
さらに西の領域へ開拓の道を開くことになった。現在はニューヨーク州運河システムの一部である。(Wikipedia)
Seneca Lake沿いののどかな道をドライブしているとお腹も空いてきた。
何を食べよう、どこに入ろう、そんなことを車の中で話しながら、
私たちはCanadaiguaというSeneca Lakeの北側に位置する町にたどり着いた。
お天気もいいし、結構ポカポカ陽気だったことで私達は突如この湖畔で
ピクニックを開催することに決定!!
Seneca Lake沿いをドライブしながら北上・・・
すると「かぼちゃ畑」を発見!!ちょうどハロウィンシーズン、
ハロウィン用に畑や広場などにかぼちゃを綺麗に並べて売られている光景はよく目にするが、
ここは「かぼちゃ狩り」収穫後なのか、正直言ってそんな形も色も綺麗とは言えない
かぼちゃがゴロゴロ畑に転がっている。
その畑でかぼちゃを吟味する人たち・・・なんとも可愛い光景だった。
アメリカのワインというとカリフォルニア州産が有名。
ニューヨーク州はアメリカでワインの生産がカリフォルニア州に次いで第二位。
そしてこのFinger Lakes地域にはワイナリーが60以上もあるとのことで、
ニューヨーク州では一番の生産地でもある。
今回はドライブの途中で、このFinger Lakesエリアでの老舗ワイナリーGlanoraに立ち寄った。
ここのワイナリーはSeneca Lakeの湖畔にあり、
Seneca Lake周辺では一番古いワイナリーだという。
ワイナリー自体もレストラン、ホテルなどを併設している大きなワイナリー。
NY州北西部のIthacaの町から北に向かってドライブをしながら
Finger Laksの中でも大きな湖であるSeneca Lake(セネカ湖)に向かう。
Ithacaの高台から湖を見下ろしながら車を走らせると、
まるで湖に飛び込んでいくような気分。
森と湖の美しいこのエリア、まだ厳しい寒さが始まる手前、
私が訪れた1週間後には雪が降ったらしいが、その日は秋晴れの美しい日だった。
ドライブをしていくとSeneca Lakeの南側に人口2000人程度の小さな町、Watkins Glenがある。
ナイアガラ・バッファロー・イサカ・・・
この辺りはFinger Lakes Regionと呼ばれるエリア。
NYのマンハッタンから車で6~7時間。
ここは森と湖、そしてワイナリーで有名なエリアでもある。
冬は極寒のこのエリアだが、新緑や紅葉の季節には湖周辺は
素敵なドライブコースになること間違いなし。
またワイナリーが50以上もあることから、ワイナリーを訪れる観光客も多くいるという。
ニューヨークと言っても内陸部の町、イサカ(Ithaca)を数年前に訪れた。
イサカは人口3万人程度の小さな町、
そしてイサカといえばコーネル大学(Cornel University)がある町として知られている。
コーネル大学はアメリカのアイビーリーグのひとつで
数多くノーベル賞受賞者を輩出している全米でもトップクラスの大学、
今年発表された世界の大学ランキングでは14位という優秀な大学。
この大学で学ぶ学生数は2万人ちょっとと言われるから、
イサカはコーネル大学の町と言っても過言ではない。
ニューヨーク州の内陸部のイサカの町で、何故か私は
Maxie's Supper Club and Oyster Barという「オイスターバー」に行った。
ニューヨークの内陸部ということで別にオイスターが取れるわけでもないと思うが、
地元でも評判のお店らしい。
しかも夕方4時から6時はオイスターがなんと「半額」という。
週末ともあってお店は地元の人で大賑わい。
私はオイスター中毒と言ってもいいほどオイスターに目がなく、
旅先で評判のオイスターバーがあると必ずといって良いほど足を運ぶ。
オイスターも焼いたりフライにするのでなく、生で食べるのが大好き。
生のオイスターにレモンを絞ってタバスコ、そしてホースラディッシュを
少し添えて食べるのがお気に入り。
このお店は南部スタイルのレストラン。
ニューオリンズスタイルの生牡蠣、ケイジャンフード、そして週末の夜には
ライブも開催されるらしい。
ビールのつまみにバッファローチキンウィング!
フライした鶏の手羽先や手羽元を、タバスコのような酸味の利いたホットソースに絡めたチキン、
必ずサイドにはセロリとブルーチーズソースが添えられるアノおつまみ。
最近では日本でもアメリカンタイプのレストランやバーなどで出されたりして
日本人にもファンが多いのではないだろうか?
私が初めてバファローチキンを食べたのは10年ほど前、
アメリカ人の友人たちとバーに行ったときのことだった。
それ以来あの味の虜になってしまい、今では家にバッファローチキンウィングの
ホットソースを常備しているほど。
バッファローチキンはその名前からしてわかるとおり、発祥はアメリカのバッファロー。
ナイアガラの滝を訪れたのは2007年の10月だった。
ナイアガラ近くのニューヨーク州ロチェスター(Rochester)という街に知人が住んでおり、
知人夫妻が私をコロンバスデーの週末を使って、近くに小旅行に行こうと誘ってくれたのだ。
1泊のWeekend Trip、日本から来た私のために、
アメリカ好きな私のためにと素敵な小旅行を企画してくれ、
秋のニューヨーク州郊外をいろいろと案内してくれた。
◆ ちょっとしたアメリカ周遊 (Oct. 2006)
USA - New York
ホテル
03. Homewood Suites by Hilton® Rochester / Greece
金曜日, 10月 06, 2006CoyoteRochesterではトータルで2泊。
といっても、到着日は夜中12時過ぎに空港に到着だし、
翌日からは友人夫妻と1泊2日の小旅行。
小旅行から戻った翌日Rochesterを発つのが早朝ということもあって、
タダ寝るだけの安いホテルを探していた。
ただ安いホテルと言っても、チェックインが深夜、チェックアウトが早朝ということもあるし、
一応女であるから変な安宿や治安の悪い場所は控えたかった。