出航まではまだまだ時間があったものの、母の体調もイマイチなので
大事をとって船に戻ることにした。
ちょっと寒いけれど、港沿いがデッキを敷いた遊歩道になっていたので、
海岸線を歩いてみると花壇の中にこんなものを発見!
ペイントされたロブスター!
なんだか可愛いのか、気持ち悪いのか紙一重みたいな感じのロブスターだけどね。
ハリファックスの街を見渡せる丘に建てられた要塞がハファックス・シタデル。
ケープブレトンやケベックから攻め込むフランス軍に対抗するためにイギリス軍の
海外海軍基地として建てられたもの。
大英帝国がもつ4つの主要な海外海軍基地のうちのひとつであった。
現在の要塞は米国からの攻撃に対応する目的で設立され、シタデルの星形施設を構築するため
28年がかかったと言われているが、現在に至るまでこの要塞は一度も戦いには使われていないとか。
ハリファックスの港からダウンタウンを抜け時計台のある丘の上には
街の四方を見渡せる要塞がある。これがハリファックス・シタデル。
前日に寄港したシドニー近郊にある、ルイスバーグ砦とケベックから攻め込むフランス軍に
対抗するために、イギリスが軍事基地として1749年に建てたもの。
現在の城塞は、1956年にアメリカ軍からの攻撃に備えて完成したものと言われている。
ハリファックスは港の直ぐそばに丘があり、港に向けて緩やかなスロープで繋がっている。
タイタニックの展示物があった海洋博物館から、のんびり散歩がてらに丘の上を目指す・・・。
港から丘の間がノバスコシア州の州都ハリファックスの街の中心部。
街は結構こじんまりした感じだが、重厚感ある建築物が目立ち歴史を感じる。
まず向かった先は、港から歩いて15分ほどのところにある「大西洋海洋博物館」
海洋史に関する展示物があるMaritime Museum。海が大好きな私は
結構この手の博物館が好きで、以前西オーストラリアに行ったときにも
独りでかなりの時間をフリーマントルのMaritime Museumで過ごしたことがある。
クルーズ6日目はカナダのノバスコシア州ハリファックスへ寄港。
当初、ハリファックスではレンタカーを借りてドライブをする予定だったけれど、
前日から母が体調を崩しかけたためにレンタカーをキャンセルし、
母の体調を見ながら行動することにした。
(レンタカーは直接レンタカー会社に予約していたため、直前までネットからキャンセルが可能)
とりあえず朝食を取るためにいつものように最上階のバフェに行き、
朝食後ものんびり外を見ながらコーヒーを飲み新聞を読んでいた。
クルーズ5日目の10月8日、前回の記事にも書いたように朝早くからツアーに参加した私達。
この日の朝、いつもの通りスケジュールや新聞をチェックしようとドアのところを見ると、
写真にある見慣れないカードがキャビンのドアのポストに挟まれていた。
何の招待状だろうとカードを広げてみると・・・
ノバスコシアとはラテン語で「新しいスコットランド」という意味だという。
名前にもなっているように、この土地はアイルランドやスコットランド系の人が多い。
この日の寄港地であるシドニーは、ノバスコシアの北東に位置するケープ・ブレトン島にある。
この島は1497年に初めてカナダに到着したジョン・カボット(John Cabot)が
あたりを探検したと伝えられ、その際に探検したルートがカボット・トレイルと呼ばれているという。
クルーズ5日目は、カナダのノバスコシア州のシドニーという街の港に寄港。
この日はクルーズ主催のツアーに参加予定。朝8時出発のツアーということで、
朝食は部屋で取ることに・・・
前日の夜に、朝食のオーダーカードに欲しいものをチェックして希望時間を記載。
それをキャビンのドアにかけておけばOK。
翌朝、指定しておいた6時半にダイニングのスチュアートが朝食を運びに来てくれた。