★Cruise - HAL/Nieuw Amsterdam (2015)
クルーズの豆知識
17. Solo & Single Travellers Meet
木曜日, 8月 20, 2015Coyoteノルウェーでは物品の付加価値税が25%、食品は12%ほどの税金がかかる。
旅行者はグローバル・リファンド加盟店で一店舗当たり315NOK(食品なら285NOK)以上の
買物をした場合は、最大19%の付加価値税の払い戻しを受けられる。
このマークがついた加盟店で買い物をすると免税の書類を作成してくれ、
出国の際に空港で払い戻しの手続きをするなり、日本へ帰国後成田などの空港で手続きを行う。
今回はクルーズ船での出国。
ということで、実際に私が還付を受けた方法をご紹介!
前回のクルーズですっかりサーマルスイートが気に入った私は、
今回のクルーズでもクルーズパスを購入。
パスを購入するとIDにシールが貼られ、クルーズ期間内サーマルスイート利用し放題というワケ。
今回は同行した友人もということで、カップルチケットで割引。
確か一人$150前後だっただろうか。
クルーズ中、船内新聞で時々見つける Single & Solo Meeting の告知。
勝手に「お見合いパーティー」だと思い込んでいたのだが、
Single & Solo Meeting とは Single(独身者)及び Solo(独り旅)の人たちの
交流のための集まりだとか。
11月10日、エクアドルへ向かうヴィーンダムは、この日赤道を通過した。
エクアドルの国名であるEcuadorはスペイン語で赤道(Equator)という意味。
赤道を通過するにあたって船上では赤道通過の儀式 King Neptune Ceremonyが行われた。
赤道は北半球の北東貿易風と南半球の南東貿易風に挟まれるために、
赤道付近は風が弱くなるといわれている。
大航海時代、この無風地帯には見えない壁があり通過するためには海神の許可が必要
といわれていたという。
そのために赤道通過時に海神に祈りを捧げたり、海神のご機嫌をとる行事を
行ったというのが儀式の始まりらしい。
クルーズ船が港に着くと待ってました!とばかりにクルーズ客を狙った呼び込みが待っている。
それはタクシーの運転手たちであったり、ツアーの呼び込みだったり・・・
船から降りた瞬間、呼び込みの人たちが迫ってくる。いや群がってくると言ったほうが正しいかもしれない。
今回訪れたのは中南米。
ラテン系の人たちの呼び込みはすさまじかった・・・
ラテン特有の陽気さで迫ってくる人もいれば、まるでコンサート会場にいるダフ屋か
ハワイの路上でマリファナを売りつけてくる売人のように、全く目も合わさずすれ違い様に
コッソリつぶやくような怪しい?人もいる。
お部屋の準備が整うまでの間に私は両親を連れてスパに向かった。
乗船日はスパでツアーを開催しており、スパの設備やコースの紹介、スパと同じコーナーにある
美容室やスポーツジムの案内をしてくれる。
私達が行った時はまだツアーの時間ではなかったが、東欧系の明るいブロンドのお姉さんが
「私についてきて!」と元気良く私達を案内してくれた。
様々な種類のマッサージやトリートメントに合わせた個室がいくつか用意。
11日間のクルーズを終えていよいよ下船。
朝起きると船はすでにフォートローダーデールのポートエバーグレイズに着いていた。
デッキに出て外を眺めてもなんだか一気に現実に引き戻されてしまうようで寂しくなってしまう。
長いようであっという間に過ぎてしまった11日間。
初めてのクルーズは大成功、すっかりクルーズに魅了されてしまった。
クルーズ最後の夕食はスペシャル・ディナー「マスター・シェフズ・ディナー」。
この日は特別メニューに加えて、ダイニングがショーの会場に早変わり!
クルー達はサーバーからエンターテイナーになってゲストをおもてなし。
紙で作られたコックの帽子にメニューが挟まれたものがそれぞれのテーブルに置かれている。
夜の11時からプールサイドでデザートパーティーが開かれる。
その名もDessert Extravaganza プールサイドがたくさんのデザートで飾り付けられ
夜のプールサイドが華やかになる時間。
ゲストはそんな美しく飾られたデザートを写真におさめようとカメラを持って集まってくる。
ホランドアメリカの船では毎日午後3時からダイニングルームでアフタヌーンティーというか
ハイ・ティーが楽しめる。
スコーンやら一口サイズのケーキ、あるいはカナッペのようなものと一緒に
コーヒーや紅茶を頂く。
リドでもお茶やコーヒーはいつでも楽しめるけれど、ダイニングルームでこうやってちょっと
あらたまって頂くのも気分転換にいいかな?
海外に出かけると気にしなくてはならないのが時差。
訪問先の時間を合わせるのはどのタイミングにするか、時差をまたぐような周遊の旅をする際には
いつ合わせるのか。
空港で飛行機を待っている間から時計を合わせる人、飛行機に乗ってから現地時間をセットする人、
現地に着いてから変更する人、人それぞれかと思う。
今回のクルーズは北米・東海岸のクルーズ。
上記の地図の○が付いた部分を航行する際に時差をまたぐことになる。
(地図はクリックで大きくなります)
コース上でいえば、ケベック州からプリンスエドワード島に向かう際にEastern Time(東部標準時)から
Atlantic Time(大西洋標準時)で1時間進み、ノバスコシア州からアメリカのメイン州に入る際には
また東部標準時に戻さなければならない。
クルーズ船では朝、朝食から戻ってくると綺麗にベッドメイクがされており、
夜はディナーから戻るとターンダウンが行われている。
そしてターンダウンされたベッドの上で毎日写真のようにタオルで作られた動物が帰りを待ってくれています。
これがクルーズ名物のタオルアート。キャビンスチュワートが毎晩各キャビンのゲストのために
作ってくれ、毎日部屋に戻るのが楽しみになります。
この写真は犬のようです。目の部分はチョコレートが挟んであります。
私たちの部屋に毎晩置かれていたタオルアートの写真と、航海日にデッキで紹介されていたタオルアートの写真をまとめてみました。
(図はクリックで大きくなります)
ローワープロムナードはスタンダード・キャビンのフロア。
キャビンの広さはどの部屋もほぼ同じ。ただ部屋の配置によって、
窓があっても障害物があったり、窓付きのキャビンでもバスタブがなかったり、
少し広めのお部屋はソファがベッドになったり、あるいは2段ベッドもあって
4人使用が可能だったりもします。
また車椅子の人でも使用しやすいように広めに設計、そしてバリアフリーのお部屋などもあります。
そしてこちらのフロアで紹介したいのはこちら・・・
客室をぐるっと取り囲むのはデッキ。
寒いエリアの航行中でもデッキチェアに置かれたブランケットを羽織って寛いだり、
船が南下するにつれ日光浴をする人も増えてきます。
(図はクリックで大きくなります)
7階に位置するプロムナードデッキ、こちらも8階のアッパー・プロムナードと同様に
共有施設が揃っているフロア。こちらは大小様々な大きさのお部屋があり、
船内でのイベントの会場として利用されたりする。
吹き抜けのアトリウムのそばにはレセプション。ホテルのフロントの役割。
日本語が通じなくても、片言の英語でも丁寧に対応してくれます。
ちょっとでも不安があればフロントに出向いて確認を取れば安心。
フロント横には寄港地で催行されるツアーデスクなどがあります。
(図はクリックで大きくなります)
8階はアッパー・プロムナードと呼ばれるフロア。
共有施設が揃うフロアで、船内の一番華やかな場所。
この船の顔のような存在であるアトリウムは6階から3フロアの吹き抜け。
(写真はクリックで大きくなります)
10階に位置するのはナビゲーション・デッキ。
こちらのデッキはベランダ付きのお部屋の人たちのフロア。
こちらはベランダ・スイートのお部屋が連なっているため、このフロアに縁もない
船底族の私はここに足を踏み入れることはなかったけれど・・・
こちらのフロアにはスイート以上にお泊りのお客様の専用ラウンジNeptune Loungeがあったようです。
このフロアに縁のないワタクシでしたが、外の船尾部分のデッキにはお世話になりました。
(図はクリックで大きくなります)
11階部分のリドデッキ。
人の出入りが一番多いデッキで、一日中賑やかなデッキ。
カジュアル・レストランのリド・レストラン
朝食やランチのバフェやおやつで一番お世話になった場所(笑)
コーヒー・紅茶は24時間無料。
フレッシュジュースはレストラン営業中のみ。
ソーダ類は有料。