12:00すぎにホテルに戻り、預けていた荷物をピックアップ。
石畳の道をスーツケースを引っ張って、橋はスーツケースを持ち上げて・・・
誰だ?イタリア男は優しいって言った人。
重いスーツケースを抱えて橋を昇り降りする人がたくさんいても、誰一人助ける人はいない。
私のようなオバサンならともかく、若い女性も年配の方たちにも、
誰一人手を貸すものがいない。
まあ、そこにいたのは皆観光客だったのかもしれない。
あるいは、いちいち手を貸していたら、
この観光客の多いベニスじゃキリがないのかもしれないが。
ホテルすぐ近くの橋を渡っていると、かすかにクルーズ船が見える。
船の色、ファンネルを見る限り、私が乗る Nieuw Amsterdam (ニューアムステルダム)に違いない。
船を見た途端にテンションが上がりまくり~
ローマ広場からPeople Moverに乗ると、Holland Americaのタグを付けた
スーツケースを持つ人たちが・・・
これからこの人たちと13日間一緒の船に乗るんだ~と心の中で呟きながら、
周囲の人たちを観察。
中には気さくに挨拶をしてくる人、会話の中に混ざってくる人、普通に話しかけてくる人、
挨拶をしても知らんぷりする人・・・
でも、なんとなく互いにタグをチェックしながら人間ウォッチングをしているようにも見える。
People Moverを降りて港のゲートまでテクテク歩く。
ゲートのところにはHolland Americaの看板を持ったスタッフがターミナルへ誘導してくれる。
歩いていると船が見えだした。
ここでカメラを取り出し写真を撮る私を笑って通り過ぎる人。
あ!私も写真撮らなきゃ~と、同様にカメラを取り出し写真を撮るオバサマ。
今回乗る Neiuw Amsterdam は Holladn America Line (以下HAL) のシグネチャ・クラスで
HALの中では大きな船だが、一般的には中型船にあたる。
Ship Facts
ms Nieuw Amsterdam
Ship's Registry: The Netherlands
Passenger capacity: 2,106
Crew members: 929
Gross tonnage: 86,700grt
Length: 936 feet
Beam: 105.8
Maximum speed: 23.9 knots
Dedicated: July, 04, 2010, by HM Queen Maxima of the Netherlands
ターミナルに着くと、飛行機と同様にスイートルームのゲストや、利用頻度が高いゲストには
優先搭乗のような別のラインが設けられている。
私はもちろん普通のレーンに並び、まずスーツケースを預ける。
そして健康状態の問診票のようなものに記入&サインをし、チェックイン。
チェックインカウンターでパスポートの確認、そして写真を撮られ、カードキーを頂く。
撮られた写真は、ルームキーとシンク。
クルーズ中寄港地などでの船の出入りの際にカードをスキャンすると
モニターに映し出され、一緒に表示される個人情報と一緒に顧客の管理ができる仕組みのようだ。
ルームキーは部屋の開け閉めや船の出入りの管理だけでなく、ショッピングや飲み物など
お金がチャージされるような場面でも使用。
ちなみにHALのルームキーは、カメラや携帯のそばに置いておくと磁気の影響で機能しなくなる。
かなりセンシティブで、私はクルーズ中2度ほどルームキーの交換をしたほど。
(ディナーの際、クラッチバッグに携帯とルームーキーを一緒に入れただけ)
さあ、チェックインが終わりいよいよボーディング!
入り口ではスタッフたちが
Welcome aboard!!
と迎え入れてくれ、自分のキャビンに向かう。
おひとり様クルーズの私。
部屋は寝に帰るだけだし、一人でキャビンを使用する場合は料金が通常の倍になることもあり、
今回は内側キャビンの一番安い部屋で予約を入れた。
一番安い部屋は通常船尾など隅の若干揺れを感じやすい部屋があてられる。
しかし、クルーズ直前に部屋がUpgradeされたとの連絡が。
Upgradeされたお部屋はこちら!
窓付きのアウトサイドキャビンです。
しかも部屋の位置は、船の真ん中。
でも確かアサインされた部屋って、窓はあるけど障害物によって視界は遮られるってあったなぁ~
そう思って窓の外を見ると、テンダーボートが設置される準備をしていた。
はい! こちらの部屋、窓の外はテンダーボートがセットされているお部屋。
普段、窓の外を見るとテンダーボートが。
運が良ければ、お部屋の窓のすぐ外で、テンダーボートの中をお掃除しているお兄ちゃんと目が合っちゃう~(笑)
まあ、もともとは窓なしの内側キャビンを予約していたし、視界が遮られるとはいえ、
外の光は差し込むし、まったく外の景色が見えないわけではない。
1つ上のカテゴリーにUpgradeされたんだからラッキーだ。
ベッドは一人利用ってことで、シングル2つをくっつけたヨーロピアンダブルサイズ。
ベッドの足元はチェストになっていて、私は寄港地で買ったお土産置き場に・・・
写真の右側は前方に鏡が付いたデスク。
その下にはミニ冷蔵庫。
ソファもあって、キャビンを3人で利用する際は、こちらがベッドになるスリーパーソファ。
入り口ドアの右側はクローゼット。
ハンガーの数も棚の数も十分。
クローゼットの中にはセーフティボックスと救命具もあり!
Elemis Dispenser |
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