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ネイティブ・アメリカンに関してさほど知識もないけれど、なぜかとても魅かれるものがある。
中学生の頃、初めてできた海外のペンフレンドがアパッチと日本人のハーフだった。
そして、私が姉と慕うアメリカ人の女性はチェロキーのクオーター。
かれらから、何らかのネイティブのカルチャー的なことや、スピリチュアルな精神を
どこかで感じていたのかもしれない。
また高校生の時に訪れたカリフォルニアの郊外の町で、
偶然にもパウワウ(ネイティブの祭)に行くことができ、
彼らのレインダンス(雨乞いのダンス)や収穫を祈るダンス、
フレンドシップダンスなどのステップや音楽にどこか懐かしさを感じたことを覚えている。
それから少しずつネイティブ・カルチャーに興味を覚え、
2004年に訪れたグランドサークル界隈でナバホのアートを見たり、
インディアン・フルートの音色を聞いたり、どんどん興味が注がれた。
どうも私はネイティブの中でも、ナバホ、ホピ、ズニなどの南西部に多くいる種族に
興味があるような気がする。
2日目はドライブがてらにアルバカーキまで足を延ばすことに。
途中で偶然にも大きなネイティブの博物館的な施設を見つけ、そこに立ち寄ってみる。
前日はどこかのプエブロで大きなお祭りが開催されていたとのこと。
5月は比較的パウワウが開催されることが多いが、
小さなものは部外者の参加が許されていないから、入れるかわからないけど…
ただこの周辺は大きなプエブロから小さなプエブロまでたくさんあるから、
アルバカーキまでドライブする途中で覗いてみたら?
ただし多くのプエブロでは写真撮影など禁止事項が多いから、きちんと守るように!
とのアドバイス。地図を頂いたがあまりにも簡単な手書きの地図で具体的な場所がわからない。
しかしフリーウェイに乗ると xxx Pueblo と書かれた出口があり、それに従って進むことにした。
まずはコチティ・プエブロ(Cochiti Pueblo)
フリーウェイを降りて進むが一向にプエブロらしい集落が見当たらない。
ようやく車を30分ほど走らせるとそれらしき集落が見えた。
写真が撮れなかったので・・・ 借り物を
![]() |
こちらのサイトより拝借 |
またストーリーテラーと言われる語りべをモチーフにした陶器が多い。
続いて訪れたのが、Santo Domingo Pueblo(サントドミンゴ・プエブロ)
集落に入るとなにやらマーケットのような、いろいろなものを売っている場所に。
野菜なども売っていたので、集落の人用のマーケットでしょうか。
念の為に写真を撮っていいか聞くと、黙ってうなづくだけ。 人見知りが激しい部族なのか
よそ者を受け入れづらいのかはわからないけれど、どうやら保守的な部族なようです。
売られているのは何かの毛皮。もしやこれはコヨーテの毛皮??
無残な姿になってしまった私の仲間たち・・・
こちらの集落にも教会が・・・
![]() |
こちらのサイトから拝借 |
南西部のネイティブたちの中には、スペインに統治された際、
ネイティブたちは強制的に改宗させられタ場所も多い。
しかしニューメキシコに関しては、かつての改宗の強制によって反乱が起こるなどした教訓から、
カトリックとネイティブ本来の信仰の習合が多いといわれる。
そしてプエブロは特定の守護聖人を持ち信仰したり、彼ら本来のメディスンマンからの教えを受け継ぎ、
そんなミックスされた宗教がこの土地の特徴でもある。
現在のネイティブの人たちの名前にはクリスチャンネームを持つ人も多い。
当時は教会は伝道所として作られたが、
現在は神聖な儀式が執り行われる祈祷所になっているところも多く、写真撮影はご法度。
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またサントドミンゴ・プエブロの人たちはターコイズ(トルコ石)と
貝を組み合わせたアクセサリーを得意とするそう。左の写真のように、
ターコイズと貝をビーズのように綺麗に形を整えてネックレスやブレスレットにしたり、
右のように貝やターコイズをモザイクのように組み合わせたり・・・
続いて訪れたのが San Felipe Pueblo(サンフェリペ・プエブロ)・・・
ネイティブたちは強制的に改宗させられタ場所も多い。
しかしニューメキシコに関しては、かつての改宗の強制によって反乱が起こるなどした教訓から、
カトリックとネイティブ本来の信仰の習合が多いといわれる。
そしてプエブロは特定の守護聖人を持ち信仰したり、彼ら本来のメディスンマンからの教えを受け継ぎ、
そんなミックスされた宗教がこの土地の特徴でもある。
現在のネイティブの人たちの名前にはクリスチャンネームを持つ人も多い。
当時は教会は伝道所として作られたが、
現在は神聖な儀式が執り行われる祈祷所になっているところも多く、写真撮影はご法度。
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またサントドミンゴ・プエブロの人たちはターコイズ(トルコ石)と
貝を組み合わせたアクセサリーを得意とするそう。左の写真のように、
ターコイズと貝をビーズのように綺麗に形を整えてネックレスやブレスレットにしたり、
右のように貝やターコイズをモザイクのように組み合わせたり・・・
続いて訪れたのが San Felipe Pueblo(サンフェリペ・プエブロ)・・・
![]() |
こちらのサイトから拝借 |
と、こちらにもこのような教会がある・・・ はずなんですが。
じつは私がフリーウェイを降り間違え、私が到着したのは
じつは私がフリーウェイを降り間違え、私が到着したのは
プエブロと呼ばれるような集落ではない・・・
そこは思いっきりカジノでありました~~!
ここはインディアンカジノ。サンフェリペ・プエブロ内にあるカジノです。
アメリカではネイティブに対しては連邦政府が規制を設けて
先住アメリカ人の部族の自立更生、地域社会の経済振興などのために許可している。
インディアンカジノはアメリカの29の州で部族の管理として運営されている。
中には企業とネイティブが提携をして大きなカジノを運営してるようなところも多い。
ネイティブの居留地は自治区扱いで、アメリカの法律は通用せず
彼らなりの決まりの中で生活している。
そのために彼ら独自の警察もあるし、また訪れる人たちは
その自治区の規制に合わせなければならない。(例:アルコールの持ち込み禁止など)
プエブロ訪問のつもりがカジノに来てしまったけれど、
せっかくだからとトイレ休憩がてらにカジノに潜入。
ラスベガスのカジノほど派手さ、華やかさはないものの、
広い体育館のような会場にいろんな種類のマシンやテーブルが・・・
スロットに$10ほど寄付をして休憩終了。
時間も時間なので、この先はそのままアルバカーキへ・・・
車で1時間ほどのサンタフェ - あるバカーキ間、この日は異様に時間がかかっています。
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