クルーズ6日目、第2の寄港地はメキシコのZihuatanejoとIxtapa。
いったいどうやって読むんだろうと調べてみるとシワタネホとイスタパと読むそう。
シワタネホはのどかな漁村、一方イスタパはリゾートという情報だけで下調べもろくにせず
寄港地に乗り込むコヨーテ・ファミリー。
3週間もあるクルーズも始まったばかりだし、すべての寄港地でツアーに参加していたら
費用も嵩むし・・・と懐具合を常に気にして、この寄港地では思い切ってタクシーのチャーターに初チャレンジ!
朝早く船が入り江に入りアンカーを落とした。
この日はテンダーボートでの上陸。
テンダーを降りるとそこはのどかな漁村風景。
シワタネホといえば映画ショーシャンクの空にのラストシーンでティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが再会する場所と知人が教えてくれ、早速ビデオを探してみたらありました!
クルーズ船が港に着くと待ってました!とばかりにクルーズ客を狙った呼び込みが待っている。
それはタクシーの運転手たちであったり、ツアーの呼び込みだったり・・・
船から降りた瞬間、呼び込みの人たちが迫ってくる。いや群がってくると言ったほうが正しいかもしれない。
今回訪れたのは中南米。
ラテン系の人たちの呼び込みはすさまじかった・・・
ラテン特有の陽気さで迫ってくる人もいれば、まるでコンサート会場にいるダフ屋か
ハワイの路上でマリファナを売りつけてくる売人のように、全く目も合わさずすれ違い様に
コッソリつぶやくような怪しい?人もいる。
クルーズ4日目の寄港地はメキシコのカボサンルーカス。
バハ・カリフォルニアの最南端に位置するカボサンルーカスは、アメリカからも
気軽に行けるとあって10年ほど前から徐々に人気が出てきた避寒地。
最近はハリウッドスターなどのセレブもこの地に別荘を構えたりしているそう。
現在このカボサンルーカスを訪れる人の9割以上がアメリカ人、メキシコ人は1割程度という話。
白浜の海岸線、そしてビーチ沿いにはホテルやコンドミニアムが建ち並ぶ・・・
この日は船体の絵がとっても可愛いノルウェージャン・スターもカボサンルーカスに入港。
9万トンのノルウェージャン・スターはメキシカン・リビエラのクルーズでロサンゼルスに
帰る途中での寄港。
クルーズ2日は一日中海の上の航海日。そしてこの日のドレスコードはフォーマル。
そしてディナーの後にはキャプテンからのWelcome Toastが予定されていた。
クルーズのフォーマルデーは航海日や、早い時間に出港する日のように、
ある程度時間的に余裕のある日、そして1週間のクルーズで2回を目安に設定されている。
私達の3週間のクルーズでは5回のフォーマルデーが予定されていた。
この日はヴィーンダムでの初フォーマルデー。
今回私は調子こいて着物を持参!
しか~し私は着付けが出来ない。
日本船ではないのだから船に着付けが出来る人が乗っているワケでもない!(当たり前)
まあ日本人が乗っている確率は少ないだろうから、本来の着物の常識から外れても
問題ないだろうと、超我流で母に手伝ってもらいながら、悪戦苦闘して着物を着た。
船上では様々なパーティーが開催されるんだけど、そのパーティーを華やかにそして可愛く演出してくれるのが、フルーツや野菜のデコレーション。メインのお料理の引き立て役のデコレーションのはずなのに、強烈なキャラクター、インパクトのある姿のせいで、脇役どころか主役の座を奪い取るのでは・・・と思える存在のフルーツや野菜たち。このデコレーションのデモンストレーションがあるというのを船内新聞で見つけ、ちょっと覗きにいってみた。
場所はお料理教室などが行われるCulinary Arts Center。ここはキッチンを隠して映画館としても利用されるお部屋。かなり立派なキッチンが備えられている。
乗船から一夜明けた翌日はは寄港地には寄らない航海日。
そんな日は船内では朝からいろんなイベントやセミナーが企画され、
船内の免税店やカジノも朝からオープン。のんびりデッキで本を読んだり音楽を聴いて寛ぐ人、
プールで泳ぐ人、ライブラリーで本を読んだりパソコンでネットをチェックしている人、
みんな思い思いのスタイルで時間を過ごしている。私もこの日はゆっくり起きて
遅めの朝食を取ってから、両親と共に船内の探検を続けていた。
「あの~、もしかしてコヨーテさんですか?」
50代のご夫婦が突然声を掛けてきた。
「私はボブ、こちらが妻のシャロンです」
ヴィーンダムでの夕食はメインダイニングルーム、スペシャリティレストランのピナクル
($25のチャージ必要)、イタリアンのカナレット、そして気楽に楽しみたい人はリドレストラン、
お部屋でディナーをという人はルームサービスと、いくつかのオプションがあるが、
私達は毎日メインダイニングでディナーを楽しんだ。
夜20:00になると、ドアマンがチャイムを鳴らしゲストにディナーの時間を知らせる。
ダイニングルームのドアが開くと、入り口にダイニング・マネージャー、
アシスタント・マネージャー、スーパーバイザーなどが並びゲストを迎えてくれる。
乗船日のドレスコードはお部屋に届く荷物が遅れたり、荷物の整理ができないことを考えての配慮から、
スマートカジュアルというのが通例だという。
それでもディナーに来る方の殆どがそれなりにお洒落をしている。
出港パーティーで小腹?を満たした私はディナーの時間までサーマルスイートに
行って過ごすことにした。せっかく毎日使えるパスを購入したんだし!
という貧 乏性の私はチェックも兼ねて初日からスパへGO!
事前リサーチではヴィーンダムのサーマルスイートは狭いために時間によっては混んでいるけど
First Seating (17:45)が始まる頃なら人が少ないとの情報を耳にし、
17:30頃に行ってみると・・・ 誰も居ない!貸しきり状態♪
- ハイドロプール
- ミストサウナ+ミストシャワー
- ヒーテッド・ラウンジャー
船の出港は17:00。出港前の16:30には避難訓練が行われた。
アナウンスがあると部屋からライフジャケットを着用して、IDカードに記載されている避難ボートの下に集合。
避難訓練は全員参加が義務付けられ、集合場所に行くとひとりひとり名前を確認され、
出席確認ができない人はクルーがキャビンまで探しに行ったりアナウンスがされるほどの
強制参加の避難訓練。
それが終わると出港パーティーがリドのプールサイドで行われた。
夕食前だから雰囲気だけ楽しもう♪ということでリドのプールサイドに向かうと・・・
ヴィーンダムの改装で船尾にあるアフトエリアも大きく変わった。
以前はスイートルームなどの客室が並ぶ10階にプールがあり、大人専用のプールと
いうこともあってちょっと穴場的な存在のエリアだった。
それがヴィーンダムではベランダキャビンの増設に伴い(アフト部分に1フロア追加)
アフトプールがリドデッキの11階に移設されリトリートと呼ばれるスペースに生まれ変わっていた。
前回のクルーズでは夜遅い時間まで盛り上がっていたバーエリアにあったピアノバー
。ピアノを囲んだレイアウトで、ピアノマンの演奏と歌、ゲストも一緒に歌ったり・・・
と船の中のバーでも人気のバー。
私も船で知り合った女性たちと何度かピアノバーで待ち合わせてピアノマンの演奏を
楽しんだ思い出がある。
ヴィーンダムのバーエリアがDry Dock後の大改装でこのピアノバーがなくなっていると
聞いてとても気になっていた。バーエリアへ行ってみると・・・
(バーの増設)
これまでカジノに併設されていたカジノバーとピアノバーがなくなり、
カジノも若干縮小されMixというバーができていた。
MixはMartinis、Champagne、そして Spirits & Alesという3つのテーマに分けられているが、
それぞれのエリアはインテリアが若干違うだけで仕切りもなく繋がっている。
今回の中南米クルーズの船はホランドアメリカのヴィーンダム。
2008年に乗ったマースダムと同型の船ではあるが、私達のクルーズのちょっと前、
2009年の5月に改装をし内装や設備がいくつか変更されたという。
とりあえず船内探検をしながら改装された部分をチェックしながらマースダムとの違いを
てみよう~。
客室の準備ができた旨のアナウンスがあり部屋に向かう。
今回は両親と私の3人で1部屋をシェア。できることなら広めのスイートなり、
2部屋抑えるべきだろうが、予約が遅かったのか人気のクルーズだったのか、
3人利用できる部屋が少ないせいなのか、スイートは最上級のペントハウス以外はSold Out!
1人で部屋を利用するとなると料金は倍近くに跳ね上がる。
逆に3人利用であれば、3人目の料金が激安に・・・
こんな条件が並べられれば貧乏人のワタクシは迷わず3人部屋を選んでしまう。
(というか、選択余地ナシ!)
予約したお部屋はまたもや船底の窓付きキャビン。
ホランドアメリカの窓付きキャビンは他社の同クラスの部屋よりも広めなうえ、
他社ではスイートクラス以上でなければ付いていないバスタブもこのクラスから付いている。
お部屋の準備が整うまでの間に私は両親を連れてスパに向かった。
乗船日はスパでツアーを開催しており、スパの設備やコースの紹介、スパと同じコーナーにある
美容室やスポーツジムの案内をしてくれる。
私達が行った時はまだツアーの時間ではなかったが、東欧系の明るいブロンドのお姉さんが
「私についてきて!」と元気良く私達を案内してくれた。
様々な種類のマッサージやトリートメントに合わせた個室がいくつか用意。
いよいよ20日間のクルーズの始まり!ホテルをチェックアウトしたあと
レンタカーを返しに空港に向かう途中、港に停泊しているVeendamを見るため
ちょっとだけ港周辺をドライブ。
自分達がこれから乗る船だと思うと妙に「美しい船だ~!」と感じて見とれてしまう。
クルーズは2回目。どんなクルーズになるのか、どんな人との出会いがあるのか、
どんなお食事が待っているのか、期待は膨らむばかり・・・
車を返しレンタカー会社のシャトルでクルーズターミナルに向かう。
2008年は乗船チケットに代わる資料等は全て郵便で送られてきたのだが、
このところの景気悪化の影響での経費削減のためか、今回はE-Ticketのように
乗船前にホランドアメリカのウェブサイトでオンラインチェックインを済まして、
ボーディングパスとバゲージタグを個人でプリントしなければならなかった。
バゲージタグはホテルを出るときに既に付けておいたために、
シャトルを降りるとそのまま荷物はスタッフによって運ばれていった。
★Cruise - HAL/Veendam (2009)
USA - California
ホテル
04. Pre-Cruise in San Diego
金曜日, 10月 30, 2009Coyote10月31日の船の出航に合わせて、前日にサンディエゴ入りした私達。
ロサンゼルスから車を借りてサンディエゴに向かう。
いつもならお得意のプライスラインでホテルを予約するところなんだけど今回は両親と3人。
格安サイトなどでホテルを予約する場合、時としてエキストラベッドは別料金が
加算されることもあるうえ、プライスラインではホテルは2人以下で1部屋が
利用が条件となっているために今回は別の方法でホテルを予約。
今回はEntertainment Bookというクーポンブックの会員特典を利用しての予約。
こちらの特典ではいくつかの提携ホテルが定価の半額で予約が可能。
しかもお部屋のタイプも自分で選べるしとってもお得!
今回宿泊したのは、クルーズ船が停泊する桟橋の対岸にあるホテル、
Humpherey's Half Moon Inn & Suites
広い敷地にロッジ風の建物がいくつか並ぶ・・・
クルーズを予約した後、ホランドアメリカから黄熱病予防接種をするようにと連絡が来た。
事前に調べたときには今回の渡航先は黄熱病予防接種に関して推奨している地域はあるものの、
義務付けられているところはないと認識していたのだが、
ホランドアメリカからのメールを読んでみると、エクアドルを経由してチリに入国する人は
黄熱病予防接種が義務付けられているとのこと。
渡航前までに接種をし証明書を発行するようにとメールには書かれてあった。
早速黄熱病と黄熱病の予防接種に関することを調べてみた。
初めてアメリカン航空に乗った時にワケわからずもマイレージプログラムに加入し、
気が付けばもう15年以上も経っている。
真剣にマイルを貯めるようになったのはここ10年ほど。
飛行機はプライベートでの旅行でしか利用することがないためにそんなに加算は望めないが、
それでも裏技を使って上級会員になり飛行距離の倍マイルを貯め、
ショッピングなどは提携クレジットカードを使ってコツコツとマイルを貯めている。
貯めたマイルはもちろん<特典旅行券>へ引き換え。
航空券が安いときは航空券を購入してマイルを貯め、高い時はマイルで飛ぶ。
アメリカン航空は比較的特典旅行券が取りやすく、また片道ずつ利用できるのも便利なところ。
クルーズの予約が完了したところで、次は飛行機のチケットを抑えねばならなかった。
燃油サーチャージも下がったおかげでチケット代もかなり安くなったとはいえ、
3人分となるとやっぱり安くはない・・・ しかも南米からフライトもあるし。
2008年に初めてクルーズにでかけ、すっかり魅了された私は2009年にもまたクルーズに挑戦しようと暇さえあればクルーズ関係の情報を集めクルーズの計画を進めていた。日本からツアーを組んでいるクルーズもたくさんあるし、日本の代理店で希望のコースを手配してくれるところもあるが、私の旅行の楽しみは<旅行の計画>から始まる。そんなワケで今回も自分で手配をすることにした。
興味あるコースを見つければあらゆるサイトを比較。表示価格が安くても後から諸経費が加算されるところ、すべて込み込みで表示されているところ、価格は同じでも特典がいろいろ付いているところ・・・ と様々だ。
今回は思い切って20日間の中南米クルーズ。
コースはこちら・・・
興味あるコースを見つければあらゆるサイトを比較。表示価格が安くても後から諸経費が加算されるところ、すべて込み込みで表示されているところ、価格は同じでも特典がいろいろ付いているところ・・・ と様々だ。
今回は思い切って20日間の中南米クルーズ。
コースはこちら・・・
アメリカはクーポン天国!新聞チラシのクーポンはもちろんのこと、
ネットでもいろんなところで割引クーポンがゲットできる。
xx%割引、2つ買えば1個はタダとか・・・
Entertainment Bookはそんなクーポンを集めた本で、地域ごとにまとめられ
1冊$35程度で販売されている。
このクーポンブックにはレストランやショッピング、映画館、アトラクション等で
使えるクーポンがぎっしり!
でもクーポンなんかは日本在住の旅行者には旅行中しか利用できないために、
わざわざクーポンブックを購入するほどの価値はない・・・
ようにも思えるのだが、実は私達旅行者にとってとても魅力な特典が隠されているのだ。
私の一番のお気に入りの予約サイトが Priceline.com ここのサイトは格安でホテルやレンタカー、
航空券などの予約ができる。
今はネット上にいろんな格安で予約ができるサイトが溢れているが、このプライスラインは
そんな格安サイトよりも更に安い激安価格で予約ができる。
ホテルの宿泊料金に関して言えば、高級ホテルほど割引率が高いのだ。
私の過去の経験からしても殆ど通常価格の半額以下で予約ができた。
他のどのサイトと比較しても最安値で予約ができている。
私のお気に入りの格安予約サイトのひとつ、 Hotwire.com は
破格でホテル・レンタカーの予約ができる。しかし破格で提供してくれるが条件があるのだ。
予約を確定するまでは秘密・・・何が秘密かって?
例えば、ホテルなりレンタカーなり航空券など予約を取りたいものをサーチしても
ホテル名やレンタカー会社名、航空会社名が掲載されない。
予約が確定し、決済が済んだ時点で初めて全てが明かされるのだ。
ツアーで旅行に出かけたことが殆どない私は旅に出る日程が決まったらまずは航空券を抑える。時にはチケットが取れる日にちを調べてから日程を決めることもあるが、
いずれにしても旅の準備はチケットを抑えることから始める。
初めて一人旅に出かけたのは今から15年以上も前の話。当時は今のようにネットなどがなく、
雑誌版のエイビーロード片手に格安航空券を探し求めいろんな会社に電話をしたものだった。
今はネットで調べればたくさんの情報を一気に得ることができる。
航空券をできるだけ安く確保したいだけならば条件を設定して一括検索できる以下のようなサイトがお薦め。