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ニューオーリンズの名物といっても過言ではないのが、
ここCafe Du Monde(日本のウェブサイトはカフェ・デュ・モンド).
ここの名物はベニエ(Beignet)と呼ばれる四角い形のドーナツと、
チコリ入りのフレンチローストコーヒー。
このお店はなんと24時間営業、そしてクリスマスとハリケーン接近時のみ休業
というスタイルををとっているとか・・・
というスタイルををとっているとか・・・
こちらのお店、日本にもいくつか出店しており、自宅近くにもお店があったために
たびたび利用していたけれど、最近になってテナントビルの都合で閉鎖。
ちょっと離れたところにもあるので、これからはそちらを利用かな?
たびたび利用していたけれど、最近になってテナントビルの都合で閉鎖。
ちょっと離れたところにもあるので、これからはそちらを利用かな?
こちらがその名物のベニエとチコリ入りのコーヒー。
ベニエにかかっているパウダーシュガーがたくさんで、食べるときにポロポロ
その影響でテーブルはベトベト!
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ベニエは植物油でふっくら揚げられた四角いドーナツ。
フランスではフルーツを詰めた揚げたお菓子をベニエというらしく、フランス語でベニエとは「揚げたドウ(生地)」という意味のよう。
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そしてチコリ入りコーヒーとは、植物(野菜)のチコリ(エンダイブ)の根を
煎じたものをコーヒーに混ぜている。
煎じたものをコーヒーに混ぜている。
もともと体に良いと言われていたのと同時に、
当時高価だったコーヒーをチコリと混ぜることで、すこしでも多くの人に
安くコーヒーが飲めるよう・・・という理由もあるとも聞く。
当時高価だったコーヒーをチコリと混ぜることで、すこしでも多くの人に
安くコーヒーが飲めるよう・・・という理由もあるとも聞く。
実際ヨーロッパではコーヒーが自国で栽培することがなかったために、
コーヒー自体が高価であり、コーヒー豆の購入で外貨流出を拒みたい国の策略で、
コーヒーにチコリを入れて飲む習慣があったともいう。
コーヒー自体が高価であり、コーヒー豆の購入で外貨流出を拒みたい国の策略で、
コーヒーにチコリを入れて飲む習慣があったともいう。
このカフェ・デュ・モンドでは飲み物はチコリ入りコーヒー以外にもあるが、食べ物はバニエのみ。
このお店ではもちろん、ニューオーリンズではこのカフェの
チコリ入りコーヒー(グラインドしたもの)とベニエの粉が売られている。
このお店ではもちろん、ニューオーリンズではこのカフェの
チコリ入りコーヒー(グラインドしたもの)とベニエの粉が売られている。
この日の朝は、満員とは言うほどではないけれど、それなりの人で賑わっていた。
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ちょっとここでこのカフェの歴史なんぞを紹介しちゃいましょう!
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1860年、カフェ・デュ・モンドはエンターテイメントやビジネスの中心のフレンチマーケットにオープン。
オープンしてまたたくまにその評判がニューオーリンズ中に広まったと言われます。
当時からチコリ入りカフェオレとベニエに拘り・・・
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1901年から1940年代の写真。
家族経営で続けているこのカフェ。
今は4代目に引き継がれています。
このころ、ディケーター・ストリートに2号店を出店
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1936年の写真。
すでにカフェとして70年の歴史を歩み、すっかりニューオーリンズの定番カフェに・・・
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1941年
カフェ・デュ・モンドの写真。
「誇りをもってつくる、誇りをもって提供する」
これが経営理念とか。
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天幕を初めて設置することになった時期。
店が忙しくなる前のひととき。
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1960年
世界で一番忙しいコーヒーショップはカフェ・デュ・モンドと言われたという。
世界中からニューオーリンズを訪れる人は、必ずここのカフェに立ち寄る。
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そして現在のお店。
日本には現在20店舗ほどあるけれど、メニューがちょっと違う。
アメリカでも一時期チェーン展開することを試みたが、結局現在はニューオーリンズ内と、近くのバトンルージュにあるのみ。
忙しい・・・と言われるお店だけど、意外にもスタッフはのんびり~~。
そこがアメリカ、いや南部らしくもあるんだけどね。
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