ボストンを出発し、モホークトレイルをドライブしながら紅葉を楽しんだ私達は
Stockbridge という街へ向かった。ストックブリッジは Tanglewood Music Festival (タングルウッド音楽祭)が開催されるレノックスの近くに位置する。
この町はアメリカのイラストレーター、Norman Rockwell (ノーマン・ロックウェル)が
住んでいた町でもある。彼の作品は、絵画などの文化的なものとは縁遠い私でも
目にしたことがあり、また彼の作品が私の中で「アメリカ」を
イメージするもののひとつとなっている。
ユニークな彼のイラスト、心を和ますようなイラスト、
一方で社会に何かを訴えているようなもの。
とても人間味溢れる彼の作品が好き。ノーマン・ロックウェルって名前を知らなくても、
この上記の絵を見れば「あ~、見たことある!」って思う人も少なくないはず・・・
Norman Rockwell Museum は緑に囲まれた場所に立つ美術館には彼のイラストだけでなく、
油絵や文書、写真なども収蔵されていた。
絵を見てるとスタッフが気軽に声を掛けてくれ、その絵にまつわる逸話などを教えてくれる。
敷地の奥にはロックウェルのアトリエが・・・
緑の芝生や木々とこの赤い建物がマッチ。
ストックブリッジのメインストリートは数ブロックほどしかないものの、
多くの観光客で溢れている。町の片隅で、ロックウェルのイラストを思い起こさせる建物、
人々の笑顔に出会える・・・ロックウェルが亡くなって既に30年も経っているにも関わらず、
イラストのままのような町。
ロックウェルもこのストックブリッジのクリスマスの町並みをイラストにしている。
このイラストにあるメインストリートを写真に撮ってみようと思ったんだけど、街路樹が邪魔してうまく撮れなかった。。。
観光客が多いにも関わらず、この町はとてもゆっくり時間が過ぎていく・・・観光客もこの町に来るとそのマジックにかかったかのように、皆がこの町にどこか溶け込んでいる。
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