★Cruise - HAL/Maasdam (2008)
Canada - Prince Edward Island
71. プリンスエドワード島をドライブ
火曜日, 10月 07, 2008Coyote
クルーズ4日目、2番目の寄港地は赤毛のアンで知られるプリンス・エドワード島(PEI)。
女性に大人気の場所だけあって、船のゲストの中でもPEIへの寄港を
一番の楽しみにしているという方が結構いた。
寄港地では船会社が催行するツアーがいくつかあるが少々割高。
場所によってはツアーに参加したほうが断然お得な場所もあるが、
十分自分達で観光できるような場所ではツアーには参加せずに個人で観光する人たちも多い。
寄港地では個人で別のツアー会社にツアーを依頼している人や、
リムジンやドライバーを事前にお願いして寄港地観光を手配している人、
寄港地に着いてからタクシーなどをチャーターして観光をする人たちなどもいる。
そのために港にはタクシーやら手配ツアーのお迎えの車、
船のゲストを狙ってツアーを催行しようと呼び込みをする観光会社などがいる。
私と母はPEIではツアーには参加せずレンタカーを借りて個人で島内をドライブすることにしていた。
当初港そばにあるレンタカーオフィスを探したのだが、いつも利用しているHertzは
ダウンタウンのオフィスは夏場のみの営業だったり、他のレンタカー会社も調べたが
中途半端にレンタル料が高かったり、ダウンタウンから離れていたり・・・
結局、空港のHertzで車を借りることにした。
空港なら港からタクシーを使っても10分足らず、返却の際も道に迷うこともないだろうし、
港に戻る際の足も確保しやすいと考えて・・・
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船を降りて港に止まっているタクシーを捕まえて空港へ。
空港は思ったより小さく、いや想像以上に小さく、空港ビル内にあるカウンターは
スタッフは電話で呼び出さなければ出てこないような状況。
ただ車は空港ビルの目の前の駐車場に置かれ、すぐにピックアップしドライブを始める。
車はポンティアックのG8、スポーツセダンだ。
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アメリカ旅行の際ドライブすることが多いために、数年前にアメリカ用にGPSを購入。
旅行の際にはこれを持参してドライブ。
幸いにもこのGPSはカナダでも利用でき、また船の上でもちゃんと船の居場所を確認でき
大いに役立った。(船で役立つってワケではないけれど、航路を確認できるのは楽しい!)
PEIは夏場が観光シーズン。10月ぐらいからオフシーズンに入り
お店やホテルなどが休業に入るところも多い。
ドライブをしていても「CLOSED」と看板を出しているお店ばかりが目に付き
少々寂しい気持ちがした。しかもお天気がいまひとつ・・・
それでも車窓から目に入る島の風景はまるで絵本の中のように可愛く、そして温かみがある。
赤毛のアンの世界がここに広がっている。
PEIの土の色は赤いイメージが強いけれど、実は島には白い砂浜のビーチがあって、
同じ島でも土の色が違うのだと、空港まで乗せてくれたタクシーの運転手が教えてくれた。
ここは赤土。
そしてドライブしながら目に付いたのが信号機。
赤信号が両サイドに2つあり、しかも形が■。
たしか(うる覚えだけど)黄色が◆。
どうやら色覚障害者に優しい信号機のようす。こ
のような信号機はPEIだけでなくノバスコシア州でも見かけた。
白人は色覚に障害がある人の割合が多いという。
白人は8~9%、黄色人種は4~5%、黒人は2%程度だそう。
確かに私の周囲にも自分は色盲だと言っている白人が数名いる。
このようにあえて信号を設けるということは、この地域の色覚障害者率が
他の地域に比べて高いのか?それとも行政がこれらの福祉に力を入れているのか?
こんな発見をしながら島内のドライブを続けていく・・・
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