アメリカ東海岸を1往復半したような3週間の旅も終わり。
フライトは11:30だったので、前日に念のためホテル側に8時にタクシーをお願いしておく。
JFKまでの道はそんなに混んでもおらず、予定時間には空港へ・・・
空港ではセルフチェックイン。
機械に予約時のクレジットカードなり、AAdvantageのカードを通すなり
、AAdvantageの番号を入力するだけでチェックインOK。
その後は登録した預け入れ荷物をDropするだけ。
いつものごとくスーツケースは2つ。Heavey と Priority のタグをつけられてセキュリティチェックへ。
このとき、私はAAdvantageのメンバーステイタスがプラチナだったため、
セキュリティエリアもPriorityラインに並んであっけなくセキュリティを通過。
一通り免税店等を見たけど、特に必要なものはナシということであとは搭乗までラウンジで過ごすことにする。
広々とした明るいラウンジです。
全面窓に囲まれているせいか、自然の光がラウンジの雰囲気を更に明るくしています。
最終日はマンハッタンのローワーエリアを攻めてみようと思う。
ホテルそばから地下鉄に乗る。
NYCの地下鉄は、東京の地下鉄に乗り慣れている人にとっては
ずっとわかりやすい気がするのは私だけ?
出口を出て方向が分からなくなれば、クライスラービルやエンパイアステートビルなどの
高層ビルを見つければ、方角がどちらかすぐにわかる。
ただ上り線用、下り線用の入り口とかがあるから、それだけは注意かな?
この日見たミュージカルは、定番のオペラ座の怪人。
映画やテレビで何度か見てる母でもこれなら英語がわからなくてもストーリーは理解できるし、
なににしろ舞台装置が素晴らしい。
豪華な劇場の内装、細かい仕掛け、全てにおいて評価も高いし、
何しろブロードウェイでもロングランの定番ミュージカル。
夜8時開演のミュージカルに備えて、早めにホテルでタクシーを呼んでもらうが、
毎度のNYCの交通渋滞&ミュージカルの時間ってことで呼んだタクシーが全く来ない。
◆ 駆け足のアメリカ東海岸(Oct. 2008)
USA - NYC
グルメ
99m. NYC行ったからにはGrand Central Oyster Bar
木曜日, 10月 16, 2008Coyote今回のNYC訪問はある意味、母の憧れのNY、夢をかなえようツアーである。
この日の夕飯も、ミュージカルがこの後あるために少し早目に軽い食事をということにした。
Grand Central Oyster Barは今は品川にも丸の内にもあるが、
地方に住んでいる母はそのどちらにも行ったことはないし、NYCのこのお店は
以前テレビでやったのを見たときからの憧れの様子。
なんたって私と同様、母もカキ好き!
映画「オータム・イン・ニューヨーク」で見た、公園の紅葉、5番街でのショッピング・・・
ということで、57th Stのスタインウェイまで来たことなので、とりあえずセントラルパークまで・・・
プラザ前のセントラルパークの入り口に入ったとたん「紅葉はないわね~。じゃあいいわ!」と簡単に諦める。
スタインウェイ・アンド・サンズ のピアノといえば、世界最高峰のピアノとも言われ、
ニューヨークで設立されたメーカー。
1台のピアノの作成には丸1年、高級木材を使い、ピアノ完成までに300人の
職人の手が加わるとまで言われるピアノ。
高級メーカーのピアノといわれるだけあって、グランドピアノ1台のお値段も1000万は
くだらないとまでいわれるほど。
日本ではヤマハだカワイという日本ブランドのピアノが手ごろな価格で手に入るが、
プロからはベヒシュタイン、ベーゼルドルファーに並んでスタインウェイが好まれる。
力強い音、華やかな音色、そして響き・・・
私もそのことを後に知ったのだが、偶然にもそれを自分の目で見ることができた。
前回の記事で書いたように、私たちが観光クルーズに出発したとき、
隣の桟橋にCarnival Miracleが係留されていたのだが、観光クルーズの途中で、
キュナード社のクイーンメリー2が入港。
隣の桟橋にCarnival Miracleが係留されていたのだが、観光クルーズの途中で、
キュナード社のクイーンメリー2が入港。
こちらはマンハッタンのクルーズポートではなく、ブルックリンのポートに
係留されたのではないだろうか?
また観光クルーズから戻ると
カーニバルのミラクルの隣に、キュナード社のクイーン・エリザベス2が係留されているではないか!!
QE2は1969年就航し、この2008年で引退。
そしてこの日がアメリカに寄港する最後の日だったのだ。
しかも会場では、姉妹船の QM2とQE2が一緒になるという場面もあったそう。
これに居合わせられなかったのは残念ではあったが、20世紀後半を代表する
クリーン・エリザベス2を最後に見れたのは感激。
1989年、横浜の今のみなとみらいで横浜博が開かれた際、
大桟橋に停泊しホテルシップとして利用されていたQE2。
この船と(格が全く違うが)山下公園にある氷川丸を見て、客船に興味をもった私。
だからQE2は私個人にとっても思い入れがある船。(乗ったことはないけれど)
大げさではあるけれど、こんなクルーズ業界では歴史的な機会に偶然にも遭遇できたのは大幸運。
観光クルーズを終えて、野次馬根性でクルーズターミナル方面へ足を伸ばした。
ちょうど乗客たちが下船をするところだった。
キュナードとカーニバル、それぞれの船から降りる乗客、あまりにも客層が違うのに驚いたけれど・・・
3時間でマンハッタン島を1周するクルーズ、2時間でミッドタウンまでのマンハッタン島を
往復するクルーズ、75分で自由の女神周辺までを往復するクルーズの種類がある。
事前にネットで、3時間のフルコースを予約した。
外側からマンハッタンを見るのは初めてで、母だけでなく私も楽しみにしていた観光クルーズ。
NYC1日目は、マンハッタンを1周する観光クルーズ船に乗ろうということになった。
本当は「自由の女神が見たい」という母の要望があったのだが、911の後、
自由の女神まで行く船のセキュリティー、そして女神に入る際のセキュリティーに
すごく時間がかかった上に、それだけ時間をかけても自由の女神とエリス島の
移民博物館ぐらいしか見るものがない。
LGAからはタクシーでホテルへ直行。
宿泊ホテルが決めるとネットでホテルの画像や評判などをチェックするが、
やはり着くまではどんなホテルだろうと期待に胸が膨らむ。
今回のホテルはミッドタウンにある Omni Berkshire Place。
Trip Advisorでの評判もまずまず、一応4星ホテル。
宿泊ホテルが決めるとネットでホテルの画像や評判などをチェックするが、
やはり着くまではどんなホテルだろうと期待に胸が膨らむ。
今回のホテルはミッドタウンにある Omni Berkshire Place。
Trip Advisorでの評判もまずまず、一応4星ホテル。
DCA19:20発、LGA20:40着のAA4794便だ。
DCへは1泊しかできず、観光する時間もなかったため、2日目を思う存分観光に当てたかったのと、
もしかしたらNYの夜景を空から見られるんじゃないか・・・そんな期待も寄せて。
私が今回DCへ行ったら一番行きたかったところはこちらの博物館。
博物館と言っても、DCにある超有名なスミソニアン系の有名なところなんかではないけれど、
ちょっと変わった博物館でニュースというかメディアを扱った博物館。
その名もNewsとMuseumをもじって Newseum
何とかDCの主要ポイントを散策・・・というより、車窓から眺めただけだけど、
なんとかまだ時間も間に合いそうだ。
19:30の飛行機なら18時ごろに空港に着くようにすれば大丈夫だろう。
あまりにも急いで観光を優先して、ランチをすることすら忘れていた私達。
まだ時間は14時。すこし遅めだけどとりあえずランチをすることに・・・
トロリーは、人がたくさん乗ってなければ、殆どの人が右サイドのシートを選ぶ。
右側通行のアメリカなら、右側のほうが写真をとるのに対向車の障害物が少ない。
そしていつも風景ばかり写真を撮る私は、必ず窓側。
母は記念撮影と称し、殆ど自分を一緒に入れた風景写真。
結局は母のカメラでも私が写すことになるんだけど・・・
まずはモールの南に位置するトーマス・ジェファソン記念館。
第3代大統領が中に堂々と建ちかまえている。
「人は生まれながらにして平等であり、神より生命、自由、幸福の追求という侵しがたい権利を与えている」
そう唱えた彼の文言は1776年7月4日の独立宣言に盛り込まれた思想であるが、彼の思想はその後のアメリカでどれだけの人が尊重し、それを信じているのであろう。 この思想が忠実に受け継がれることを願いたい。
母にとっては初めてのワシントンDC。
しかし私たちはこの日19:30の飛行機でNYCに発たなければならない。
あまり時間がないということで、この日は駆け足で観光するために、
上記のOld Town Trolley Toursというバスツアーに参加することにした。
このバスは、DCの名所を巡回しているバスで、何度でもどのラインでも乗り降り自由。
以前私はツアーモービルという2両連結の同様の巡回バスを利用したので、
今回は別のものを。
こちらのバスはDC中心部の主要箇所だけでなく、ジョージタウンもツアーに含まれているのが利点。
Capitol Hillsまで治安に注意しながらお出かけしたところ、警察官も多いし、
ジョギングや散歩している人も結構いて、人通りがあるところを中心にちょっとだけウロウロ。
ライトアップされたそれぞれの建物がとっても綺麗。
夜の暗闇に浮かび上がる白亜の国会議事堂や重厚感あるそれぞれの建物。
ニュースとかでみた風景そのまま。
Maasdamを午前中に降りて、午後3時の飛行機でマイアミを出発、
ワシントンDCに着いたのは17:30ごろだった。
この日は、DCで何かがあったのか、中心部の高級ホテルはほぼ満室。
中級ホテルでもそれなりの価格。
こうなったら1泊しないしどのホテルでもいいや、といつものプライスラインで
とりあえず利便性だけを考え中心部のホテルをさがすことにした。
こちらのブログは
ニューイングランド紅葉ドライブ
アメリカ東海岸クルーズ
の続きとなっています。
Maasdamを名残惜しく下船した後は、港近くのホテルのHertzの事務所へ車を借りに行く。
港から近いから便利と思いきや、ホテルにある事務所。必要なければスタッフはおらず・・・
私が到着したときには、私の車を空港から持って来る途中だという。
だったら初めから空港で車を借りればよかったと後悔。
借りた車は MazdaのTribute。借りるのは1日、Maiamiの空港まで行くためのレンタル。
2008年10月4日から14日まで、カナダのモントリオールからフロリダのフォートローダデールまで、
Holland America Line のms. Maasdam で北米大陸東海岸縦断クルーズをまとめました。
なおこちらのブログはニューイングランド・紅葉ドライブクルーズ の続きとなっております。
宜しければ、そちらもご覧ください。
Holland America Line のms. Maasdam で北米大陸東海岸縦断クルーズをまとめました。
なおこちらのブログはニューイングランド・紅葉ドライブクルーズ の続きとなっております。
宜しければ、そちらもご覧ください。
11日間のクルーズを終えていよいよ下船。
朝起きると船はすでにフォートローダーデールのポートエバーグレイズに着いていた。
デッキに出て外を眺めてもなんだか一気に現実に引き戻されてしまうようで寂しくなってしまう。
長いようであっという間に過ぎてしまった11日間。
初めてのクルーズは大成功、すっかりクルーズに魅了されてしまった。
クルーズ最後の夕食はスペシャル・ディナー「マスター・シェフズ・ディナー」。
この日は特別メニューに加えて、ダイニングがショーの会場に早変わり!
クルー達はサーバーからエンターテイナーになってゲストをおもてなし。
紙で作られたコックの帽子にメニューが挟まれたものがそれぞれのテーブルに置かれている。
夜の11時からプールサイドでデザートパーティーが開かれる。
その名もDessert Extravaganza プールサイドがたくさんのデザートで飾り付けられ
夜のプールサイドが華やかになる時間。
ゲストはそんな美しく飾られたデザートを写真におさめようとカメラを持って集まってくる。
クルーズでは毎晩シアターでショーを楽しむことができる。
ダンスや音楽、コメディーショーやマジックショーなど様々なエンターテイメントが企画されている。
食事が2部制になっているために、その時間に合わせてショーも2回公演。
食事が終わるとダイニングからそのままシアターへ・・・というのが私の定番コースになってしまった。
ホランドアメリカの船では毎日午後3時からダイニングルームでアフタヌーンティーというか
ハイ・ティーが楽しめる。
スコーンやら一口サイズのケーキ、あるいはカナッペのようなものと一緒に
コーヒーや紅茶を頂く。
リドでもお茶やコーヒーはいつでも楽しめるけれど、ダイニングルームでこうやってちょっと
あらたまって頂くのも気分転換にいいかな?
ハリファックスを出航した後は、フロリダまで一気に南下です。
ここから3日間の洋上生活。
海が大好きな私はこの3日間が待ち遠しくて・・・(笑)
3日間も船の中にいて退屈しないか??
誰もが考えることだと思うけれど、クルーズでは退屈するなんてありえないのです!!
ロブスターでお腹がいっぱいになった私達はバーハーバーのダウンタウンへ・・・
バーハーバーはとても小さな町で、ロブスターを頂いた場所もダウンタウンのはずれ。
港はダウンタウンの目の前という、ちょっと散策するにはちょうど良い場所。
メイン州といえばロブスター!
ここに来たら絶対にロブスターを食べようと勇んでいた私。
アカディア国立公園のドライブの後、ツアーにはロブスターのランチが付いていた。
正直ツアーで大人数が入るようなレストランでのロブスターに期待はしていなかったものの
バスを降りて案内された先は・・・
バーハーバーで参加したツアーは「アカディア国立公園」バーハーバーのあるメイン州は、大西洋岸に面した場所にある。そしてアカディア国立公園はバーハーバーがある大西洋沖のマウント・デザート島にある国立公園。森と小さな湖、そして海に囲まれた公園で、この時期は紅葉も楽しめるともあって
クルーズでも評判のツアー。
クルーズ7日目の寄港地はアメリカ・メイン州のバーハーバー。モントリオールを出発して早くも1週間を船で過ごし、いよいよクルーズはカナダからアメリカへ入国することになる。
バーハーバーは、港が小さいためにクルーズ船は沖止め。陸にはテンダーボート(小型連絡船)で行くことになる。クルーズ客1000人近くがボートで陸に渡るために下船には少し時間がかかる。(こんな時、もっと大きな船だったら相当な時間がかかるんだろうなぁ)
ハリファックスを出航する時間になり、母はまだ眠っているようだったため出航を見ようとデッキに出てみました。出航時間ギリギリに走ってくるゲストやクルー達を
デッキからゲスト達が
「置いてくぞ~~」
などと冷やかしています(笑)そしてボーディングゲートが外されます。
出航まではまだまだ時間があったものの、母の体調もイマイチなので
大事をとって船に戻ることにした。
ちょっと寒いけれど、港沿いがデッキを敷いた遊歩道になっていたので、
海岸線を歩いてみると花壇の中にこんなものを発見!
ペイントされたロブスター!
なんだか可愛いのか、気持ち悪いのか紙一重みたいな感じのロブスターだけどね。
ハリファックスの街を見渡せる丘に建てられた要塞がハファックス・シタデル。
ケープブレトンやケベックから攻め込むフランス軍に対抗するためにイギリス軍の
海外海軍基地として建てられたもの。
大英帝国がもつ4つの主要な海外海軍基地のうちのひとつであった。
現在の要塞は米国からの攻撃に対応する目的で設立され、シタデルの星形施設を構築するため
28年がかかったと言われているが、現在に至るまでこの要塞は一度も戦いには使われていないとか。
ハリファックスの港からダウンタウンを抜け時計台のある丘の上には
街の四方を見渡せる要塞がある。これがハリファックス・シタデル。
前日に寄港したシドニー近郊にある、ルイスバーグ砦とケベックから攻め込むフランス軍に
対抗するために、イギリスが軍事基地として1749年に建てたもの。
現在の城塞は、1956年にアメリカ軍からの攻撃に備えて完成したものと言われている。
ハリファックスは港の直ぐそばに丘があり、港に向けて緩やかなスロープで繋がっている。
タイタニックの展示物があった海洋博物館から、のんびり散歩がてらに丘の上を目指す・・・。
港から丘の間がノバスコシア州の州都ハリファックスの街の中心部。
街は結構こじんまりした感じだが、重厚感ある建築物が目立ち歴史を感じる。
まず向かった先は、港から歩いて15分ほどのところにある「大西洋海洋博物館」
海洋史に関する展示物があるMaritime Museum。海が大好きな私は
結構この手の博物館が好きで、以前西オーストラリアに行ったときにも
独りでかなりの時間をフリーマントルのMaritime Museumで過ごしたことがある。
クルーズ6日目はカナダのノバスコシア州ハリファックスへ寄港。
当初、ハリファックスではレンタカーを借りてドライブをする予定だったけれど、
前日から母が体調を崩しかけたためにレンタカーをキャンセルし、
母の体調を見ながら行動することにした。
(レンタカーは直接レンタカー会社に予約していたため、直前までネットからキャンセルが可能)
とりあえず朝食を取るためにいつものように最上階のバフェに行き、
朝食後ものんびり外を見ながらコーヒーを飲み新聞を読んでいた。