モントリオールの町の中でもフランス色が強いエリアに行ってみた。
街の中心であるモンロワイヤル公園の東に位置するPlateau Mont-Royal
(プラトー・モン・ロワイヤル地区)はフランス語圏のエリア。
世界の「住んでみたい街」のベスト3にも選ばれた地区でもある。
メインストリートにはお洒落なカフェやブティックなどが軒を連ね、
一本中に入ると独特の様式の住宅が・・・この辺りはモントリオールの典型的な下町だとか。
通りの名前も全てフランス語で、読み方も発音もわからないけど・・・
地下鉄の Sherbrooke 駅を出るとすぐ目の前に広がるサン・ルイ広場(SQ St. Louis)
公園の周辺は閑静な住宅街。
こんなビクトリアンハウスも・・・
モントリオールに行く前に友人から渡されたTo Do ListならぬTo Eat List。
その中のひとつに Poutine(プティン)というものがあった。
「どこでプティンが食べられるの?」
友人に聞いても
「どこでも食べられる」
との答え・・・
で、Old Montreal(旧市街)を歩いていたらPoutineの文字を掲げたカフェを見つけて飛び込む。
モントリオールの旧市街 Old Montreal の旧港 Old Port に面した場所にある
Notre-Dame-de-Bon-Secours Chapel (ノートルダム・ド・ボンスクール教会)。
1771年に建てられたこの教会はモントリオール最古の教会。
1665年にフランスから渡って来た最初の宣教師マルグリット・ブルジョワ
(St.Marguerite Bourgeoys)は、入植地であるモントリオールに教会を作ろうと入植者を集めた。
1773年にフランスから木製のマリア像を持ち帰り、1678年に教会が完成するが、
その教会は1754年に焼失していまったという。しかしマリア像だけは何とか無事だった。
フランス語で私達の貴婦人という意味の Notre-Dame(ノートルダム)は聖母マリアを差し、
ノートルダムを冠した教会堂は世界各地のフランス語圏の都市に建てられてきた。
その中のひとつがモントリオールの旧市街にある。
こちらの聖堂はカナダ・ケベック出身の歌姫・Celine Dion(セリーヌ・ディオン)が
結婚式を挙げたところとしても知られている。
モントリオールは1942年からフランス人の入植が始まり、毛皮の交易で栄えた場所である。
街の南を流れるセントローレンス川、その川沿いにあるOld Port(旧港)付近は
Old Montreal(旧市街)と呼ばれるエリア。
1642年からフランス人の入植が始まり、1760年にイギリス軍に占領されるまでは
フランス領だった名残なのか、この旧市街エリアは中世ヨーロッパを想像させるような街並み・・・
現在モントリオールの街の中心はダウンタウンに移っているが、
オールド・モントリオールと言われるこの旧市街はモントリオール発祥の地。
カナダのケベック州モントリオールは冬場になると氷点下30度にまで
下がる日があるような寒い土地。こんな寒い土地、
モントリオールには街には巨大な地下街が存在する。
全長32キロにも及ぶこの地下道、総面積は12平方キロ。
面積だけなら世界一というこの地下街はまさに地下都市。