ケベックシティは中世のヨーロッパの雰囲気を色濃く残す旧市街地と、
近代的な建物が立ち並ぶ新市街地に分かれ、さらに旧市街地は、
セント・ローレンス川の川沿いのローワータウン、丘の上の城塞に囲まれたエリアの
アッパータウンに分けられている。
この街をCaleches(カレーシュ)と呼ばれる馬車が観光客を乗せて走る姿は
街の雰囲気に溶け込み、一瞬タイムスリップしたかのようにさえ思える。
城塞に囲まれた旧市街、城塞の出入り口となる門があちこちにある。
こちらはPrte St Jean(サン・ジャン門)。
フランス文化が色濃く残るケベックシティ。
街角でクレープショップを見つけたのでちょっと休憩。
日曜日ともあってか、街のレストランやカフェはお昼ちょっと前のこの時間。
ブランチを楽しむ方でどこも賑わっていた。
友人からフランス文化が残るケベックシティには美味しいクレープ屋さんがいくつもあると
聞いていたために、休憩がてらクレープを食べようとお店に向かう。
いくつかのお店のリストをもらっており、そのひとつの店に行ってみるとすごい行列。
その行列振りからきっと人気のお店、美味しいお店に違いないと思ったが、
その先にある別のお店に足をはこんでみた。
Au Petit Coin Breton
1029 St-Jean St
Quebec, QC G1R 1R9
+1 418 694 0758
Open Hours
11a-9p Mon-Fri
9a-11p Sat
9a-9p Sun
ケベックシティは北米唯一の城塞都市。
世界遺産にも登録されている。船から見えた丘を囲むようにできている城壁。
その城壁の中が旧市街のアッパータウン、下がローワータウン。
ケベックという言葉は「狭い水路」というネイティブ・カナディアンの言葉通り、
街を流れるセント・ローレンス川の川幅が狭くなる場所に位置している。
まずは港から歩いてPlace Royal(ロワイヤル広場)。
フランス人探検家のSamuel Champlain(サミュエル・シャンプラン)が1608年に
植民地住居を建てたケベックシティ発祥の地。
クルーズ初日の夜はディナーの後に少しだけショッピング。
初日はHolland AmericaやMaasdamのロゴ入りグッズが75%オフってことで、
ゲストはこぞってギフトショップに!私も母とアレコレ買い物。
その後は無事にクルーズがスタートしたことでホッとしたのか、部屋に戻って就寝。
船はセント・ローレンス川をゆっくりと大西洋に向かって航行。
まだリバー・クルーズということで、揺れも殆ど感じられず船に乗っていることを忘れてしまうくらい。
心地よい揺れが安眠を促す。
翌朝、6時前に目を覚まし外の風景はどんなものだろうとガバッと威勢よくカーテンを開けてみると
船がちょうど港に着艇するときで、船底キャビンの私は桟橋で
船の着艇のために働いているオジサンとご対面(笑)
ちょうどお部屋の位置と桟橋の高さがほぼ同じ~~(苦笑)
ここは初めの寄港地、ケベックシティ!
目の前に街の象徴ともいえるフランスの古城をイメージするようなホテル
Fairmont Le Chateau Frontenac(フェアモント・ル・シャトー・フロントナック)が聳え立つ!
(図はクリックで大きくなります)
ローワープロムナードはスタンダード・キャビンのフロア。
キャビンの広さはどの部屋もほぼ同じ。ただ部屋の配置によって、
窓があっても障害物があったり、窓付きのキャビンでもバスタブがなかったり、
少し広めのお部屋はソファがベッドになったり、あるいは2段ベッドもあって
4人使用が可能だったりもします。
また車椅子の人でも使用しやすいように広めに設計、そしてバリアフリーのお部屋などもあります。
そしてこちらのフロアで紹介したいのはこちら・・・
客室をぐるっと取り囲むのはデッキ。
寒いエリアの航行中でもデッキチェアに置かれたブランケットを羽織って寛いだり、
船が南下するにつれ日光浴をする人も増えてきます。
(図はクリックで大きくなります)
7階に位置するプロムナードデッキ、こちらも8階のアッパー・プロムナードと同様に
共有施設が揃っているフロア。こちらは大小様々な大きさのお部屋があり、
船内でのイベントの会場として利用されたりする。
吹き抜けのアトリウムのそばにはレセプション。ホテルのフロントの役割。
日本語が通じなくても、片言の英語でも丁寧に対応してくれます。
ちょっとでも不安があればフロントに出向いて確認を取れば安心。
フロント横には寄港地で催行されるツアーデスクなどがあります。