フニキュレールでローワータウンに戻り、しばし周辺を散策。
セント・ローレンス川沿いの崖下に広がるこの辺りはQuaritier du Petit Chanmplain
(プチ・シャンプラン地区)と呼ばれており、北米で最も古い繁華街。
17世紀後半には既に交易所や貴族の屋敷が立ち並ぶ港を形成していたという。
この写真の奥に見えるフニキュレールの下の駅はミシシッピ川を発見した
Louis Jullietの1683年に建てられた家を改装したものだとか・・・
そんな伝統ある街並みをしばらく散策してみる。
午後のプチ・シャンプランはすっかり観光客で賑わっていた。
メインの通りにはお土産屋さんがたくさん並び、ちょっと外れた道に入ると、
ギャラリーやブティック、そしてちょっとセンスあるお洒落なレストランもちらほら・・・
ケベックシティの崖上にあるアッパータウンと崖下のローワータウンを結ぶのが
Funiculaire(フニキュレール)と呼ばれるトラム。
写真のように45度の急傾斜を往復。
1879年の開業当初は水圧式のケーブルカーだったという。
1907年に電気式に変えられたものの、1945年に火災によって損壊、
翌年の1946年に再構築された。その後、何度か修繕工事を行い現在に至るそう。
長さは64m、高さは59m。観光客にとっての足になるだけでなく、
ここからの港とローワータウンの眺望が人気でもある。
45度の傾斜、実際に乗ってみると見た目よりもかなりの急斜面に感じる。
満員のケーブルカーも、この傾斜の写真を撮ろうと皆が大きな窓にへばりつく(笑)
ケベックシティは中世のヨーロッパの雰囲気を色濃く残す旧市街地と、
近代的な建物が立ち並ぶ新市街地に分かれ、さらに旧市街地は、
セント・ローレンス川の川沿いのローワータウン、丘の上の城塞に囲まれたエリアの
アッパータウンに分けられている。
この街をCaleches(カレーシュ)と呼ばれる馬車が観光客を乗せて走る姿は
街の雰囲気に溶け込み、一瞬タイムスリップしたかのようにさえ思える。
城塞に囲まれた旧市街、城塞の出入り口となる門があちこちにある。
こちらはPrte St Jean(サン・ジャン門)。
フランス文化が色濃く残るケベックシティ。
街角でクレープショップを見つけたのでちょっと休憩。
日曜日ともあってか、街のレストランやカフェはお昼ちょっと前のこの時間。
ブランチを楽しむ方でどこも賑わっていた。
友人からフランス文化が残るケベックシティには美味しいクレープ屋さんがいくつもあると
聞いていたために、休憩がてらクレープを食べようとお店に向かう。
いくつかのお店のリストをもらっており、そのひとつの店に行ってみるとすごい行列。
その行列振りからきっと人気のお店、美味しいお店に違いないと思ったが、
その先にある別のお店に足をはこんでみた。
Au Petit Coin Breton
1029 St-Jean St
Quebec, QC G1R 1R9
+1 418 694 0758
Open Hours
11a-9p Mon-Fri
9a-11p Sat
9a-9p Sun
ケベックシティは北米唯一の城塞都市。
世界遺産にも登録されている。船から見えた丘を囲むようにできている城壁。
その城壁の中が旧市街のアッパータウン、下がローワータウン。
ケベックという言葉は「狭い水路」というネイティブ・カナディアンの言葉通り、
街を流れるセント・ローレンス川の川幅が狭くなる場所に位置している。
まずは港から歩いてPlace Royal(ロワイヤル広場)。
フランス人探検家のSamuel Champlain(サミュエル・シャンプラン)が1608年に
植民地住居を建てたケベックシティ発祥の地。
クルーズ初日の夜はディナーの後に少しだけショッピング。
初日はHolland AmericaやMaasdamのロゴ入りグッズが75%オフってことで、
ゲストはこぞってギフトショップに!私も母とアレコレ買い物。
その後は無事にクルーズがスタートしたことでホッとしたのか、部屋に戻って就寝。
船はセント・ローレンス川をゆっくりと大西洋に向かって航行。
まだリバー・クルーズということで、揺れも殆ど感じられず船に乗っていることを忘れてしまうくらい。
心地よい揺れが安眠を促す。
翌朝、6時前に目を覚まし外の風景はどんなものだろうとガバッと威勢よくカーテンを開けてみると
船がちょうど港に着艇するときで、船底キャビンの私は桟橋で
船の着艇のために働いているオジサンとご対面(笑)
ちょうどお部屋の位置と桟橋の高さがほぼ同じ~~(苦笑)
ここは初めの寄港地、ケベックシティ!
目の前に街の象徴ともいえるフランスの古城をイメージするようなホテル
Fairmont Le Chateau Frontenac(フェアモント・ル・シャトー・フロントナック)が聳え立つ!