チャンチャン遺跡を見学後、お腹も空いてきたということでドライバーにお願いして、
地元の美味しいシーフードを食べさせてくれるところに連れて行ってくれるようお願いする。
辞書片手に片言でなんとか伝えると、ドライバーは海沿いの町、ワンチャコへ車を走らせた。
「ゴージャスなレストランじゃなくて、ローカルのレストランがいい」
とこれまた何とか伝えてみると、おじさんは海に面したレストランに案内してくれた。
太陽のワカ・月のワカを後にした私たちが次に向かったのは、ユネスコの世界文化遺産にも
登録されているチャンチャン遺跡。
こちらは太陽のワカ・月のワカのモチェ王国の時代の後、インカ帝国の時代の前の
850年頃から1470年頃まで栄えたチムー王国の時代の遺跡。
この遺跡があるチャンチャンは南米最大の古代都市といわれ、当時人口は3万人もいたとされる。
残されているこの遺跡も20k㎡にまで広がっているが、Palacio Tschudi(チュディ宮殿)のみが
開放され見学できる。
11月13日クルーズ14日目、船はペルー北部の町、トルヒーリョに寄航。
この周辺にはプレ・インカ時代の遺跡が点在しており、船のツアーではそれぞれの
遺跡訪問ツアーが企画されていたが、言葉に不安があるコヨーテ・ファミリーは
ガイド付きのツアーには参加せず、マイペースで観光ができるようにと
タクシーをチャーターすることにした。
船を降りるとここでもたくさんのタクシーが客待ちをしている。
今回のクルーズで何回かタクシーをチャーターしているうちに、直感的に
ドライバーを選ぶ術が身についたのか、たまたま運が良かっただけなのかわからないが、
この日も直感的にドライバーを選び観光をお願いする。
11月12日、クルーズ13日目は終日航海日。
この日のドレスコードはフォーマル。
毎朝届けられるDaily Programにはその日のドレスコード、船内の案内、
イベントのスケジュールのほか、トップページにはちょっとした記事が載っており、
寄港地による際はその土地の情報、航海日には船の主要スタッフ
(キャプテン・ホテルマネージャー・クルーズディレクター・コック長など)の
プロフィールなどが紹介されている。
この日のトップページには「Black & White Officers Ball」と題する記事が載っていた。
クルーズでは有料のスペシャリティ・レストランに行かない限り、どこで食事をしても、
どれだけ食べても料金は全てクルーズ料金に含まれている。
私のように食いしん坊で大食漢には最高♪
ディナーでは毎晩決まったテーブルで、決まったウェイターが担当してくれるために、
彼らも徐々にこちらの好みを把握してくれるようになり、メニュー選びでも
いろいろアドバイスをしてくれる。
クルーズ中、船内新聞で時々見つける Single & Solo Meeting の告知。
勝手に「お見合いパーティー」だと思い込んでいたのだが、
Single & Solo Meeting とは Single(独身者)及び Solo(独り旅)の人たちの
交流のための集まりだとか。