朝方小雨がパラついていたオスロの町も、私が船を降りるころには雨も止んでいた。
年配の乗客が多いホーランドアメリカでは、朝一番から動き出す人はツアー参加程度で
比較的みなゆっくりのんびり行動する人が多い。
私達も10時過ぎになって下船した。
シャトルバスはかなり頻繁にでているものの、10時過ぎでこのにぎわい(笑)
シャトルバスはアーケジュフース城の城壁下に止まった。
ここにはギフトショップが並び、裏にはMSCの船が留まっている。
街には観光地を回り乗り降り自由のHop on Hop offのバスが走り、
シャトルを降りたところでもチケットの販売をしていたが、座ることに支障をきたす私は
歩いて街の中心街を散策することにした。
いよいよクルーズは最終寄港地のノルウェー・オスロにまで到達。
1週間のクルーズ、ただでさえ短いクルーズなのに、その殆どを体調不良で過ごした私。
この日係留する桟橋は市街地から少し離れた場所。市の中心部に近い港には
MSCの船が留まっている。
その市の中心部までは港から無料のシャトルバスが出るという。
なんとしてもこの日は下船して観光するぞ~!と決めていた。
朝起きると熱はほぼ微熱に下がっていた。
前日のマッサージのお蔭で体の痛みがすっかり消えている。
寄港地観光を早めに終え部屋に戻って部屋で休んでいると、ドアをノックする音が・・・
「デリバリーです」
とやってきたルームサービスのクルーが手にしていたのは写真のチョコレート。
そして添えられていたカードを見ると・・・
クルーズ5日目、3つ目の寄港地はデンマークのスケーエン(Skagen:英語だとスカーゲン)。前日にたくさん汗をかいたおかげか、朝起きると体が軽い。熱も下がった様子。念のためにメディカルセンターへ行って熱だけ計ってもらうとまだ37.8度ある。
「熱は大分下がったけどまだ無理しちゃだめよ。」
ナースから一言。
スケーエンでは船は沖留めで陸へはテンダーボートで向かう。
この日、テンダーに乗る際には一度オーシャンバーに行って番号札をもらい、番号を呼ばれた人からギャングウェイに向かいテンダーに乗るようにとの指示。
まだ熱はあるけれど、ちょっとだけ下船して街を散策することにした。
一夜明けたコペンハーゲン。
歴史的建築物の保存とそれらに調和させる町並みを義務付けられているコペンハーゲン、
高層ビルもほとんどなく、市街地から少し離れた港からもそんなコペンハーゲンの
町並を少しだけ感じ取ることができる。
16:00にヘルシンボリを出航し、Ryndamはコペンハーゲンへ。
コペンハーゲンの港にはSeven Seas Voygerが!オールスイートのラグジュアリー客船。
私のような庶民じゃ、とても乗る機会なんてないだろうなぁ~。