この日は、LAからちょと離れたところに住んでいるD君の家にお邪魔。
D君はひょんなきっかけで知り合ったIT関係の社長をする若き実業家。
「部屋があまっているからLAに来るときはホテル代ももったいないし、泊まりにおいで!」
という言葉に甘えて、何度かお邪魔をしたが、なにせLAから遠くてちょっと不便。
だからD君に会いに行くときだけお邪魔させてもらっていた。
当時35歳のD君、景気が悪くなって以前住んでいた家を売って、郊外にこの家を買ったとか。
国内とはいえ、大陸横断となると結構時間がかかるもんだね~。
フライトの前日に携帯にText Messageが入り、
ファーストクラスへのUpgradeがされた旨を伝えられた。ラッキー!
Upgradeといっても、無償アップグレードってワケでなく、
アメリカンのマイレージプログラムに登録していると、Upgrade用のポイントというのが
飛行距離に合わせて貯まるようになり、それを使ってUpgradeのリクエストに使用できるというもの。
何年ぶりかの4月の雪だと朝からニュースでやっていた。どおりで寒いと思ったよ。
雪と言っても、朝はみぞれ混じり、昼ごろに結構振ったみたいだけど
午後にはみぞれに変わっていて、それほど交通機関等には影響がなかった。
この日は仕事がらみでいつもお世話になっている人へのご挨拶と、
NYCに行くついでにウチの部署のNYのマネージャーに
ちょっと仕事の相談をする約束になっていた。
NYのオフィスに来るのは初めて。
でも通常通り会社のバッジさえ見せれば、セキュリティーも問題なく通過。
夜8時の電車に乗ってNYに戻らなければならない私。
だけどどうしても行きたいレストランがあった。そこではカニが食べられる。
大の甲殻類好きの私にとって、以前テレビでやっていた、トンカチで割って食べるカニを
一度味わってみたかったのだ。
この日は友人と待ち合わせてこのお店へ。
食べるためには妥協もする私。観光も捨てがたかったけれど、こちらのカニも捨てがたい。
今回はカニの勝利ってことで、タクシーで店まで行く。
お店はちょっと中心部から離れたところ。
Washington, D.C. 20016
Restaurant: (202) 244 1882
お店は普通の住宅&商店街が並ぶようなところにある変哲もないお店。
恐る恐るお店に入ると、時間が早いせいか地元のオッチャンがカウンターでビールを飲んでいるだけ。
メニューを見て、カニを食べたいけれどどれくらいの量が適当かわからないから、と伝え適当にお任せする。そして生のオイスターと生のクラムをハーフずつ。
メニューを見て、カニを食べたいけれどどれくらいの量が適当かわからないから、と伝え適当にお任せする。そして生のオイスターと生のクラムをハーフずつ。
まず紙のエプロンを渡されます。
そしてドーンとこれだけのブルークラブがテーブルに・・・
溶かしバターや日本人にはお醤油までつけてくれます。
溶かしバターや日本人にはお醤油までつけてくれます。
モール界隈を簡単に回った私は今度はアーリントン墓地へ。
ここに来たかったのは、もちろん墓地をみてみたかったことと、もうひとつ、
ここがDCでなくバージニア州であることで、一応バージニア州に足を踏み入れたという
事実を作りたかった(笑)
ポトマック川を渡ってここへ来るには、Tourmobileでも別のラインへ乗換しなければならず、
またこのラインへの乗車は別料金となっており、私はこのライン込のチケットを購入していた。
ここからは少し小さめのバスに乗ってポトマック川を渡り墓地に向かう。
広さとしては全米で2番目というが、訪問者数としては全米一の墓地。
訪問者といっても、その殆どがこの墓地に埋葬されている人とは関係ないであろう観光客だと思うが・・・
この墓地に眠る人々の多くは独立戦争や、南北戦争、大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などで亡くなった兵士や、国の英雄だったりする。私に関係する人は誰一人としていない・・・
続いて向かったのはNational World War II Memorial(第二次大戦記念碑)。
真ん中の噴水に対して、南側が写真のようにPacific、北側はAtlantic、
そしてその間を埋める碑にはアメリカ各州の名前が刻まれている。
そして足元をみると、噴水の周りには大戦で激戦地となった土地名が刻まれている。
太平洋側では硫黄島やグアム、沖縄、ミッドウェイなど。
そしてこの記念碑とリンカーン記念館の間にはReflecting Poolが・・・
これらがほぼ一直線に並んでいる。
更にその向こうには白亜の国会議事堂が。。。 素晴らしい都市設計。
しかもワシントンDCでは、ワシントン記念碑よりも高い建物を作ってはならないという条例がある。
そのためどこからでもそびえ立つワシントン記念塔を拝むことができる。