◆ 駆け足のアメリカ東海岸(Oct. 2008)
USA - NYC
グルメ
99m. NYC行ったからにはGrand Central Oyster Bar
木曜日, 10月 16, 2008Coyote今回のNYC訪問はある意味、母の憧れのNY、夢をかなえようツアーである。
この日の夕飯も、ミュージカルがこの後あるために少し早目に軽い食事をということにした。
Grand Central Oyster Barは今は品川にも丸の内にもあるが、
地方に住んでいる母はそのどちらにも行ったことはないし、NYCのこのお店は
以前テレビでやったのを見たときからの憧れの様子。
なんたって私と同様、母もカキ好き!
映画「オータム・イン・ニューヨーク」で見た、公園の紅葉、5番街でのショッピング・・・
ということで、57th Stのスタインウェイまで来たことなので、とりあえずセントラルパークまで・・・
プラザ前のセントラルパークの入り口に入ったとたん「紅葉はないわね~。じゃあいいわ!」と簡単に諦める。
スタインウェイ・アンド・サンズ のピアノといえば、世界最高峰のピアノとも言われ、
ニューヨークで設立されたメーカー。
1台のピアノの作成には丸1年、高級木材を使い、ピアノ完成までに300人の
職人の手が加わるとまで言われるピアノ。
高級メーカーのピアノといわれるだけあって、グランドピアノ1台のお値段も1000万は
くだらないとまでいわれるほど。
日本ではヤマハだカワイという日本ブランドのピアノが手ごろな価格で手に入るが、
プロからはベヒシュタイン、ベーゼルドルファーに並んでスタインウェイが好まれる。
力強い音、華やかな音色、そして響き・・・
私もそのことを後に知ったのだが、偶然にもそれを自分の目で見ることができた。
前回の記事で書いたように、私たちが観光クルーズに出発したとき、
隣の桟橋にCarnival Miracleが係留されていたのだが、観光クルーズの途中で、
キュナード社のクイーンメリー2が入港。
隣の桟橋にCarnival Miracleが係留されていたのだが、観光クルーズの途中で、
キュナード社のクイーンメリー2が入港。
こちらはマンハッタンのクルーズポートではなく、ブルックリンのポートに
係留されたのではないだろうか?
また観光クルーズから戻ると
カーニバルのミラクルの隣に、キュナード社のクイーン・エリザベス2が係留されているではないか!!
QE2は1969年就航し、この2008年で引退。
そしてこの日がアメリカに寄港する最後の日だったのだ。
しかも会場では、姉妹船の QM2とQE2が一緒になるという場面もあったそう。
これに居合わせられなかったのは残念ではあったが、20世紀後半を代表する
クリーン・エリザベス2を最後に見れたのは感激。
1989年、横浜の今のみなとみらいで横浜博が開かれた際、
大桟橋に停泊しホテルシップとして利用されていたQE2。
この船と(格が全く違うが)山下公園にある氷川丸を見て、客船に興味をもった私。
だからQE2は私個人にとっても思い入れがある船。(乗ったことはないけれど)
大げさではあるけれど、こんなクルーズ業界では歴史的な機会に偶然にも遭遇できたのは大幸運。
観光クルーズを終えて、野次馬根性でクルーズターミナル方面へ足を伸ばした。
ちょうど乗客たちが下船をするところだった。
キュナードとカーニバル、それぞれの船から降りる乗客、あまりにも客層が違うのに驚いたけれど・・・
3時間でマンハッタン島を1周するクルーズ、2時間でミッドタウンまでのマンハッタン島を
往復するクルーズ、75分で自由の女神周辺までを往復するクルーズの種類がある。
事前にネットで、3時間のフルコースを予約した。
外側からマンハッタンを見るのは初めてで、母だけでなく私も楽しみにしていた観光クルーズ。
NYC1日目は、マンハッタンを1周する観光クルーズ船に乗ろうということになった。
本当は「自由の女神が見たい」という母の要望があったのだが、911の後、
自由の女神まで行く船のセキュリティー、そして女神に入る際のセキュリティーに
すごく時間がかかった上に、それだけ時間をかけても自由の女神とエリス島の
移民博物館ぐらいしか見るものがない。