ホーランドアメリカでは乗船日、リピーター向けにダイニングルームでも
ランチが用意されているが、言葉に不安がある母は、相席になる確率も高い上に
好きなものをチョコチョコ食べられるリドのほうが気楽でいいからと、
私たちはリドのプールサイドに向かった。
ホテルからのシャトルバスをターミナルのバゲージドロップエリア前で下り、
そのままターミナル内のチェックインカウンターへ向かう。スタッフのバッジには
それぞれ話せる言語の国旗のマークが。
英語&オランダ語、加えてドイツ語、フランス語の国旗がついているスタッフが多い。
まずチェックインカウンターに向かう前にHealth Check Reportを記入。
簡単な体調や既往症などに関する問診票だ。
旅行前からちょっと喉がいがらっぽいのが気になってはいたが、
特に悪化している様子もないから問診票に申告はせず・・・
前日早く寝てしまったために、朝食前にちょっとホテルの周りをお散歩!
ホテルはロッテルダムの中心部の対岸にあり、周囲が公園になっている。
正面に見えるのがユーロマスト。
ボートを漕ぐ姿のオブジェを見つけると、その向こうに船が・・・
もしかして私たちが乗るRyndamか?? とワクワクして更に先に進んでみると・・・
ホーランドアメリカの船が2隻、しかも船の右側の歴史ありそうな建物は
かつてのホーランドアメリカの本社ビル!
よーく見ると、手前に留まっている船がRyndam、そして奥に留まっているのが Rotterdam
更にそばに行けないかと思ったが
17:45、アムステルダムのスキポール空港に到着し、電車に乗って宿泊先のロッテルダムへ。
ロッテルダムの駅からタクシーに乗ってようやくホッとする。
初めてのヨーロッパ、荷物を持って電車での移動。
切符の買い方や電車の乗り方、下調べはしたといえどもわからないことだらけで緊張していたようだ(笑)
6月25日、成田空港に到着し、母がスーツケースを宅配便で送ったとのことで
宅配の受け取りカウンターへ向かう。
今回利用する航空会社はフィンランド航空。
アメリカン航空のマイレージを貯めている私、同じ One World系の航空会社でチケットを購入。
今年のクルーズは母とホーランドアメリカのRyndamでスカンジナビアへ。
昨年の夏に2週間の北欧クルーズを予約していたものの、私の仕事の都合でキャンセルし
今回はそのリベンジ。
本当は2週間のコースに参加したかったけれど、日程的に合わず
超魅力的なお値段で販売されていたこちらを選択。
今回の旅行のスケジュールは以下の通り。
フォートローダーデールの市内から車で30分以上もかかる郊外にあるリゾートホテル。
250 Racquet Club Road,
Weston, FL 33326
(954) 616-1234
なぜそんな遠い場所を選んだかというと・・・
Eurodamで東カリブのクルーズを終えた私たちは、まずクルーズターミナルから
空港まで巡回している無料シャトルに乗ってフォートローダデールの空港まで行った。
レンタカーを借りるためだった。
毎度おなじみのHertzに事前に予約を済ましておいたため、すぐに車の用意ができていた。
1泊、それも正味12時間も借りないとあって、大きい車が好きな私も
今回はミッドサイズの車を予約。
車の運転が好きというアメリカ在住の友人もミッドサイズぐらいなら乗りこなせるし・・・と。
クルーズ最終日は一番楽しみにしていたハーフムーンケイへの寄港。
ハーフムーンケイは1996年にホーランドアメリカが購入したプライベートアイランド。
現在はホーランドアメリカ始め、HALを所有するカーニバル傘下のクルーズ会社が
この島をクルーズの寄港地として利用している。
カリブに行ったらこの写真のように海岸で乗馬をするのが夢だった私。
人気のエクスカーションと聞き、クルーズ予約後すぐにエクスカーションの予約を入れ
楽しみにしていた。
買物を終えた私達。
これ以上お金を使わないためにもこの場にいてはいけない!
と、残りの時間を観光に費やすことにした。
海岸沿いに出ると観光ツアーの呼び込みがたくさんいる。
30分後にツアーが開始というバスを見つけ予約。
ツアーのバスは上の写真のような派手な塗装がされたサファリバス。
ドライバーがガイドも兼ねるのだ。
カリブ海クルーズといえばエメラルドグリーンの海と思うが、
アメリカ人にとってカリブ海クルーズには買い物も目的のひとつだったりする。
カリブ海に浮かぶ島の多くは、産業の発達と国際物流を促進するために作った制度、
タックス・ヘイブン(Tax Haven)が適応されているのだ。
タックス・ヘイブンとは課税が優遇されたり、免除されたりする仕組みで租税回避という意味。
前日にダイニングでの夕食をスキップした私達。
ダイニングテーブルに着くと、担当スチュワートたちやビバレッジ・マネージャーたちが
「昨日はどうしたの?待ってたのに~」
業務的な会話とはわかっていながらも、それぞれの客に応じた会話をしてくれるのは嬉しい。
3月9日、この日の寄港地はアメリカ自治領プエルトリコの首都サンファン。
年間700以上ものクルーズ船がやってくるとだけあって、クルーズ経験者には
馴染みのある寄港地かもしれない。
サンファンはスペイン領であったアメリカと本国スペインの中継地点として
大航海時代役割を果たしていた。
街のなかは16世紀から17世紀に建てられた建造物が多く、当時の影響を物語っている。
★Cruise - HAL/Eurodam (2010)
Turks and Caicos
08. Grand Turks, Turks & Caicos Island
月曜日, 3月 08, 2010Coyote
3月8日、初めての寄港地は Turks & Caicos Island にあるGrand Turks。
ここは2006年と2008年のハリケーンでダメージを受けたのち、
カーニバル・コーポレーションがクルーズ船専用のターミナルを作ったそう。
ということで、この港はカーニバル傘下のカーニバルやプリンセス、ホランドアメリカ等の
カリブ寄港地として利用されている。
パナマックスサイズ(パナマ運河を通過できる船の最大の大きさ)の船が
2隻係留することができる桟橋をあるいていくと
(写真がピンボケですみません)
クルーズ2日目はフォーマルデー。
いつものようにEarly Seatingが始まるころにサーマルスイートに向かおうとすると、
ディナーに向かう人たちとすれ違う。
共有スペースでは夕刻からはドレスコードに従わなければならない。
サーマルスイートには水着を下に来ていくために簡単な格好で行く。
なるべく共有スペースを通らないようにと、スパに一番近いエレベーターまで
客室の廊下を通るようにしている。
お昼を食べた後はデッキに出て読書。
海の風、匂い、波の音が心地よくいつしか居眠りを・・・
何もしないってことが本当に贅沢に感じる。
その後 Mixologyというイベントに参加。
カクテルについての講座とでもいうのか、カクテルの中身、作り方、そして試飲。
有料のイベントではあるが、友人と興味本位で参加。
3月7日、クルーズ2日目は航海日。
午前中はキッチンのギャレーツアーに参加。
さすがにEurodamのキッチンは広い!
この日のツアーは大盛況で、開始時刻の5分ほど前に行ったけど
参加者が列をなし階段を伝って上のフロアまで。
興味津々の奥様方は細かいところまでチェック!
さすがオランダの船、オランダのチーズが多い。
フルーツカービングをしているクルー。器用だなぁ~といつも感心。
前回のクルーズですっかりサーマルスイートが気に入った私は、
今回のクルーズでもクルーズパスを購入。
パスを購入するとIDにシールが貼られ、クルーズ期間内サーマルスイート利用し放題というワケ。
今回は同行した友人もということで、カップルチケットで割引。
確か一人$150前後だっただろうか。
(こちらは2010年3月の旅行記です)
仕事上ゴタゴタが続き、肉体的にも精神的にも疲れ切っていたこのころ。
思い切って一人でクルーズに行こうと、自分の誕生日を船上で過ごすことに・・・
特に行先にもこだわらず、船でまったりのんびりしたいのが一番の目的とし
比較的安く出ている東カリブを行先に決定。
2009年10月31日より11月19日まで、Holland America Line のms. Venndam にてアメリカ・サンディエゴからチリのサンティアゴまで3週間のクルーズ記です。
かなりの長編となっております。どうぞご了承ください。
サンティアゴまで120キロ、ちょっとしたドライブ。
周囲は畑や荒野が続く・・・
そのうちにブドウ畑が見えてきた。
さすがワインが有名なチリ!
このあたりはワイナリーが結構あるとか。
クルーズのオプショナルツアーにもワイナリー訪問がいくつかあった。
チリのワイン、ニューワールドのワインであるがその歴史は古く、
ヨーロッパ以外のワイン生産国の中では一番古くからワインが作られているそう。
バルパライソが庶民的な港町の一方、ビーニャ・デル・マルは洗練された雰囲気の街。
街に乱立するマンションもオシャレな感じ。
こちらは市営カジノ。
昼間から駐車場がいっぱい!
こちらはウルフ城。
海運、石炭貿易などで財を成したドイツ人のGustavo Wulffの邸宅だった場所。
海を一望できるこの丘は高級住宅地、高級別荘地となっている様子。
この城は現在は一般公開されている様子。
ガイドが「モアイ像を見せてやる」と案内してくれたのは
10月31日にサンディエゴを出発し、11月19日にチリのバルパライソに到着。
クルーズログによると5344マイル(8600キロ)の旅となった。
朝食を終えて下船、その後この日の23時の飛行機でアメリカのダラスへ。
チリのサンティアゴ空港からのアメリカやヨーロッパへの国際線は殆どが夜発の様子で、
バルパライソで下船した後、直接帰国する乗客たちの多くはツアーに入り時間をつぶす様子。
★Cruise - HAL/Veendam (2009)
エンターテイメント/芸術
グルメ
70.最後 の晩餐 Master Chef's Dinner
水曜日, 11月 18, 2009Coyoteクルーズ最後のディナーはMaster Chef's Dinner
Dinning Stewardsたちが歌って踊ってゲストを楽しませます。
お料理はホーランドアメリカのマスターシェフ Rudi SodaminによるSpecial Dinner。
このMaster Chef's Dinnerの模様をVideoにしてみたのでどうぞ!
Menu
サラダ:
ベビーーリーフやえのき、レタス等がきゅうりに刺さり、マスタードソースが添えられている。以前はきゅうりじゃなくてトマトだったような・・・
ちょっと遅めのランチを取り、街をブラブラしたが重たる場所を歩いたが、
購入したワインと瓶入りのピスコサワーが結構重く、タクシーを拾って船に戻ることにした。
タクシーを拾おうとするが港に入れるタクシー(市外で営業できるタクシー?)が限られており、
それらのタクシーは決められた場所に止まってると言われ、港まで行くタクシーを探す。
片言の英語をしゃべれる運転手を見つけ港まで・・・
遠くから船を見つけると写真を撮るように促され、その都度船を止めてくれる。
街に戻りアルマス広場周辺から観光。
この写真は大聖堂。1844年に建立。
マリア様が描かれたステンドグラス。
ショッピングストリートに行くと、観光客相手にレストランの呼び込みをする人たちがいっぱい。
お腹も空いてきたために客引きされたお店に行ってみる。
この写真のお店の裏側が中庭のようになっており、それを取り囲むように
2階がいろんなレストランが入っている。
街の中心部にあるアルマス広場前にタクシーが到着。
街はコロニアル調の建物が立ち並び、治安も比較的良さそう。
すぐそばに大きなショッピングセンターを発見し、最後の寄港地ということもあり
この日は買い物デーに!
中南米の寄港地は見ごたえがあるところが多かったが、会社や友人などに配るような
ばらまき菓子などが買えるところが少なかった。
またローカルスーパーが大好きな私はスーパーでゆっくり見物・買い物がしたくてウズウズ。
ショッピングセンターに向かう途中目にしたのは・・・