(写真はクリックで大きくなります)
10階に位置するのはナビゲーション・デッキ。
こちらのデッキはベランダ付きのお部屋の人たちのフロア。
こちらはベランダ・スイートのお部屋が連なっているため、このフロアに縁もない
船底族の私はここに足を踏み入れることはなかったけれど・・・
こちらのフロアにはスイート以上にお泊りのお客様の専用ラウンジNeptune Loungeがあったようです。
このフロアに縁のないワタクシでしたが、外の船尾部分のデッキにはお世話になりました。
(図はクリックで大きくなります)
11階部分のリドデッキ。
人の出入りが一番多いデッキで、一日中賑やかなデッキ。
カジュアル・レストランのリド・レストラン
朝食やランチのバフェやおやつで一番お世話になった場所(笑)
コーヒー・紅茶は24時間無料。
フレッシュジュースはレストラン営業中のみ。
ソーダ類は有料。
(図はクリックで大きくなります)
船内の最上階、屋上部分をご案内!こちらはスポーツデッキと呼ばれるエリア。
下のプールの天井部分は開閉式になっていて、お天気や気温に合わせて調節。
クルーズでは毎朝、玄関ドアのところにその日の船内の予定などが書かれた情報と、
6ページほどの新聞が配られる。
新聞は通常のニュースやコラム、株価や為替などのマーケット情報。
地上で起きていることを船上でも確認できるように配慮されている。
情報のほうは一般的に船内新聞と呼ばれている。
船内の情報誌はこんな感じ・・・(それぞれの画像はクリックで大きくなります)
上記の写真は表紙部分。
日付、お天気や気温、乗船締め切り時間、そしてその日のドレスコード。
記事の部分は寄港地の情報や、航海日は船の上級乗務員(キャプテン・ホテルマネージャー・
コック長など)のプロフィールなどが掲載されていた。
いよいよ待ちに待ったディナーの時間。
しかし気になるのは皆の装い・・・
この日のドレスコードはカジュアル。通常クルーズではフォーマルデーは
航海日などの余裕がある日に設定されている。
乗船日や下船前日、及び寄港地があるような日は支度のことを考えて極力避けている様子。
私たちはどんな格好をすればいいんだろう?
初めてのクルーズで勝手がわからない私は、Early Seatingの人たちが
ダイニングに向かうのを偵察しておこうと船内をウロウロ。
クルーズでの楽しみのひとつは食事。
旅行に行くと毎日どこで食事をしようか考えるのは楽しみでもあるが、時々面倒になることもある。
特に今回のように母親を連れての旅行の場合
「せっかくの旅行だしガッカリさせたくない」
と事前にある程度旅先のレストラン情報をリサーチしておくが、
そのときの気分で食べたいものだって変わるし、時には予約だって必要になる。
しかもお金だってかかるし・・・その点、クルーズでは船内のレストランに行けばいいし、
料金だってクルーズ代金に含まれている。
クルーズ船には船内にいくつかレストランがあり、自分の好きなところで食事をすることが可能。
- メイン・ダイニング
- カジュアル・レストラン
- スペシャリティー・ダイニング
- ルームサービス
多くのクルーズにはドレスコードが存在する。
中にはスタークルーズやノルウェージャンのようなフリースタイルのクルーズでは
ドレスコードなどは決められておらず、思い思いの服装でクルーズを楽しめるようなものもあるが、
多くのクルーズではカジュアル・インフォーマル・フォーマルのドレスコードがある。
日頃できないようなお洒落をしたり、パーティー気分を楽しめるのも
クルーズの楽しみのひとつかもしれない。
ドレスコードは毎朝配られる船内新聞に表記されている。
日中は好きな格好で構わないが、夕方以降に共有スペースでは基本的に
ドレスコードに従わなければならない。
このドレスコードの基準は船のグレードによって若干差があり、
グレードが高い船ほど厳格に守られている様子。
特にメインダイニングでのディナーの際には、ドレスコードに合わない場合は
入場を断られることもあるらしい。
もし断れらた場合でも、ディナーは別のカジュアルレストランやバフェなどで
取ることができるのでご心配なく!
避難訓練後、とりあえず船内を地図を持ちながら(笑)
探検しある程度の概要をつかむ。
そうしているうちに出航時間がやってきた。
船にエンジンがかかり、もうそれだけで興奮気味の私。
20代の頃は、友人達がそろってモータークルーザーを所有しており、
しょっちゅう伊豆まで行っていた。
「ランチに行こう!」と船を出して西伊豆まで・・・
ゴールデンウィークやお盆の時期に、渋滞を避けてこれまた西伊豆まで。
クルーザー3艇+漁船1隻という変な組み合わせでクルーズ。
船のオーナーさんと奥様や彼女たちは、ホテルやらに泊まり
おこぼれを頂いている私なんかは船に泊まった。
どのクルーザーにも寝室が2~3室あって、女一人の私は広いメインベッドルームの
ダブルベッドで、天井の窓から星を見ながら寝たこともあった。
船が出港するのは午後5時。客室にも案内され、お部屋で荷物の整理をしていると
アナウンスが入った。
アナウンスはキャビンの外にスピーカーがあるためによく聞き取れない。
そんな時は部屋のドアを開けるかテレビを付けて船内放送を聞く。
「お部屋のクローゼットに入っているライフジャケットを身につけて
カードキーに記載されている番号の避難ボートの下に集合してください」
避難訓練のアナウンスだ。
クルーズでは船に乗船したら避難訓練をすることが国際海事法で義務付けられている。
飛行機に乗ると必ず緊急時の説明がされるのと同じ。
HALは日本の乗客も少ないため日本語のアナウンスもなく、
日本人のコーディネーターも乗っておらず、全て英語(涙)とりあえずライフジャケットを手に持って
外に出てみると、皆さんライフジャケットを身につけ、そして手にはカメラを持って(笑)
ワイワイとデッキのある階に移動。
見よう見まねで皆に付いていく。
クルー達が途中で誘導してくれ無事に避難用ボートの下に・・・
期待に胸を膨らませつつも、恐る恐る部屋の扉を開けてみる。
事前にウェブサイトなどで写真を見ていたけれど、部屋の広さは実際に入ってみないとわからない。
部屋を開けるとこの写真のようにウェブサイトに載っているのと同じ光景が目に飛び込んで来た。
窓際に置かれているダブルベッド。
窓からの景色は水面がメインになってしまうけれど、それでも遠くの景色はちゃんと眺められる。
テーブルにはこのクルーズを予約した会社からワインのギフトが・・・
すぐに担当のキャビン・スチュワートのハイリルが挨拶にやってきた。
とても真面目そうな20代半ばぐらいのインドネシア人男性。
お部屋の説明をしてくれ、何かあれば電話を・・・と名刺を渡してくれた。
名刺にはアシスタントの名前も書かれていて、ハイリルが対応できない際には
アシスタントが責任持って対応するとのこと。
そんな説明を受けている間に預けていたスーツケースが運ばれてきた。
客室へ行こうとエレベータへ・・・
エレベーターの中のマットはこの写真のように曜日が書かれている。
コレだったら旅行中、曜日を忘れることもなさそうだ!
私達のお部屋は4階。
エレベータに乗ると、他のゲストさんたちは皆さん陽気。
すでに皆がお友達かのようにお喋り。
この船はアメリカ人の参加者が多いけれど、アメリカ人ってどこでも誰とでもすぐに喋り始めるなぁといつも感じる。
「何階?」
「私7階。よろしくね~」
「アラ、アナタお金持ちなのね~~」
「ちょっと~!私、船底の4階、よろしく~~!!」
「私は少しお金持ちの5階」
「あら~、4階も5階も値段は変わらないのよ。ぎゃはは~」
「船底は揺れが少ないからいいいのよ~」
「そうそう、お金はあるんだけど揺れがいやだからね!」
「船底は景色がいいわよ~。どこに行っても水面が見れるから(笑)」
「何言ってるのよ。私の部屋なんか窓がないわよ!」
乗船したものの、クルーズ自体初めてだし、船のどこに何があるかもわからない私。
今回クルーズに参加するにあたっていろいろリサーチ。
ネットであらゆるクルーズに関する記事を読んだり、クルーズに関するブログを読ませてもらったり、
クルーズの掲示板をうろついたり・・・
シュミレーションは出来ていたものの、やはり百聞は一見にしかず・・・
実際にはその場ではオロオロ。
とりあえず乗船した人たちの流れに紛れて12階までエレベータで・・・
中型の船だと聞いていたが、初めての私には十分すぎる大きさ。
12階に着くとプールとジャグジーが、その奥にはLidoと呼ばれるカジュアルダイニングが。
ゲスト達は各自のお部屋の準備が整うまで、プールサイドやリドでランチを・・・
10月4日、初めてのクルーズに興奮してなのか、朝早くに目が覚めてしまった。
ホテルの窓から港のほうを眺めると船らしきものが遠くに見えるが、
まさかそれが自分達が乗る船だったとはそのときは知る由もなかった・・・
この日の出港は17時、チェックインは昼過ぎから始まると言うからまだまだ時間はある。
朝起きてから荷物を整理しホテル周辺を少し散歩。
ホテルをチェックアウトするときにフロントでクルーズ船が出発する埠頭の名前を聞いてみた。
「アレクサンドラ埠頭だよ!」
そう言いながら地図に印をつけてくれたフロントのおじさん。
「タクシーを呼ぶ際にドアマンにクルーズだと伝えればドライバーにちゃんと伝えてくれるはず」
と言い、地図上にタクシーで通るべき道を記してくれた。
クルーズに参加しようと情報を収集し、私と母が参加するクルーズが決定。
英語がわからない母のためにも本来は添乗員付きのツアーに参加するほうが断然楽ではあったが、
スケジュールの都合上ツアーでの参加は断念。
せっかくだから備忘録としてどんなプロセスで準備をし、クルーズにまで至ったかを書いてみる。
【コース】
母から「秋のニューヨークに行ってみたい」と言われたのが2008年の秋の旅行のきっかけ。
映画「Autumn In New York」を見てからずっと秋のNYに行ってみたかったのだという。
「どうせNYまで行くなら、ニューイングランドの紅葉も見に行こう」と私が提案。
訪問先を調べるうちに「カナダ・ニューイングランドクルーズ」というものを見つけ「これだ!」ということに・・・
実はクルーズに参加したいのが先ではなく、調べるうちにクルーズに参加するアイデアがひらめき、
そこから旅行の計画を立て直した。
クルーズに行こうと思いついていろいろリサーチをしていても、船旅なんて私にとっては未知の世界。
想像力豊かな私でも妄想ばかりが膨らんで、実際のイメージが沸かないことも多かった。
初めての船旅、母も同行するなら日本語の添乗員がついたツアーに参加したほうが楽だと思ったり、
全部自分でやってみようと思ったり・・・いろいろ悩んだものの、
結局アメリカ旅行の最中にクルーズを組み込むことにしたために、
思い切って自分で予約から何からやってみることにした。
クルーズに参加する場合、申し込み方法は次の通り。
クルーズ船には様々なタイプの客室がある。
客室のカテゴリーは船によって若干呼び方などの違いはあるけれど、
大きく分けると窓がないインサイド、窓が付いているアウトサイド、ベランダつき、そしてスイートと4つ。
スイートは更に様々な呼び方でいろんなタイプが存在する。
クルーズ船で一番安い価格だと「大広間で雑魚寝」を想像する人もいたりするが、それはフェリーの話。
クルーズ船はホテルと同じできちんと個室が与えられるのでご心配なく!
かといってテレビや雑誌などで紹介されるような超ゴージャスな部屋はスイートのお部屋。
必ずしも全てのお部屋があんなに広くてゴージャスではないのでご注意を!
クルーズで表示される価格は一人当たりの料金。
1部屋あたりの料金ではないために、1人で利用する場合は1.5~2倍の費用がかかる。
部屋にはシングルベッドが2つ用意されていおり、2つを繋げてダブルで使用、
あるいはセパレートで使用、好みでセッティングを変えてもらえる。
また部屋は基本的に2人部屋ではあるけれど、ソファベッドや2段ベッドがある3人や4人で
利用できる部屋もあったりもする。
クルーズ船は洋上のホテル。
普通のホテルにグレードがあるのと同様にクルーズ船にもグレードがありそれぞれ特徴がある。
一般的に船の大きさと費用は反比例。
大きな船は客室数も多く乗客をたくさん確保できることからクルーズ費用を抑えることが可能。
一方で小さな船は乗客数が少ないために負担する額も大きくなってしまうことから
費用は高めに設定されている。
またグレードの高い船ほど乗客と船のクルーの比率が少なく、ゲストへのサービスが行き届くよう計らわれている。
船のグレードごとの一般的なデータはこちら・・・
世界一周などのクルーズは別として、多くのクルーズ船は季節にあった海域で
一定したコースを航行している。コースは出港・帰港も同じ港を利用する周遊コースや
出港・帰港の港が違うコースの2種類。
(出港・帰港の港が違うものは、往路・復路と2コース設定)
船は海域がオフシーズンになると、別のオンシーズンの海域に移動していく。
例えば、夏場アラスカを回っていた船は南下し、アメリカ西海岸やパナマ運河などのクルーズに移ったり、
カリブをクルーズしている船はハリケーンシーズンになると北上し北米東海岸のクルーズに移る
アジア・南太平洋
- アジア(通年)
- オーストラリア/ニュージーランド(冬)
- ポリネシア(通年)
幼いころに横浜の山下公園に留まっている氷川丸を見て船に憧れ、
横浜博の際に大桟橋に係留されホテルとして使用されていたクイーンエリザベスⅡを見て
船旅に憧れた私。
時折横浜の大桟橋に入港する飛鳥Ⅱや他の外国船などを見ては
「いつかはクルーズをしてやる!」と思いながらも、現実はフェリーか観光地の遊覧船や
ディナークルーズ、休日にモータークルーザーやヨットで近場をウロウロするのが関の山だった。
そんな私がいざクルーズに参加することになり、下調べをし始めた。
クルーズに参加するとなったらまず・・・
- 予算
- コース
- クルーズの長さ
- 船会社
- 船室
- 予約方法
モントリオールからは船旅!
ボストンからはドライブで秋のニューイングランドを楽しみ、
次は船でアトランティック・カナダの秋を楽しもうとの企画。
クルーズはモントリオールから北米東海岸を南下、10泊かけてフロリダまで向かうというコース。お世話になる船は、写真のHolland America Line (ホーランド・アメリカ/HAL)の Maasdam(マースダム)。
Maasdamは客船の中では中型規模のもの。
重量:55,000トン
全長:720フィート(約720メートル)
横幅:101フィート(約30メートル)
乗員:557人
乗客:1200人
◆ ニューイングランド紅葉ドライブ(Oct. 2008)
Canada - Quebec
トリビア
39. イギリス VS フランス in モントリオール
土曜日, 10月 04, 2008Coyoteカナダというと公用語は英語、カナダ人の英語は一番綺麗、カナダ人の英語は聞き取りやすい、
そんな話をよく耳にする。
これが日本人がイメージする典型的なカナダ人(Typical Canadian)かもしれない。
しかしそんなのはステレオタイプで、カナダ人みんながそうではない・・・
ということをケベック州を訪れてつくづく感じた。
街を歩いていても聞こえるのはフランス語、目に入る文字もフランス語。
ケベック州はカナダであってカナダじゃない・・・そんな気さえした。
◆ ニューイングランド紅葉ドライブ(Oct. 2008)
Canada - Quebec
アクシデント/ハプニング/サプライズ
38. モントリオールの常識!?
金曜日, 10月 03, 2008Coyoteモントリオールってスケートボードが盛んなのでしょうか?
別にスケートボーダーがモントリオールにいたことに驚いたワケではございません。
今やスケートボーダーは世界中の至る所にいることぐらい知っております。
私が驚いた、いやちょっと不思議に思ったのは・・・
友人お薦めのレストランに行ってみた。
モントリオールのプラトー・モン・ロワイヤルにあるこのお店は、
お肉料理がメインのレストランだけど、ここのお薦めはなんといってもフォアグラ!
超人気のお店で予約を取るのも大変だと聞いていたにも関わらず、
ギリギリまでどうするか決めかねていたために予約を取ろうとしたときには既に遅し・・・
電話をしたものの既に予約はいっぱい。
お店のオープン直後ならもしかして入れるかも?ということで、早い時間に直接行ってみた。
- スモークミート(Smoked Meat)
- プティン(Poutine)
モントリオールのベーグルもニューヨークと同じくユダヤ系の移民が広めたもの。
しかしモントリオールのベーグルはNYのものとはちょっと違うから絶対に食べてみろ!
とのお言葉。
モントリオールの町の中でもフランス色が強いエリアに行ってみた。
街の中心であるモンロワイヤル公園の東に位置するPlateau Mont-Royal
(プラトー・モン・ロワイヤル地区)はフランス語圏のエリア。
世界の「住んでみたい街」のベスト3にも選ばれた地区でもある。
メインストリートにはお洒落なカフェやブティックなどが軒を連ね、
一本中に入ると独特の様式の住宅が・・・この辺りはモントリオールの典型的な下町だとか。
通りの名前も全てフランス語で、読み方も発音もわからないけど・・・
地下鉄の Sherbrooke 駅を出るとすぐ目の前に広がるサン・ルイ広場(SQ St. Louis)
公園の周辺は閑静な住宅街。
こんなビクトリアンハウスも・・・
モントリオールに行く前に友人から渡されたTo Do ListならぬTo Eat List。
その中のひとつに Poutine(プティン)というものがあった。
「どこでプティンが食べられるの?」
友人に聞いても
「どこでも食べられる」
との答え・・・
で、Old Montreal(旧市街)を歩いていたらPoutineの文字を掲げたカフェを見つけて飛び込む。
モントリオールの旧市街 Old Montreal の旧港 Old Port に面した場所にある
Notre-Dame-de-Bon-Secours Chapel (ノートルダム・ド・ボンスクール教会)。
1771年に建てられたこの教会はモントリオール最古の教会。
1665年にフランスから渡って来た最初の宣教師マルグリット・ブルジョワ
(St.Marguerite Bourgeoys)は、入植地であるモントリオールに教会を作ろうと入植者を集めた。
1773年にフランスから木製のマリア像を持ち帰り、1678年に教会が完成するが、
その教会は1754年に焼失していまったという。しかしマリア像だけは何とか無事だった。
フランス語で私達の貴婦人という意味の Notre-Dame(ノートルダム)は聖母マリアを差し、
ノートルダムを冠した教会堂は世界各地のフランス語圏の都市に建てられてきた。
その中のひとつがモントリオールの旧市街にある。
こちらの聖堂はカナダ・ケベック出身の歌姫・Celine Dion(セリーヌ・ディオン)が
結婚式を挙げたところとしても知られている。
モントリオールは1942年からフランス人の入植が始まり、毛皮の交易で栄えた場所である。
街の南を流れるセントローレンス川、その川沿いにあるOld Port(旧港)付近は
Old Montreal(旧市街)と呼ばれるエリア。
1642年からフランス人の入植が始まり、1760年にイギリス軍に占領されるまでは
フランス領だった名残なのか、この旧市街エリアは中世ヨーロッパを想像させるような街並み・・・
現在モントリオールの街の中心はダウンタウンに移っているが、
オールド・モントリオールと言われるこの旧市街はモントリオール発祥の地。
カナダのケベック州モントリオールは冬場になると氷点下30度にまで
下がる日があるような寒い土地。こんな寒い土地、
モントリオールには街には巨大な地下街が存在する。
全長32キロにも及ぶこの地下道、総面積は12平方キロ。
面積だけなら世界一というこの地下街はまさに地下都市。
◆ ニューイングランド紅葉ドライブ(Oct. 2008)
Canada - Quebec
アクシデント/ハプニング/サプライズ
29. カナダ版の和光でVIP待遇!?
木曜日, 10月 02, 2008Coyoteボストンでは日曜でお店がお休み。
それ以降は郊外の町ばかり訪れ、時計の調整をしてくれるお店を見つけられなかった。
モントリオールぐらいの大きな都市であれば探しているお店が見つかるのではと思い
ホテルにチェックインする際にフロントの女性に聞いてみた。
◆ ニューイングランド紅葉ドライブ(Oct. 2008)
Canada - Quebec
ホテル
28. Hilton Montreal Bonaventure
木曜日, 10月 02, 2008Coyoteモントリオールを訪れた時に宿泊したのは Hilton Montreal Bonaventure
かなり荷物があった私達は、レンタカーを返す前にチェックインだけ済ませて
ひとまず荷物を部屋に入れようと考えていた。
エントランスにいるバレー担当者には
「チェックインを済ませて荷物だけ下ろしたらすぐに戻るから」
と伝えてチェックイン。
車はそのままエントランス脇で預かってくれるため、駐車料金もバレー料金も発生せず
車を出す際にチップを少し弾めばOK(笑)
この写真を見る限りではかなり大きなホテルかなと思いきや、
こちらのホテルは地下鉄の駅の上に建ち、国際展示場や大小の会議室などを備えた
コンベンション複合施設のビルの中に併設されているホテルだった。
エントランスからビルに入るとそのままエレベーターで上に上がる。
一応ホテル専用のエレベーターでフロントの表示がある階へ。
ホテルのフロアは17階建のビルの上層部2フロア。
なんとも不思議な作りをしたホテルだった。
ボストンの空港で借りたレンタカーは4日間乗り回した後、モントリオールで返却することにしていた。
一番の心配事だったカナダの入国も問題なく通過し、あとは返却だけ。
モントリオールには2泊の予定だったけど、市内に滞在する分には車がなくても地下鉄で十分
と聞いていたため、ホテルにチェックインし荷物を降ろし、そのまま市内のハーツの
オフィスに行ってみた。
モントリオール在住経験のある友人から、モントリオールに行ったら
必ず食べるもののリストを旅行前に渡された。
これらを食べなきゃモントリオールに行った意味がないと!
この友人、私の性格を熟知してるのか、行くべきポイントが観光名所でなく食べ物屋さんってとこが笑える。
しかもアメリカのTravel Channelでやっている No Reservation って番組で
モントリオールを紹介したときの放送分をDVDにまで焼いてくれ、これで事前に勉強しておけと・・・
バーリントンを後にして目指すはカナダのモントリオール!今回の「秋のニューイングランド、紅葉ドライブの旅」のゴール地点。1週間の旅、4日間のドライブの走行距離は1200キロに満たない程度だった。ニューイングランド地方は州自体がとても小さいために移動距離は思ったよりも少ない。