オスロの港を出港するとき、ちょうどStena LineのStena Sagaが港に入ってくるところ。
Stera Lineといえば世界最大の船会社のひとつで、北欧を中心にいくつもの
フェリー航路を持つ会社。
こちらの船はどうやらデンマークとオスロ間のカーフェリーのようだ。
港を少し出たところに小さな島がいくつも点在している。
そのうちのひとつがこちら!
可愛い小さな色とりどりの家が、まるでおもちゃ箱のように立ち並ぶ島。
ノルウェーでは物品の付加価値税が25%、食品は12%ほどの税金がかかる。
旅行者はグローバル・リファンド加盟店で一店舗当たり315NOK(食品なら285NOK)以上の
買物をした場合は、最大19%の付加価値税の払い戻しを受けられる。
このマークがついた加盟店で買い物をすると免税の書類を作成してくれ、
出国の際に空港で払い戻しの手続きをするなり、日本へ帰国後成田などの空港で手続きを行う。
今回はクルーズ船での出国。
ということで、実際に私が還付を受けた方法をご紹介!
朝方小雨がパラついていたオスロの町も、私が船を降りるころには雨も止んでいた。
年配の乗客が多いホーランドアメリカでは、朝一番から動き出す人はツアー参加程度で
比較的みなゆっくりのんびり行動する人が多い。
私達も10時過ぎになって下船した。
シャトルバスはかなり頻繁にでているものの、10時過ぎでこのにぎわい(笑)
シャトルバスはアーケジュフース城の城壁下に止まった。
ここにはギフトショップが並び、裏にはMSCの船が留まっている。
街には観光地を回り乗り降り自由のHop on Hop offのバスが走り、
シャトルを降りたところでもチケットの販売をしていたが、座ることに支障をきたす私は
歩いて街の中心街を散策することにした。
いよいよクルーズは最終寄港地のノルウェー・オスロにまで到達。
1週間のクルーズ、ただでさえ短いクルーズなのに、その殆どを体調不良で過ごした私。
この日係留する桟橋は市街地から少し離れた場所。市の中心部に近い港には
MSCの船が留まっている。
その市の中心部までは港から無料のシャトルバスが出るという。
なんとしてもこの日は下船して観光するぞ~!と決めていた。
朝起きると熱はほぼ微熱に下がっていた。
前日のマッサージのお蔭で体の痛みがすっかり消えている。
寄港地観光を早めに終え部屋に戻って部屋で休んでいると、ドアをノックする音が・・・
「デリバリーです」
とやってきたルームサービスのクルーが手にしていたのは写真のチョコレート。
そして添えられていたカードを見ると・・・
クルーズ5日目、3つ目の寄港地はデンマークのスケーエン(Skagen:英語だとスカーゲン)。前日にたくさん汗をかいたおかげか、朝起きると体が軽い。熱も下がった様子。念のためにメディカルセンターへ行って熱だけ計ってもらうとまだ37.8度ある。
「熱は大分下がったけどまだ無理しちゃだめよ。」
ナースから一言。
スケーエンでは船は沖留めで陸へはテンダーボートで向かう。
この日、テンダーに乗る際には一度オーシャンバーに行って番号札をもらい、番号を呼ばれた人からギャングウェイに向かいテンダーに乗るようにとの指示。
まだ熱はあるけれど、ちょっとだけ下船して街を散策することにした。
一夜明けたコペンハーゲン。
歴史的建築物の保存とそれらに調和させる町並みを義務付けられているコペンハーゲン、
高層ビルもほとんどなく、市街地から少し離れた港からもそんなコペンハーゲンの
町並を少しだけ感じ取ることができる。
16:00にヘルシンボリを出航し、Ryndamはコペンハーゲンへ。
コペンハーゲンの港にはSeven Seas Voygerが!オールスイートのラグジュアリー客船。
私のような庶民じゃ、とても乗る機会なんてないだろうなぁ~。
航海日だったこの日のドレスコードはフォーマル。
フォーマル用にわざわざドレス、靴、アクセサリーを持っていかねばいけないのは、
面倒ではあるものの、日常生活ではなかなかドレスを着て~なんてことは少ないため、
このフォーマルデーは私にとってクルーズの楽しみのひとつでもある。
今回のクルーズはロッテルダム港発着ということもあって、乗客の7割以上、
いや8割近くがオランダ人。
巨人に囲まれたクルーズになった。
これまでのHALのクルーズではアメリカ発着ということもあって8割近くがアメリカ人、
オランダ人は各船10名程度だった。
そんなワケで船内はオランダ語ばかり。
今回は1週間と短いクルーズ、そのうちコペンハーゲンには1泊するし、
寄港日も少ないことでいつものサーマルスイートのクルーズパスは購入せず・・・
ってなワケで、お部屋でシャワーを浴びてから着替えてダイニングへ。
初日のダイニングは、メニューはもちろんのこと、どこの席になるかな~、
どんな人がテーブル担当だろう?ダイニングの食事の味は? とドキドキ・ワクワク。
食いしん坊の私にとって、ダイニングの環境は重要なポイントだったりする。
ホーランドアメリカでは乗船日、リピーター向けにダイニングルームでも
ランチが用意されているが、言葉に不安がある母は、相席になる確率も高い上に
好きなものをチョコチョコ食べられるリドのほうが気楽でいいからと、
私たちはリドのプールサイドに向かった。
ホテルからのシャトルバスをターミナルのバゲージドロップエリア前で下り、
そのままターミナル内のチェックインカウンターへ向かう。スタッフのバッジには
それぞれ話せる言語の国旗のマークが。
英語&オランダ語、加えてドイツ語、フランス語の国旗がついているスタッフが多い。
まずチェックインカウンターに向かう前にHealth Check Reportを記入。
簡単な体調や既往症などに関する問診票だ。
旅行前からちょっと喉がいがらっぽいのが気になってはいたが、
特に悪化している様子もないから問診票に申告はせず・・・
前日早く寝てしまったために、朝食前にちょっとホテルの周りをお散歩!
ホテルはロッテルダムの中心部の対岸にあり、周囲が公園になっている。
正面に見えるのがユーロマスト。
ボートを漕ぐ姿のオブジェを見つけると、その向こうに船が・・・
もしかして私たちが乗るRyndamか?? とワクワクして更に先に進んでみると・・・
ホーランドアメリカの船が2隻、しかも船の右側の歴史ありそうな建物は
かつてのホーランドアメリカの本社ビル!
よーく見ると、手前に留まっている船がRyndam、そして奥に留まっているのが Rotterdam
更にそばに行けないかと思ったが
17:45、アムステルダムのスキポール空港に到着し、電車に乗って宿泊先のロッテルダムへ。
ロッテルダムの駅からタクシーに乗ってようやくホッとする。
初めてのヨーロッパ、荷物を持って電車での移動。
切符の買い方や電車の乗り方、下調べはしたといえどもわからないことだらけで緊張していたようだ(笑)
6月25日、成田空港に到着し、母がスーツケースを宅配便で送ったとのことで
宅配の受け取りカウンターへ向かう。
今回利用する航空会社はフィンランド航空。
アメリカン航空のマイレージを貯めている私、同じ One World系の航空会社でチケットを購入。
今年のクルーズは母とホーランドアメリカのRyndamでスカンジナビアへ。
昨年の夏に2週間の北欧クルーズを予約していたものの、私の仕事の都合でキャンセルし
今回はそのリベンジ。
本当は2週間のコースに参加したかったけれど、日程的に合わず
超魅力的なお値段で販売されていたこちらを選択。
今回の旅行のスケジュールは以下の通り。
フォートローダーデールの市内から車で30分以上もかかる郊外にあるリゾートホテル。
250 Racquet Club Road,
Weston, FL 33326
(954) 616-1234
なぜそんな遠い場所を選んだかというと・・・
Eurodamで東カリブのクルーズを終えた私たちは、まずクルーズターミナルから
空港まで巡回している無料シャトルに乗ってフォートローダデールの空港まで行った。
レンタカーを借りるためだった。
毎度おなじみのHertzに事前に予約を済ましておいたため、すぐに車の用意ができていた。
1泊、それも正味12時間も借りないとあって、大きい車が好きな私も
今回はミッドサイズの車を予約。
車の運転が好きというアメリカ在住の友人もミッドサイズぐらいなら乗りこなせるし・・・と。
クルーズ最終日は一番楽しみにしていたハーフムーンケイへの寄港。
ハーフムーンケイは1996年にホーランドアメリカが購入したプライベートアイランド。
現在はホーランドアメリカ始め、HALを所有するカーニバル傘下のクルーズ会社が
この島をクルーズの寄港地として利用している。
カリブに行ったらこの写真のように海岸で乗馬をするのが夢だった私。
人気のエクスカーションと聞き、クルーズ予約後すぐにエクスカーションの予約を入れ
楽しみにしていた。
買物を終えた私達。
これ以上お金を使わないためにもこの場にいてはいけない!
と、残りの時間を観光に費やすことにした。
海岸沿いに出ると観光ツアーの呼び込みがたくさんいる。
30分後にツアーが開始というバスを見つけ予約。
ツアーのバスは上の写真のような派手な塗装がされたサファリバス。
ドライバーがガイドも兼ねるのだ。
カリブ海クルーズといえばエメラルドグリーンの海と思うが、
アメリカ人にとってカリブ海クルーズには買い物も目的のひとつだったりする。
カリブ海に浮かぶ島の多くは、産業の発達と国際物流を促進するために作った制度、
タックス・ヘイブン(Tax Haven)が適応されているのだ。
タックス・ヘイブンとは課税が優遇されたり、免除されたりする仕組みで租税回避という意味。
前日にダイニングでの夕食をスキップした私達。
ダイニングテーブルに着くと、担当スチュワートたちやビバレッジ・マネージャーたちが
「昨日はどうしたの?待ってたのに~」
業務的な会話とはわかっていながらも、それぞれの客に応じた会話をしてくれるのは嬉しい。
3月9日、この日の寄港地はアメリカ自治領プエルトリコの首都サンファン。
年間700以上ものクルーズ船がやってくるとだけあって、クルーズ経験者には
馴染みのある寄港地かもしれない。
サンファンはスペイン領であったアメリカと本国スペインの中継地点として
大航海時代役割を果たしていた。
街のなかは16世紀から17世紀に建てられた建造物が多く、当時の影響を物語っている。
★Cruise - HAL/Eurodam (2010)
Turks and Caicos
08. Grand Turks, Turks & Caicos Island
月曜日, 3月 08, 2010Coyote
3月8日、初めての寄港地は Turks & Caicos Island にあるGrand Turks。
ここは2006年と2008年のハリケーンでダメージを受けたのち、
カーニバル・コーポレーションがクルーズ船専用のターミナルを作ったそう。
ということで、この港はカーニバル傘下のカーニバルやプリンセス、ホランドアメリカ等の
カリブ寄港地として利用されている。
パナマックスサイズ(パナマ運河を通過できる船の最大の大きさ)の船が
2隻係留することができる桟橋をあるいていくと
(写真がピンボケですみません)
クルーズ2日目はフォーマルデー。
いつものようにEarly Seatingが始まるころにサーマルスイートに向かおうとすると、
ディナーに向かう人たちとすれ違う。
共有スペースでは夕刻からはドレスコードに従わなければならない。
サーマルスイートには水着を下に来ていくために簡単な格好で行く。
なるべく共有スペースを通らないようにと、スパに一番近いエレベーターまで
客室の廊下を通るようにしている。
お昼を食べた後はデッキに出て読書。
海の風、匂い、波の音が心地よくいつしか居眠りを・・・
何もしないってことが本当に贅沢に感じる。
その後 Mixologyというイベントに参加。
カクテルについての講座とでもいうのか、カクテルの中身、作り方、そして試飲。
有料のイベントではあるが、友人と興味本位で参加。
3月7日、クルーズ2日目は航海日。
午前中はキッチンのギャレーツアーに参加。
さすがにEurodamのキッチンは広い!
この日のツアーは大盛況で、開始時刻の5分ほど前に行ったけど
参加者が列をなし階段を伝って上のフロアまで。
興味津々の奥様方は細かいところまでチェック!
さすがオランダの船、オランダのチーズが多い。
フルーツカービングをしているクルー。器用だなぁ~といつも感心。
前回のクルーズですっかりサーマルスイートが気に入った私は、
今回のクルーズでもクルーズパスを購入。
パスを購入するとIDにシールが貼られ、クルーズ期間内サーマルスイート利用し放題というワケ。
今回は同行した友人もということで、カップルチケットで割引。
確か一人$150前後だっただろうか。
(こちらは2010年3月の旅行記です)
仕事上ゴタゴタが続き、肉体的にも精神的にも疲れ切っていたこのころ。
思い切って一人でクルーズに行こうと、自分の誕生日を船上で過ごすことに・・・
特に行先にもこだわらず、船でまったりのんびりしたいのが一番の目的とし
比較的安く出ている東カリブを行先に決定。