クルーズ最後の夕食はスペシャル・ディナー「マスター・シェフズ・ディナー」。
この日は特別メニューに加えて、ダイニングがショーの会場に早変わり!
クルー達はサーバーからエンターテイナーになってゲストをおもてなし。
紙で作られたコックの帽子にメニューが挟まれたものがそれぞれのテーブルに置かれている。
夜の11時からプールサイドでデザートパーティーが開かれる。
その名もDessert Extravaganza プールサイドがたくさんのデザートで飾り付けられ
夜のプールサイドが華やかになる時間。
ゲストはそんな美しく飾られたデザートを写真におさめようとカメラを持って集まってくる。
クルーズでは毎晩シアターでショーを楽しむことができる。
ダンスや音楽、コメディーショーやマジックショーなど様々なエンターテイメントが企画されている。
食事が2部制になっているために、その時間に合わせてショーも2回公演。
食事が終わるとダイニングからそのままシアターへ・・・というのが私の定番コースになってしまった。
ホランドアメリカの船では毎日午後3時からダイニングルームでアフタヌーンティーというか
ハイ・ティーが楽しめる。
スコーンやら一口サイズのケーキ、あるいはカナッペのようなものと一緒に
コーヒーや紅茶を頂く。
リドでもお茶やコーヒーはいつでも楽しめるけれど、ダイニングルームでこうやってちょっと
あらたまって頂くのも気分転換にいいかな?
ハリファックスを出航した後は、フロリダまで一気に南下です。
ここから3日間の洋上生活。
海が大好きな私はこの3日間が待ち遠しくて・・・(笑)
3日間も船の中にいて退屈しないか??
誰もが考えることだと思うけれど、クルーズでは退屈するなんてありえないのです!!
ロブスターでお腹がいっぱいになった私達はバーハーバーのダウンタウンへ・・・
バーハーバーはとても小さな町で、ロブスターを頂いた場所もダウンタウンのはずれ。
港はダウンタウンの目の前という、ちょっと散策するにはちょうど良い場所。
メイン州といえばロブスター!
ここに来たら絶対にロブスターを食べようと勇んでいた私。
アカディア国立公園のドライブの後、ツアーにはロブスターのランチが付いていた。
正直ツアーで大人数が入るようなレストランでのロブスターに期待はしていなかったものの
バスを降りて案内された先は・・・
バーハーバーで参加したツアーは「アカディア国立公園」バーハーバーのあるメイン州は、大西洋岸に面した場所にある。そしてアカディア国立公園はバーハーバーがある大西洋沖のマウント・デザート島にある国立公園。森と小さな湖、そして海に囲まれた公園で、この時期は紅葉も楽しめるともあって
クルーズでも評判のツアー。
クルーズ7日目の寄港地はアメリカ・メイン州のバーハーバー。モントリオールを出発して早くも1週間を船で過ごし、いよいよクルーズはカナダからアメリカへ入国することになる。
バーハーバーは、港が小さいためにクルーズ船は沖止め。陸にはテンダーボート(小型連絡船)で行くことになる。クルーズ客1000人近くがボートで陸に渡るために下船には少し時間がかかる。(こんな時、もっと大きな船だったら相当な時間がかかるんだろうなぁ)
ハリファックスを出航する時間になり、母はまだ眠っているようだったため出航を見ようとデッキに出てみました。出航時間ギリギリに走ってくるゲストやクルー達を
デッキからゲスト達が
「置いてくぞ~~」
などと冷やかしています(笑)そしてボーディングゲートが外されます。
出航まではまだまだ時間があったものの、母の体調もイマイチなので
大事をとって船に戻ることにした。
ちょっと寒いけれど、港沿いがデッキを敷いた遊歩道になっていたので、
海岸線を歩いてみると花壇の中にこんなものを発見!
ペイントされたロブスター!
なんだか可愛いのか、気持ち悪いのか紙一重みたいな感じのロブスターだけどね。
ハリファックスの街を見渡せる丘に建てられた要塞がハファックス・シタデル。
ケープブレトンやケベックから攻め込むフランス軍に対抗するためにイギリス軍の
海外海軍基地として建てられたもの。
大英帝国がもつ4つの主要な海外海軍基地のうちのひとつであった。
現在の要塞は米国からの攻撃に対応する目的で設立され、シタデルの星形施設を構築するため
28年がかかったと言われているが、現在に至るまでこの要塞は一度も戦いには使われていないとか。
ハリファックスの港からダウンタウンを抜け時計台のある丘の上には
街の四方を見渡せる要塞がある。これがハリファックス・シタデル。
前日に寄港したシドニー近郊にある、ルイスバーグ砦とケベックから攻め込むフランス軍に
対抗するために、イギリスが軍事基地として1749年に建てたもの。
現在の城塞は、1956年にアメリカ軍からの攻撃に備えて完成したものと言われている。
ハリファックスは港の直ぐそばに丘があり、港に向けて緩やかなスロープで繋がっている。
タイタニックの展示物があった海洋博物館から、のんびり散歩がてらに丘の上を目指す・・・。
港から丘の間がノバスコシア州の州都ハリファックスの街の中心部。
街は結構こじんまりした感じだが、重厚感ある建築物が目立ち歴史を感じる。
まず向かった先は、港から歩いて15分ほどのところにある「大西洋海洋博物館」
海洋史に関する展示物があるMaritime Museum。海が大好きな私は
結構この手の博物館が好きで、以前西オーストラリアに行ったときにも
独りでかなりの時間をフリーマントルのMaritime Museumで過ごしたことがある。
クルーズ6日目はカナダのノバスコシア州ハリファックスへ寄港。
当初、ハリファックスではレンタカーを借りてドライブをする予定だったけれど、
前日から母が体調を崩しかけたためにレンタカーをキャンセルし、
母の体調を見ながら行動することにした。
(レンタカーは直接レンタカー会社に予約していたため、直前までネットからキャンセルが可能)
とりあえず朝食を取るためにいつものように最上階のバフェに行き、
朝食後ものんびり外を見ながらコーヒーを飲み新聞を読んでいた。
せっかくキャプテンからカクテル・パーティーにご招待頂いたけれど、
この日は事前にディナーの予約を入れていたために中座。
そして私たちはピナクル・グリルへ・・・
通常のダイニングでのお食事はクルーズ代金に含まれているが、
このピナクル・グリルでディナーをする際には、一人当たりプラス$20支払わなければならない。
せっかくのクルーズだし、評判のピナクル・グリルで1度ぐらい食事をしようと事前に予約をしていた。
クルーズ5日目の10月8日、前回の記事にも書いたように朝早くからツアーに参加した私達。
この日の朝、いつもの通りスケジュールや新聞をチェックしようとドアのところを見ると、
写真にある見慣れないカードがキャビンのドアのポストに挟まれていた。
何の招待状だろうとカードを広げてみると・・・
ノバスコシアとはラテン語で「新しいスコットランド」という意味だという。
名前にもなっているように、この土地はアイルランドやスコットランド系の人が多い。
この日の寄港地であるシドニーは、ノバスコシアの北東に位置するケープ・ブレトン島にある。
この島は1497年に初めてカナダに到着したジョン・カボット(John Cabot)が
あたりを探検したと伝えられ、その際に探検したルートがカボット・トレイルと呼ばれているという。
クルーズ5日目は、カナダのノバスコシア州のシドニーという街の港に寄港。
この日はクルーズ主催のツアーに参加予定。朝8時出発のツアーということで、
朝食は部屋で取ることに・・・
前日の夜に、朝食のオーダーカードに欲しいものをチェックして希望時間を記載。
それをキャビンのドアにかけておけばOK。
翌朝、指定しておいた6時半にダイニングのスチュアートが朝食を運びに来てくれた。
★Cruise - HAL/Maasdam (2008)
Canada - Prince Edward Island
74. 夢に見たLighthouseを探して・・・
火曜日, 10月 07, 2008Coyoteプリンスエドワード島に行ったら、絶対に行ってみたい場所があった。
よく観光ガイドなんかに載っているこの灯台。
この崖っぷちに聳え立つ赤と白の可愛い灯台。
青い空、海、そしてこの赤土のコントラストが美しく、PEIに行ったら自分の目で
この美しい光景を見たいとずっと思っていた。
この灯台の名前はCape Tryon Lighthouse
★Cruise - HAL/Maasdam (2008)
Canada - Prince Edward Island
グルメ
73. 牡蠣を求めて・・・in PEI
火曜日, 10月 07, 2008Coyote旅先でその土地の美味しいものやローカルフードを堪能する!
というのが私の旅の楽しみのひとつである。
だから旅先で食べることは大きな意味を成し、重要な旅の目的のひとつ。
ここプリンスエドワード島(PEI)は、牡蠣とムール貝が名産と聞いて
貝好きな私がコレを食さなきゃPEIに来た意味がない!
ということで、シーフード・レストランへ。正直言ってPEIでは「赤毛のアン」よりも
こちらに興味がそそられていた。
★Cruise - HAL/Maasdam (2008)
Canada - Prince Edward Island
72. 赤毛のアンになったコヨーテ
火曜日, 10月 07, 2008Coyoteプリンスエドワード島に来たならやっぱり行かなきゃ行けないのはアヴォンリー村。
小説「赤毛のアン」に出てくるアヴォンリー村は実在するわけではないけれど、
PEIのキャベンディッシュ周辺には「赤毛のアン」に描かれている場所が
いくつも存在していると言われ、キャベンディッシュが
アヴォンリー村のモデルだと言われている。
アンが少女時代を過ごした「グリーンゲイブルス」の敷地は
1937年に国立公園になり赤毛のアンの世界がそのまま再現されている。
上記の写真の赤毛のアンの家とされているグリーンゲイブルス。
家の中はアン、マリラ、マシューの部屋が小説のまま再現。
緑に囲まれた敷地に建つ納屋
★Cruise - HAL/Maasdam (2008)
Canada - Prince Edward Island
71. プリンスエドワード島をドライブ
火曜日, 10月 07, 2008Coyoteクルーズ4日目、2番目の寄港地は赤毛のアンで知られるプリンス・エドワード島(PEI)。
女性に大人気の場所だけあって、船のゲストの中でもPEIへの寄港を
一番の楽しみにしているという方が結構いた。
寄港地では船会社が催行するツアーがいくつかあるが少々割高。
場所によってはツアーに参加したほうが断然お得な場所もあるが、
十分自分達で観光できるような場所ではツアーには参加せずに個人で観光する人たちも多い。
フォーマルデーはゲストのみならず、すべてのクルー達も正装に・・・
Gift Shopの女の子たちも普段よりもちょっとお洒落な服装に。
まるで船全体がパーティー会場のよう。
ドレスアップした人たちがダイニング前のエレベーターホールでダイニングの扉が開くのを待ちます。
ドアマンの鳴らすチャイムに合わせて扉が開くと、中で待ち受けているスチュワートたちもみんな正装です。
一般庶民の私もこのときばかりはセレブ気取りで、ドレスの裾を颯爽となびかせて
テーブルに着きます。
以下、写真がブレブレ、色も悪くてすみません!
前菜はシュリンプカクテルと、ホタテのクリームソースか何か・・・(忘れました)
クルーズ3日目、この日は1日中海の上。そしてこの日のドレスコードは待ちに待った!?フォーマル。3回あるフォーマルデーの第1回目。フォーマルデーは、航海日に設定されることが多いという。事前にいろんな人のブログとか拝見してリサーチをし、フォーマルデーのお写真なんかみても、ちょっとお洒落なワンピースに男性はスーツ姿というのが殆ど。その程度でいいのかな?と思いながら更にリサーチを進めると、船によってフォーマル度が違うとか??私が乗る船を調べてみると、ドレス率・タキシード率が高い様子・・・
とりあえずドレスを3つ用意してクルーズに参加した私。
それでも皆さんがどんな格好するか気がかり。どの程度までお洒落をするのか、カジュアルすぎても恥ずかしいし、かといってドレスアップしすぎるのも恥ずかしい・・・なにせ、こういうパーティーなんかに慣れてないからね。
とりあえずドレスを3つ用意してクルーズに参加した私。
それでも皆さんがどんな格好するか気がかり。どの程度までお洒落をするのか、カジュアルすぎても恥ずかしいし、かといってドレスアップしすぎるのも恥ずかしい・・・なにせ、こういうパーティーなんかに慣れてないからね。
10月6日、クルーズ3日目。
この日は一日中海の上。午前中10:30からキッチンツアー。
厨房の裏側を見れる絶好のチャンス。
お昼の12:00には、Solo & Single Cruiser向けのランチ。
ひとり参加者やシングルの人達の交流イベント。
と興味あるものがあったのけれど(特にSolo & Single's Lunch)この日は11時からオフ会!!
クルーズを計画立ててすぐに、ネットであらゆる情報を手に入れるべく
ネットサーフィンをしている間に見つけたForumサイト(掲示板)
かなり詳しい情報が満載で、船会社別に細かい情報などがチェックできる。
海外に出かけると気にしなくてはならないのが時差。
訪問先の時間を合わせるのはどのタイミングにするか、時差をまたぐような周遊の旅をする際には
いつ合わせるのか。
空港で飛行機を待っている間から時計を合わせる人、飛行機に乗ってから現地時間をセットする人、
現地に着いてから変更する人、人それぞれかと思う。
今回のクルーズは北米・東海岸のクルーズ。
上記の地図の○が付いた部分を航行する際に時差をまたぐことになる。
(地図はクリックで大きくなります)
コース上でいえば、ケベック州からプリンスエドワード島に向かう際にEastern Time(東部標準時)から
Atlantic Time(大西洋標準時)で1時間進み、ノバスコシア州からアメリカのメイン州に入る際には
また東部標準時に戻さなければならない。
クルーズ船では朝、朝食から戻ってくると綺麗にベッドメイクがされており、
夜はディナーから戻るとターンダウンが行われている。
そしてターンダウンされたベッドの上で毎日写真のようにタオルで作られた動物が帰りを待ってくれています。
これがクルーズ名物のタオルアート。キャビンスチュワートが毎晩各キャビンのゲストのために
作ってくれ、毎日部屋に戻るのが楽しみになります。
この写真は犬のようです。目の部分はチョコレートが挟んであります。
私たちの部屋に毎晩置かれていたタオルアートの写真と、航海日にデッキで紹介されていたタオルアートの写真をまとめてみました。
食事を終えた後は、毎日シアターへその日のショーを観に行くのが定番になっていった。
ショーは、Early Seatingの人たちが食後楽しめるように19:30からとLate Seatingの人たちの夕食が
終わる頃の21:30からの2回制。
私たちは後半のショーを楽しんだ。
ダイニングを終え、そのまま同じフロアのシアターに向かうとそこはシアターの2階部分。
小さなシアターだけれど座席はソファタイプでゆったりした気分でショーを楽しめる。
ショーの間の出入りも自由。
ゆったりとした造りになっているせいで、ショーの間に席を立ってもそんなに迷惑には感じない。
ドリンクのオーダーを伺いにスチュワートもウロウロしているし・・・
ピンボケですみません |
ケベックシティを17時に出港。出港直後にはEraly Seatingの方々がディナーに向かうために
お洒落をした人たちがダイニングに向かう。
このあたり時間からドレスコードが適応されるために、船内をカジュアルな格好をした人が少なくなってくる。
例えドレスコードがカジュアルであっても、寄港地で観光をしていたスタイルのままダイニングに向かう人は皆無。
こんなOn/Offの切り替えをすることもクルーズの楽しみのひとつかもしれない。
一旦部屋に戻りシャワーを浴びてディナーに向かう準備。
シャワーを浴びて着替えてから船内をウロウロしたり・・・
でもクルーズでは夜遅くまでいろんな楽しみがある。
そのために慣れてきた頃にはディナーまでは部屋でゴロゴロ休憩することが多くなった。
フニキュレールでローワータウンに戻り、しばし周辺を散策。
セント・ローレンス川沿いの崖下に広がるこの辺りはQuaritier du Petit Chanmplain
(プチ・シャンプラン地区)と呼ばれており、北米で最も古い繁華街。
17世紀後半には既に交易所や貴族の屋敷が立ち並ぶ港を形成していたという。
この写真の奥に見えるフニキュレールの下の駅はミシシッピ川を発見した
Louis Jullietの1683年に建てられた家を改装したものだとか・・・
そんな伝統ある街並みをしばらく散策してみる。
午後のプチ・シャンプランはすっかり観光客で賑わっていた。
メインの通りにはお土産屋さんがたくさん並び、ちょっと外れた道に入ると、
ギャラリーやブティック、そしてちょっとセンスあるお洒落なレストランもちらほら・・・
ケベックシティの崖上にあるアッパータウンと崖下のローワータウンを結ぶのが
Funiculaire(フニキュレール)と呼ばれるトラム。
写真のように45度の急傾斜を往復。
1879年の開業当初は水圧式のケーブルカーだったという。
1907年に電気式に変えられたものの、1945年に火災によって損壊、
翌年の1946年に再構築された。その後、何度か修繕工事を行い現在に至るそう。
長さは64m、高さは59m。観光客にとっての足になるだけでなく、
ここからの港とローワータウンの眺望が人気でもある。
45度の傾斜、実際に乗ってみると見た目よりもかなりの急斜面に感じる。
満員のケーブルカーも、この傾斜の写真を撮ろうと皆が大きな窓にへばりつく(笑)
ケベックシティは中世のヨーロッパの雰囲気を色濃く残す旧市街地と、
近代的な建物が立ち並ぶ新市街地に分かれ、さらに旧市街地は、
セント・ローレンス川の川沿いのローワータウン、丘の上の城塞に囲まれたエリアの
アッパータウンに分けられている。
この街をCaleches(カレーシュ)と呼ばれる馬車が観光客を乗せて走る姿は
街の雰囲気に溶け込み、一瞬タイムスリップしたかのようにさえ思える。
城塞に囲まれた旧市街、城塞の出入り口となる門があちこちにある。
こちらはPrte St Jean(サン・ジャン門)。
フランス文化が色濃く残るケベックシティ。
街角でクレープショップを見つけたのでちょっと休憩。
日曜日ともあってか、街のレストランやカフェはお昼ちょっと前のこの時間。
ブランチを楽しむ方でどこも賑わっていた。
友人からフランス文化が残るケベックシティには美味しいクレープ屋さんがいくつもあると
聞いていたために、休憩がてらクレープを食べようとお店に向かう。
いくつかのお店のリストをもらっており、そのひとつの店に行ってみるとすごい行列。
その行列振りからきっと人気のお店、美味しいお店に違いないと思ったが、
その先にある別のお店に足をはこんでみた。
Au Petit Coin Breton
1029 St-Jean St
Quebec, QC G1R 1R9
+1 418 694 0758
Open Hours
11a-9p Mon-Fri
9a-11p Sat
9a-9p Sun
ケベックシティは北米唯一の城塞都市。
世界遺産にも登録されている。船から見えた丘を囲むようにできている城壁。
その城壁の中が旧市街のアッパータウン、下がローワータウン。
ケベックという言葉は「狭い水路」というネイティブ・カナディアンの言葉通り、
街を流れるセント・ローレンス川の川幅が狭くなる場所に位置している。
まずは港から歩いてPlace Royal(ロワイヤル広場)。
フランス人探検家のSamuel Champlain(サミュエル・シャンプラン)が1608年に
植民地住居を建てたケベックシティ発祥の地。
クルーズ初日の夜はディナーの後に少しだけショッピング。
初日はHolland AmericaやMaasdamのロゴ入りグッズが75%オフってことで、
ゲストはこぞってギフトショップに!私も母とアレコレ買い物。
その後は無事にクルーズがスタートしたことでホッとしたのか、部屋に戻って就寝。
船はセント・ローレンス川をゆっくりと大西洋に向かって航行。
まだリバー・クルーズということで、揺れも殆ど感じられず船に乗っていることを忘れてしまうくらい。
心地よい揺れが安眠を促す。
翌朝、6時前に目を覚まし外の風景はどんなものだろうとガバッと威勢よくカーテンを開けてみると
船がちょうど港に着艇するときで、船底キャビンの私は桟橋で
船の着艇のために働いているオジサンとご対面(笑)
ちょうどお部屋の位置と桟橋の高さがほぼ同じ~~(苦笑)
ここは初めの寄港地、ケベックシティ!
目の前に街の象徴ともいえるフランスの古城をイメージするようなホテル
Fairmont Le Chateau Frontenac(フェアモント・ル・シャトー・フロントナック)が聳え立つ!
(図はクリックで大きくなります)
ローワープロムナードはスタンダード・キャビンのフロア。
キャビンの広さはどの部屋もほぼ同じ。ただ部屋の配置によって、
窓があっても障害物があったり、窓付きのキャビンでもバスタブがなかったり、
少し広めのお部屋はソファがベッドになったり、あるいは2段ベッドもあって
4人使用が可能だったりもします。
また車椅子の人でも使用しやすいように広めに設計、そしてバリアフリーのお部屋などもあります。
そしてこちらのフロアで紹介したいのはこちら・・・
客室をぐるっと取り囲むのはデッキ。
寒いエリアの航行中でもデッキチェアに置かれたブランケットを羽織って寛いだり、
船が南下するにつれ日光浴をする人も増えてきます。
(図はクリックで大きくなります)
7階に位置するプロムナードデッキ、こちらも8階のアッパー・プロムナードと同様に
共有施設が揃っているフロア。こちらは大小様々な大きさのお部屋があり、
船内でのイベントの会場として利用されたりする。
吹き抜けのアトリウムのそばにはレセプション。ホテルのフロントの役割。
日本語が通じなくても、片言の英語でも丁寧に対応してくれます。
ちょっとでも不安があればフロントに出向いて確認を取れば安心。
フロント横には寄港地で催行されるツアーデスクなどがあります。