ベニエとチコリ入りコーヒーで満足した私たちは、ちょっと街中散策を・・・
といいつつ、観光名所よりもウィンドーショッピングのほうが断然多かったんだけど・・・

一応、名所と呼ばれるようなところの写真撮影だけでも・・・

まずはジャクソン広場。
１７２１年に練兵場として作られた広場で、当時から町の中心としての役割を果たしていた場所。
その奥にそびえ立つのが、上記の写真のセントルイス大聖堂。



アメリカ最古の大聖堂と言われている。


この広場中央にはアンドリュー・ジャクソンの騎馬像が・・・
第７代アメリカ大統領、庶民から初めての大統領として知られる一方で、ネイティブアメリカンの大虐殺や黒人奴隷に対する締め付けも相当厳しいタカ派。白人のための民主主義を行使した大統領。南部の（白人）からは英雄とされている彼。そのためか、南部には彼の名前から取ったジャクソンという地名も多い。





こちらは１８４９年に建てられたアメリカ最古のアパート、ポンタルバ・アパート。
設計者はポンタルバ男爵夫人。財力、能力をともに持ち合わせた彼女は
まだ男尊女卑があるこの南部の土地で、フレンチクオーターの最高の場所に
最高の資材を使って当時の最新の設備を備えたアパートを設計し、現場監督としても立ち会った。

フランスの男爵夫人、フランスの社交界がそのままニューオーリンズに持ち込まれているような状況下、しかも南北戦争前という時代にこんな女性がいたなんて・・・





２００年以上もの歴史を持つアメリカでもっとも古い市場、フレンチマーケット。
もともとはチョクトー族の交易所だった場所。観光地のマーケットやスーパー好きは私は
楽しみにしていたが、あいにく工事中。奥のほうでちょっとしたお土産だけが売られていたが、
通常は生鮮食品から雑貨、生活用品となんでも揃う場所のようだ。


こちらはニューオーリンズでも一番有名な幽霊屋敷。
観光客相手のゴーストツアーでは必ずコースに組まれているとか・・・

このアパ―トにまつわる伝説とは・・・

社交界の華とも呼ばれるような絶世の美女が、父親から１８３１年にこの家を譲り受け、
夫と共にこの家に住んでいた。 ２年後のある日、奴隷の少女がムチを手にした彼女に
追い回され、屋根に追い詰められた少女は足を踏み外し落下死。

その翌年は、この家お一室が火事になり、近所の人が助けに行くと、
その部屋には７人の奴隷が手足を鎖で繋がれ、しかも餓死寸前の状態で発見された。

その後、持ち主の彼女はニューオーリンズから去ったが、この家からは夜になると
ムチの音やうめき声が聞こえるとか、鎖につながれた男性がバルコニーを歩く姿を見たなどと
噂が絶えず、その後１０年ほど空き家になっていた。

それから屋敷をアパートとして改装しようとした際、床板の下から生き埋めにされた７５体もの
遺体が発見されたともいい、今でも怪奇現象が起きるという。

ちょっとした霊感が（昔は）あった私、このアパート近くに行くと
異様に息苦しい様なでもなにか吸い寄せられるような・・・
そんな気分になり、写真は撮ったもののすぐにその場を立ち去った。







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