夜のバーボンストリートはとっても賑やか。
みんなシガーやたばこを吸いながら、お酒を片手にブラブラしている。
ミーハーな私もニューオーリンズのカクテルハリケーンをのみながらブラブラする。
写真はイメージ、飲み歩きなので実際はプラカップ |
カクテルのハリケーンはダークラムベースに、レモンジュースと
パッションフルーツシロップでできたカクテル。
昼間は夜のようなにぎやかさはほとんどない。
土産物屋ではマルティグラやブードゥー関連の商品を扱うギフトショップや
男性が喜びそうなお店が昼間のバーボンストリートでは異様に目立つ。
もちろん営業のメインは夜だろうけど・・・
街の広場にはニューオーリンズゆかりのミュージシャンの像が・・・
左から
Antoine "FAT" Domino : ニューオーリンズで生まれたR&B、R&Rのピアニスト
Al "Jumbo" Hirt : ニューオーリンズ生まれのトランぺッター
Pete Fountain : ニューオーリンズベースで活躍したクラリネット奏者
こんな昼間の光景がよるになると、あちこちのライブハウスから
様々な種類の音楽が聞こえ、通りすがりの人は外でその音楽を楽しんだり、
お気に入りの音楽が見つかればライブハウスに入ったり・・・ そんな楽しみ方をしている。
酔っ払っていい気分になっている人もゴロゴロ。
街には警察もあちこちにいるため、若干安心ではあるが、
エリアによっては危険区域もあるので注意が必要とのこと。
この日、母と最後の夜をブラブラ楽しんでいると、
バーボンストリート沿いのホテルのベランダから私に向かって大声で
「Show us your tits!!」
と叫ぶ若い子たちがいた。手にはビーズのネックレスを持ち、
ネックレスをあげるから~~と叫んでいる。
周囲の人たちも笑って私たちを見ている。
「No wayyyyyy! マルティグラじゃないんだから~。ウチのママのはどう?」
と叫び返したら、彼らも周囲も大笑い。わからないのはウチの母親だけ(笑)
母に後からその話をしたら、
「ネックレスがお土産になるんだから見せれば良かったのに・・・
アナタのじゃ、何の価値もないけどビーズのネックレスの
価値があるって認めてくれたんだし。
それにしても母親を売るなんて酷い娘ね~」
と・・・。 どちらが酷いんだろう?? まあ、やっぱり私たちが母娘だって認めざるを得ないなぁ。
いよいよニューオーリンズとはお別れ、
いや南部とお別れか・・・
私にとっても母にとっても、とても印象深い旅行となった。
食、音楽、そして人権問題・・・ 考えさせられることも、楽しむことも、
全てを含めて充実した南部周遊。
いつかまた訪れたいなぁ。
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