◆ 音楽・食を楽しむアメリカ南部 (Sep. 2007) USA - Louisiana

74. バーボンストリート

木曜日, 9月 13, 2007Coyote



夜のバーボンストリートはとっても賑やか。
みんなシガーやたばこを吸いながら、お酒を片手にブラブラしている。
ミーハーな私もニューオーリンズのカクテルハリケーンをのみながらブラブラする。
写真はイメージ、飲み歩きなので実際はプラカップ

カクテルのハリケーンはダークラムベースに、レモンジュースと
パッションフルーツシロップでできたカクテル。



昼間は夜のようなにぎやかさはほとんどない。
土産物屋ではマルティグラやブードゥー関連の商品を扱うギフトショップや




男性が喜びそうなお店が昼間のバーボンストリートでは異様に目立つ。
もちろん営業のメインは夜だろうけど・・・




街の広場にはニューオーリンズゆかりのミュージシャンの像が・・・
左から

Antoine "FAT" Domino : ニューオーリンズで生まれたR&B、R&Rのピアニスト
Al "Jumbo" Hirt : ニューオーリンズ生まれのトランぺッター
Pete Fountain : ニューオーリンズベースで活躍したクラリネット奏者

こんな昼間の光景がよるになると、あちこちのライブハウスから
様々な種類の音楽が聞こえ、通りすがりの人は外でその音楽を楽しんだり、
お気に入りの音楽が見つかればライブハウスに入ったり・・・ そんな楽しみ方をしている。




酔っ払っていい気分になっている人もゴロゴロ。
街には警察もあちこちにいるため、若干安心ではあるが、
エリアによっては危険区域もあるので注意が必要とのこと。


この日、母と最後の夜をブラブラ楽しんでいると、
バーボンストリート沿いのホテルのベランダから私に向かって大声で

「Show us your tits!!」

と叫ぶ若い子たちがいた。手にはビーズのネックレスを持ち、
ネックレスをあげるから~~と叫んでいる。
周囲の人たちも笑って私たちを見ている。



「No wayyyyyy! マルティグラじゃないんだから~。ウチのママのはどう?」


と叫び返したら、彼らも周囲も大笑い。わからないのはウチの母親だけ(笑)
母に後からその話をしたら、


「ネックレスがお土産になるんだから見せれば良かったのに・・・
アナタのじゃ、何の価値もないけどビーズのネックレスの

価値があるって認めてくれたんだし。
それにしても母親を売るなんて酷い娘ね~」



と・・・。 どちらが酷いんだろう?? まあ、やっぱり私たちが母娘だって認めざるを得ないなぁ。


いよいよニューオーリンズとはお別れ、
いや南部とお別れか・・・
私にとっても母にとっても、とても印象深い旅行となった。
食、音楽、そして人権問題・・・ 考えさせられることも、楽しむことも、
全てを含めて充実した南部周遊。
いつかまた訪れたいなぁ。




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