◆ 音楽・食を楽しむアメリカ南部 (Sep. 2007) USA - Tennessee

23. ビールストリートでライブ!

月曜日, 9月 03, 2007Coyote



メンフィスに来たならやっぱりライブを聴かないとね。

ブルースの発祥の地、そしてロックンロール、R&Bと音楽が街に溢れている。
それもこの土地自体が長い歴史で黒人と白人が共存している・・・そんな理由からか
いろんなスタイルの音楽がこの町から生まれている。

町のなかにはビールストリートという有名な通りがある。



数百メートル程度しかない一本の道。

昼間はなんてことない道。




この通りにはメンフィス名物のBBQリブのレストランやらバー、ライブハウスが並ぶ。
そんな通りが賑やかになるのは夕方から・・・
殆どのお店も午前中はClose!!

歩道をよく見るとハリウッドなんかにあるようにミュージシャンの名前を刻んだプレートが・・・





左が「ブルースの父」といわれたW.C.ハンディ、右がアル・グリーン




お店のネオンが灯るころに観光客たちが続々と集まってくる。
通りも車両進入禁止の歩行者天国になる。
街頭にはお酒を売るお店もあったり、バーの入り口でも持ち帰りのお酒を売っている。




公共の場での飲酒がうるさいアメリカでも、メンフィスやニューオリンズ、ラスベガスなど
いくつかの都市では飲酒がOKなんだよね~。

ライブハウスがいくつもあって、通りを歩いていてもたくさん音楽を楽しめる。
チャージを取るお店もあれば、食事や飲み物を注文すればOKみたいなところもある。
時には有名アーティストなんかもライブをやっていたりするんだって!


私たちはお腹も空いたということで、メンフィス名物のBBQと音楽を同時に楽しみたいと
向かったのはベタだけど「B.B.キングのブルースクラブ」




まだ8時前ってこともあってか、お店には人もチラホラ。
入り口でチャージ料を支払ったら「お店のクローズまで何度でも出入り自由よ!」とのこと。







ゆっくりビールにおつまみのフライドトマト、そしてBBQリブをつまんでいたら
ライブが始まった。


音楽も最高!!
有名ライブハウスとあって、それなりのミュージシャンが演奏してるとは聞いていたけど
やっぱり生の音楽はいいね~!

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9時を過ぎた頃にはお客さんもいっぱい。
ステージ前のフロアで踊る人も結構いたよ。




お店を出てみると外はかな~り賑やか!
まさに「夜はこれから♪」って感じ。

イメージ 11



メンフィスって実際のところ、あまり治安は良くないらしい。
でもこのビールストリートだけは観光客で賑わって、夜中だろうと全然OK。
運よく泊まっていたホテルもビールストリートから1ブロック程度で徒歩で帰れたよ。
路上でも演奏してる人が沢山いるし、公園でもライブをやっていたり・・・


途中で通りにあるお土産屋さんに入ったら、お店のおっちゃんが
「日本人かい?隣のライブハウスに日本人女性のミュージシャンがいるんだよ」
とわざわざ私たちを隣のお店に連れて行ってくれた(笑)
あいにく、彼女は休憩に入ってしまっていて会えなかったけれど
日本人ミュージシャンもこの町で頑張っているんだ~と思ったら嬉しくなったね。


そういえば、忌野清志郎と中島美嘉がこのメンフィスの名誉市民なんだって・・・


念願のメンフィスでライブを聞くことができて大喜びの私。
母も音楽には詳しくないものの、どんな音楽でも聴くタイプ。
ここのライブもかなり気に入った様子♪
そして母はここのBBQリブもかな~~~りお気に召したようで大満足でお店を後にした。





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