これなんだと思いますか?
ニューオーリンズや他南部で見られるお墓です。
海抜が低く、水害に会いやすいニューオーリンズの地域では、
墓地の殆どを土葬にするのではなく、地上に埋葬室を作って葬っているそう。
地下水位も低いこの土地では、雨が降っただけでも地下に埋めた棺の場合、
浮き上がってしまうそう。そんな理由から、地上に埋葬するようになったという。
そのお墓だが、まるで色のような作りでデザインも様々。もちろんsの墓の豪華さがその権力を示すものでもあるのだが・・・
この写真を見ればお墓の大きさが想像つくだろう。
とにかくデカイ! 墓地に行って迷子になったら完全に迷路、探すのも大変ではないだろうか。墓地にもいろいろなデザインがあるらしい。
<アーチ型墓地>
アーチ型の屋根が特徴で、通常はレンガ造り。
<ボックス型>
天井と壁がなく、床のみで構成。
しかし墓の深さは1.5メートルほどあり、一見ン地面の下にあった墓地が浮き上がってしまったように見せかけることで、盗掘を防ぐためのスタイルだったともいわれている。
<地上埋葬法>
石やレンガ、漆喰などに囲まれ、この上に建て直したり
繰り返して使用できる墓のようです。
<パラぺット>
前面のみに屋根を付けたタイプ。
<ペディメント>
墓本体の幅よりも幅広の屋根をもち、屋根は三角屋根の形。
<勾配の屋根の墓>
屋根が登板し、突起した三角屋根。
<ピラミッド型>
ピラミッドのような三角形だが良く見ると屋根に勾配がついているパターンが多い。
<石の棺タイプ>
名前の通り棺を石で創り上げたタイプ。
棺を表彰台や何かの大に見立てた台に乗せた石の棺タイプ。
<テンプルタイプ>
小さな建物ほどの規模の大きさのもの。
クラシカルな寺院などのスタイルや装飾を用いる。
<柵がついたタイプ>
ニューオーリンズならではの、レースの柵を墓に着けたタイプで、ゲートのように用いているもの。
その他にも記念碑を見立てたものや、窓やドアを付けてまさに家そのもののような形をしたものも見受けられる。
しかし所得が少ない人たちなどは、このようなロッカータイプの墓を利用するらしい。
こちらは2年ほどすると遺体はどこかに移され、次の遺体と交換するという。
またニューオーリンズでは葬儀がとても派手だという。
葬列の際にはブラスバンドが音楽を奏でて、遺族の悲しみを和らげるというが
埋葬行進曲などの暗い音楽ではなく、かなりポップな音楽。
特に音楽家の葬列などはかなり派手のようす。
ちょうど歌手のJuanita Brooksの葬列の様子があったのでUPします。
後半から特に派手になるので、お時間がある人、興味がある人はぜひご覧ください。
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