クラークスデールを後にし、向かうはテネシー州のメンフィス。

クラークスデールからＵＳ－６１、またの名を「ブルースハイウェイ」を通って向かう。

そこそこ交通量もあるこの道。
ミシシッピ州では綿花畑に囲まれ・・・

これぞディープ・サウスだ！と一人で感激。
綿花畑に囲まれながらも、実際の綿花を見たことがない私。
車を路肩に停めて写真をパチリ♪

コットンボールという名の通り、丸い玉なんですね。
話では聞いたり写真等で見たことはあったけれど、実物をみて妙に感動。

途中でレストランで腹ごしらえ。

クラークスデールのShack Up Innでお隣に泊まっていたハーレーのご夫婦が絶賛していたレストラン。
南部の家庭料理が食べられるお店で、奥様は世界一美味しいお料理を食べさせてくれるのよ～！と。
ご主人はすぐさま「世界一とは言わないけれど、確かに美味しいよ」と。

奥様お薦めは、フライドグリーントマトとピーチコブラ。
せっかく薦めてくれたんだから寄らないと！

お店は６１号沿いにありました。

Bulue & White Restaurant
1355 US Highway 61 North
Tunica, MS 38676
662-363-1371,

地元の人たちで賑わう・・・そんなレストラン

実は初めに通ったときは朝食時間で満席。
私たちもしっかり朝食を取ってしまったために先に別の用を済ませ
ランチぐらいに戻ってきた。

でもランチも終了間近ですっかりお客さんもいなくなって、スタッフもお掃除の準備。
それでも珍しいアジア人登場でクローズする直前だったにも関わらず
「ゆっくり食べていって！」と快く迎え入れてくれた。

お店の中はこんな感じ。

で、注文したのはこちら～～！！

フライドチキン？？
いえいえ、こちらは「カエルの足」
カリッと揚げられたカエルの足は、チキンよりも臭みもなくて身も柔らかくて絶品！
実は私、子供の頃からカエルのフライが大好きだった・・・（笑）

でもこの足、でかすぎ～～！
日本で食べるカエルなんて本当に一口サイズ。
フライにして足の大きさがこれだけあるって、実際の大きさはどれくらいだろう？と想像すると
恐るべし、アメリカのカエル！

ちなみにカエルも南部の代表的料理。

添え物にあるのが「フライドグリーントマト」
映画の「フライドグリーントマト」を見てから一度食べてみたかったもの。
去年アトランタで食べてからすっかりファンに！
フライなんだけど、甘酸っぱいトマトのせいかサッパリした味わい。
でも普通のトマトの青いものを使っているのではなく、
元から青いトマト？を使用しているとかで、熟し切れていない酸っぱさとはまた違う。
そして、ハーレーの奥様が絶品と言っていただけあって、確かにここの
フライドグリーントマトは美味しかった！！

母曰く
「こっちで毎日のようにフライものを食べているけれど、全く胃にもたれない。」

そう、ディープフライと言いながらも、時間が経って冷めてしまってもまだカリカリ感が残っている。
何度かフライを食べ残して持ち帰りもしたけど、後から食べても十分美味しかった（笑）
ＫＦＣなんかのフライドチキンなんかは時間が経つと油がギト～って滴り落ちるでしょ？
アレが全くと言っていいほどないの。揚げ方や油が違うのかな？

そしてデザートにこれまたハーレーの奥様ご推薦のピーチコブラを注文したら
なんと売り切れ！！

結局お店の人お薦めのピーカンパイを。
南部にはピーチコブラを始め、ピーカンパイ、キーライムパイ、ブレッド・プディングなど
名物デザートが多くある。今回の旅ではこのデザートも目的のひとつ（笑

サーブしてくるときにお店に人に「パイは温めるか？」と聞かれた。
ピーチコブラもピーカンパイも温めたもののほうが好きな私は「もちろん！」と答えると

「いい選択だわ、絶対にアツアツが美味しいものね！」と。

アツアツのパイにフォークを入れると中からトロ～っとしたソース？が出てくる。
キャラメルソースとも違う、多分サトウキビのケーンシロップから作られたようなソース。
確かに甘いけれど一度食べたら病みつきになる味。

アメリカン航空で最近デザートにピーカンパイが出てくるけれど、こちらは激甘！

いやーー、やっぱり南部はお料理が美味しくてたまりません！
お腹いっぱいでも「この旅行でしか食べられない！」と思って、
キチンと毎日三食しっかり食べていました。