アイスクリーム好きの私は、冷蔵庫にはいつもなにかしらのアイスクリームが入っている。
もちろん旅行に行っても、ちょこちょこアイスクリームを食べている。
その中でも Ben & Jerry's のアイスクリーム、特にこの Cherry Garcia が結構好き!
他のアイスクリームのブランドに比べて特別美味しいってワケでもなく、
初めはスーパーに並んでいるパッケージが可愛いからって理由ぐらいだったんだけど、
数年間にこの会社のことをなにかで読んでから、余計にファンになってしまったってワケ。
この会社は社名のベンさんとジェリーさんという幼馴染の二人が共同創業者。
この二人が何か一緒に楽しく働けたらという理由で、$5の通信講座でアイスクリームの作り方を学んだのが始まり。その後、お店をオープンするに辺り市場調査をした結果、平均年齢が若く学生人口も多いバーモント州のバーリントンに1号店を出したのが1978年の5月5日。
ひとつ買うともうひとつサービスをしたり、寒い町バーリントンならでは「気温x度以下になったらxセントオフ」「母の日はお母さん無料」などいろんなキャンペーンを用いたという。そしてこの会社には「商品」「社会」「経済」と3つの使命があると言われている。
絶対的な商品への責任をもち、零細酪農家を支援するために地元バーモントの酪農家からのみ。原料を買いつけ商品を作り上げ社会(地元)に貢献し、従業員に報い、将来のための研究も怠らずにいるためにも適正な価格を設置しているという。
これ以外にも、通信講座から始まったこの共同事業が今や世界でも名の知られたアイスクリームメーカーに成長した理由がたくさんある。この会社の経営理念などは、いろんな会社や起業家たちからも参考にされることが多い。また「米国の良心」とまで言われたブランドでもある。
こんなアイスクリーム屋さんのBen&Jerry、創業されたバーリントンの近くのウォーターバリーに
工場があるってことで、ちょっと立ち寄ってみた。
工場といいつつも観光名所にもなっているこの場所は、平日にも関わらず広~~い駐車場は
ほぼ満車。何台ものの観光バスも立ち寄るようで、工場見学ツアーは混みこみ。
私と母は工場見学はパスしてとりあえずアイスクリームを食べることに。
Chocolate Peanut Butter Swirl
名前の通り、チョコレートのアイスにピーナッツバターが入っている、
カロリーがメチャ高そうなものをチョイス。
しかもこのサイズでシングル!!
お気に入りの Cherry Garcia と悩んだけど今回はこちら。
母はこのアイスの大きさに驚き、自分は注文せず私からちょっとだけつまみ食い。
母の驚く様をみていたとっても可愛らしい小柄のおばあちゃん2人組に話しかけられた。
「どこから来たの?」
「日本よ」
「このアイスの大きさ、ビックリした??」
「そうね~、私の国ではシングルサイズって言ったら1スクープだけよ。
これじゃトリプルぐらいのサイズだわ」
「なるほど!それじゃあ驚くのも無理ないわね。
だから日本人はみんなやせてるのかしら?」
「あはは・・・でも私個人的にはアイス大好きだから
これくらいの量を食べられれば嬉しいわ!」
(心の中では「こんなに食ってりゃデブにもなるわ!」)
「でも、アナタ!こんなの毎日食べてれば
アノ人たちみたいに簡単になっちゃうわよ~~」
そう小声で言いながら目は傍の巨体軍団を見ていた。
(おばさんたちは小柄で二人でカップのシングルサイズをシェアしていた)
でもアメリカ人って本当にアイスクリーム好きだよなぁ。
おじいちゃん、おばあちゃんだろうが、都会でもスーツを着たサラリーマンが
アイスクリーム食べながら(それも一人で!)歩く光景なんて普通だったりする。
この日、ここに来てたのは何故かおじいちゃん、おばあちゃんが多かった。
どこかの敬老会のツアーであったのだろうか?
そんな歳の人たちが平気でダブルとかを注文しているから驚き!
この写真は敷地内にある墓地。
これまでにBen & Jerry'sですでに発売中止となってしまったフレーバーの墓地!
墓碑?にはそのフレバーの説明と発売期間が記されている。
なんともユニークで可愛いアイデア。
でもその中にはもしかしたら商品に対しての情が深く込められているのかもしれない。
Ben & Jerry's Icecream
1281 Waterbury-Stowe Rd
Waterbury, VT
802-882-1240
www.benjerry.com
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